以前購入したThinkCentre M715q TinyやM75q-1 TinyにはWindows 10 Homeがプリインストールされている。
メーカー製PCではマザーボード内にプロダクトキーが埋め込まれているため、通常通りにWindows 10のインストールUSBメモリを作成すると自動的に埋め込まれたプロダクトキーに対応するエディションがインストールされてしまう。ちょっと不便。
以下で紹介するひと手間だけで各エディションを選んでインストールすることができるようになるので解説する。
インストールUSBメモリを作成する
こちらからMediaCreationToolをダウンロードし実行。
通常通りにインストールUSBメモリを作成しておく。
何を使用しても問題ないが、8GB以上のUSBメモリを用意しよう。
16GBも32GBも値段にほとんど差がないので、大容量のものを買っておくことをおすすめする。
ei.cfg を作成する
[EditionID] [Channel] Retail [VL] 0
上記文字列をコピーし、メモ帳等でテキストファイルとして保存。
ファイル名をei.cfgに変更する。
拡張子を表示していない人はei.cfg.txtになっていることがあるので注意すること。
ei.cfg を配置する
何も変更していなければx64のみ、もしくはx86のみのインストールUSBメモリを作成していると思うので、sourceフォルダにei.cfgを配置する。
なお、私の環境ではF:\にUSBメモリがあるので、各自読み替えて配置してほしい。
F:\source\
x64とx86の両対応のインストールUSBメモリを作成した人は以下の両方の場所に配置。
F:\x64\source\
F:\x86\source\
クリーンインストール
あとは通常通りクリーンインストールを進めるだけ。
エディション選択画面が表示されるので、Windows 10 Proを選択すればOKだ。
コメント
Windows11では出来ないのでしょうか?
コメントありがとうございます。
私自身がWindows 11を使っていないので試していないのですが、Windows 11でも同様にEI.cfgをsourceフォルダに追加することでエディション選択が可能なようです。
一番助かりました。本当にありがとうございます。
特にei.cfgを配置した画像です。素人なもんで自分がei.cfg.txtになっていることにこれで気づけました。心から感謝
コメントありがとうございます。
お役に立てたようで嬉しい限りです。
メモ帳で新規にファイルを作成した場合はテキストファイルとして保存されてしまいますよね。
エクスプローラの設定から拡張子の表示をオンにしておくことをおすすめします!