交通事故16

日目、病院で診て病もらえず17日目。

相手が100%悪い大きな交通事故にあった。

 

 

 

救急搬送された隣の市の改めて書いた紹介状を持ち

別の総合病院で診てもらえると思ったがまたしても受診拒否。

 

 

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物凄いストレスだ。

ロックを大声で歌った。

 

 

交通事故の激痛などに耐えている。

 

体が激痛で耐えるのはいい。

 

1番のストレスは

全てを自分1人でしなければならない事。

 

保険の手続きも、病院探しなども。

 

1番辛いのは入院している認知症の母に逢えないこと。

 

少しはゆっくりしたい。

私だってゆっくりしたい。

 

突っ走る人生で破天荒な人生。

ゆっくりさせてくれなのは神か悪魔か分からない。

 

 

何とかシャワーを浴びた。

 

ストレス発散に無理して気力で

掃除と片付けをするかと思ったりもする。

 

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俺は元カノも元妻もだが顔で選ばない。

 

今の俺の彼女は過去No1で美人でスタイルもいいけれど。

 

俺も彼女も実年齢より若く見える。

俺は20代に見られる。

 

彼女と初めて出逢った時は驚いた。

こんなに美人でスタイルがいい人がこんな田舎にいるからだ。

 

 

という彼女も

「えー!!聞いてないんですけどー!!何このイケメン!!」

と叫びながら俺の周りをカニ歩きしながら回っていた。

 

 

その時点で天然だと分かった(笑)

 

「若い時はもっとモテたでしょ?」と聞かれ

 

「若い時はモテはしたよ。女性の方から声をよくかけられたよ」

 

 

「どんな風に声をかけられたの?

バレンタインはチョコレートは何人だったの?」

 

「歩いていたら知らない女性から

一緒にご飯食べにいきませんか?とか。

 

チョコレートは13個はあったかな。

 

でも俺は自分がイケメンだとは思わない。

身長が180センチあるから得してるだけかな」

 

彼女は180以上あると言った。

若い時に188センチの彼氏と付き合っていたらしい。

 

「ねぇ?会社の健康診断の時だけ

身長が縮んで180センチになっているんじゃない?」

 

 

と言われた時は思わずコーヒーを吹いて大爆笑してしまった(笑)

やっぱ天然だなと思った。

 

 

という彼女も若い時は特にモテたらしい。

大学でファンクラブが出来たり

1日で最高12人にこくられたりしたらしい。

 

モデルやキャンギャルをしていたのも頷ける。

 

逢えば逢うほど好きになり

共通点が沢山分かる一方。

 

音楽はロックが好きで感性が似ていてロマンチスト。

お洒落が好きで料理も好きなこと等など。

 

俺も彼女も変り者。

 

彼女は線維筋痛症などの病気を沢山抱えている。

だから病気が嫌だったらハッキリ言ってねと言われた。

 

「大丈夫だよ。病気は関係ないよ」

 

まだ線維筋痛症の本の出版をする前だった。

 

俺は線維筋痛症や膠原病、パニック障害、PTSD

などを調べ尽くした。

敢えて彼女には言わなかったが。

 

「私、フェチがあるの。

ほくろ、筋肉、香り。

でもね?ほくろは女性もなの多い人が好き」

 

 

「ほくろはあまりないかな。顔も殆どないし。

胸元にあるのはあるけど。背中にあるのかな。

筋肉はあるよ。腹筋はこう見えて6パックだから。

 

香りって、どんな香り?」

 

 

「香りは甘い薔薇みたいな香り。

こればかりは付き合わないと分からない。

 

すっぱ系だったらどうしようと思う。あはは!」

 

すっぱ系

 

凄い感性だ(笑)

 

「すっぱ系ってどういう事?」


「ミツカン酢みたいな感じ。

食べ物としてはミツカン酢は好きだよ」

 

「俺がすっぱ系だったらどうしよう。

確認のしようがない。子供に頼るしかないのか!?」

 

彼女が吹いて大爆笑した(笑)

 

「パパ!すっぱ系だよ!って言われたらどうするの?

あはははは!!

パパはミツカン酢の臭いがすると言われたら

なんて答えるの?あはははは!!」

 

「ん~難しい質問だね」

 

 

「あはははは!真顔で言わないでよ!」

 

俺が吹いて大爆笑してしまった(笑)

 

難しいい問題では決してない(笑)

 

「ポマード系もいやだなぁ」

 

 

「それはない自信があるよ。

って、そんな自信があるという俺がおかしいのか

たんちゃんがおかしいのか分からない」

 

 

彼女は爆笑しながら

「ねぇ?〇〇くんもかなり天然だよね?」

 

「俺は天然じゃないよ。変わっているけど」

 

 

 

俺が人生で初めて自分から告白したのは彼女だけ。

 

何と告白しようかと言葉をずっと考え続けたが

月並みな言葉となってしまった。

 

彼女は嬉しい!ありがとう!!と言ってくれた。

 

あぁ彼女になってくれた。

手を繋いで歩けると思った瞬間抱き着いてくれた。

 

意標をつかれ驚いた。

 

「大好きなの!出逢った時から大好きなの!

