▽辺野古移設工事に従事する運転手
「(港への)搬入は朝7時から11時ごろがピーク。現場の安和港には150台ほどが1日に出入りする。警備員は通常5人から6人で、今日も同じくらいだった」

「現場には移設工事に抗議する人が4人ほどいた。トラックは10トントラック。出口付近は通常徐行で国道に向かって左折し、鉱山に新しい土砂(石材)を積みに行く」

この運転手は、日々危険を感じることがあったと証言した。

▽辺野古移設工事に従事する運転手
「1年程前に警備会社が変わり、土砂搬入のスピードアップを図って無理な誘導が増えていた。いわゆるヒヤリハット事例が何度もあった」

この運転手が、事故当時の様子を目撃した別の運転手から話を聞いたところ、ダンプトラックは「何かに乗り上げたような動きをしていた」そうだ。

そして、この事故は「起こるべくして起こった」と話す。

▽辺野古移設工事に従事する運転手
「工期のスピードアップの指示が上からあったようで、危ない事案が増えた。ただ事故の責任は運転手が問われるということで、大半の運転手は無理な誘導に従っていなかった」

「人がまだいるのに進行させるため、事故になりそうなことが何度もあった」

警察は、「ダンプトラックが左折する際に、道路上にいた2人を巻き込んだ」と発表していて、今後さらに詳しく事故原因を調べるものとみられる。