名護市辺野古の新基地建設で市民の抗議行動が続く本部港塩川地区で、大型車両の往来を妨害する行為に過料を科す可能性があると警告する看板が設置されたことを巡り、県は24日、看板を撤去する方針を示した。港湾を往来するダンプと市民との事故防止の目的で設置したが、市民団体側と同日面談し、安全に抗議行動することが確認できたためという。面談前には市民約80人が県庁1階ロビーで看板撤去を求める抗議集会を開き、一時緊迫した。(政経部・東江郁香)

 集会でオール沖縄会議現地闘争部会の山城博治さんは、玉城デニー知事が新基地建設反対を掲げていることを挙げ、...