内面の方がイケメンな所も大好きなの!」

 

彼女はド派手だが内面と敢えてギャップを作っている。

 

とてもじゃないが男性に甘える風貌に見えない。

しかし世界で唯一甘えられるのは彼氏1人で素敵だと言っていた。

 

 

「抱き着いてくれて嬉しいけど、場所を考えよう?」

 

「なんで?」

 

これまた困った子だ(笑)

 

「人が見てるでしょ?」

 

「それで?」

 

これは凄い(笑)慌てて車を移動させるためにドライブした。

 

 

でも俺と付き合うようになり

シンプルなファッションをするようになった。

 

 

20代の時に40歳になったら

Gパンに白いワイシャツのファッションにする予定だったらしい。

派手なファッションもするけれど。

 

 

ドライブしながら

車の中で隠れてキスしようという音楽を思い出していた。

 

彼女がきつくなってきたと言い始めて

慌てて彼女の家に戻った。

 

 

抱きしめて

「大丈夫?痛い?それとも痺れているのがつらい?」

 

「ごめん!!俺が間違った!!薬!!」

 

俺は彼女が薬を飲む時間を把握していたが

よりによってこの時間の薬タイムの

アラームが消音になっていて気づけなかった。

 

 

薬を飲み15分位したら楽になってきたと言ってくれほっとした。

 

抱きしめてキスをした。

 

「あまい香りがする。〇〇くんは薔薇の香りがする」

 

ソファーがないからベットにお姫様だっこして運び

一緒に横になり腕枕をした。

 

顔を互い見ながら笑顔だった。

 

髪の毛を撫でてあげると嬉しいと言いながら

俺の前髪を上げた。

 

額を見せた方がカッコいいのにといつも言う。

 

心臓がバクバクしていた。

 

別のある日は思わず言った。

 

「わぁ俺の腕の中にたんちゃんがいる!!幸せ過ぎる!!」

 

「きゃあ!嬉しい!そう言ってくれるだなんて!鼻ちゅう!!」

 

俺の鼻に鼻をくっつけてきた。

 

髪の毛を撫でながら

 

「どうしてこんなに綺麗なの?」

 

前髪を上げられながら

 

「どうしてこんなにイケメンなの?

モデルにもなれると思う」

 

 

俺が寝込んだ日にすぐに駆け付けてくれた事があった。

 

本当は自分が激痛だというのに。

 

一生懸命看病してくれた。

 

「ありがとう。もう大丈夫。たんちゃんおいで」

 

両手を広げた。

 

いつも通り俺に抱き着き俺が抱きしめた。

 

「時間が止まればいいのにという言葉を

1番最初に言った人は誰なのかなぁ。

外国の人のように感じるの」

 

「俺だよ!!目の前にいる、この俺」

 

「うわぁ!そんなところも大好き!!」

 

 

俺の誕生日が近づいたある日。

彼女に電話した。

 

「たんちゃん?俺の誕生日に

材料を持って行き俺が料理してあげたいんだけど

夜に行ってもいい?作りたてが美味しいから」

 

「うわぁ!すごく素敵な感性!嬉しい!やっぱり大好き!」

 

ゆうりんちーを作った。

 

「美味しい!!」と食べてくれた。

 

誕生日は焼き鳥屋とホテルをおさえてくれていた。

障害者年金が入った後だから気にしないでと言ってくれた。

 

 

大好きな生ビールをジョッキで一杯飲んでと言ってくれた。

 

俺は10杯飲むと話した事があった。

 

しかし6杯飲み終えた時に

「ごめんね。このお店の背もたれのない椅子に

座るのはもう限界がきてしまった」

と言うから慌てて会計を済ませようとした。

 

するとこっそり囁いた。

「〇〇くんのバックにこっそり私の財布を入れたの。

だからそれで支払って?

私は〇〇くんを男性としてたてたいから支払って」

 

その配慮が凄いと思ったし嬉しかった。

 

しかし俺は鼻から彼女に出させないし

俺が払うとしか思っていない。

 

 

 

 

その足で彼女がおさえていたホテルにいった。

 

ぐったりした彼女はベットで眠り始めた。

 

そぉーっと俺の腕を通し

抱っこと腕枕を合体させた姿勢にした。

 

俺も眠った。

 

すると起こされた。

 

「ごめんね。寝てしまってた。

恥ずかしいけど初めて一緒にお風呂に入る日」

 

「たんちゃん?寝起きが1番痛いよね?

お風呂は今日一緒に入らなくても大丈夫だよ?

いつだって入れるんだから」

 

 

「やさしいな」

 

「こっちおいで。抱っこして腕枕するから」

 

初めて一緒にケーキを食べた時に

 

あーんと言いながら彼女の口に運んだ

「哀川翔みたいで大好き!」

 

ソフトクリームを食べれば口についたまま

拭いてあげると子供のように喜ぶ。

 

初めてスッピンをみたとき恥ずかしがった。

 

「うわぁ!かわいい!メイクもいいけど

俺はスッピンの方がいいかも」

 

 

外でのデートをしても

俺か彼女の家で休憩が必要な病気な彼女。

 

 

何度一緒に横になりキスして抱きしめたんだろうか

 

 

彼女は

 

「世界でたったひとりだよ?

こうしてキスして抱きしめ合うひとは。

素敵だと思わない?」

 

とよく言う。

 

「言われてみたい言葉があるの」

 

俺はすぐに言った

 

「愛している」

 

「わぁ言ってくれた」

 

 

走馬灯のように記憶が駆け巡る

 

こんなに頑張って生きて来たのに

どうして交通事故にあい苦しむ事になったのだろうか。

 

俺に出来る事はなんだろうか。

 

彼女の前では絶対泣かない。

 

でも一人になると泣いてしまう俺。

変わってあげたくても出来ない。

 

 

ある深夜、ラインが入った。

 

「私の事で悩まないで。

私は〇〇くんが横にいてくれたらそれで十分なの」

 

俺が送ったライン

 

「愛している」

 

 

※この記事は時間差があります。

苦しくて激痛で辛くてたまらずこの記事を書きました。

実話です。

 

 

 

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みなさんが楽しい夢を見れますように。

 

線維筋痛症ランキ

 

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