満遍なくすべてを持っているイヤホン FreeBuds Pro2レビュー

イヤホン

前回 SONY WF-C700Nをレビューしたけど、どうも自分の耳に合わなかった。と言うことでイヤホンを探す旅に出たんだけど、次に見つけたのがHUAWEI Freebuds Pro2を見つけたからレビューする。

実は型落ち

FreeBuds Pro2は実は型落ちですでにFreeBuds Pro3が出ている。ただPro2とPro3はほぼ変わらないと聞いたからPro2を購入した。

HUAWEI FreeBuds Pro 3の詳細は下記

HUAWEI FreeBuds Pro 3 - HUAWEI 日本
HUAWEI Freebuds Pro 3は、990 kbpsに達するオーディオ伝送ビットレートにより、クリアな高音質をお届けします。L2HC 2.03とLDAC™コーデックをサポートし、HWAとHi-Res Audio Wirelessの両方の認定を受けています。トリプルアダプティブEQアルゴリズムがお気に入りの音楽...

FreeBuds Pro2の外観

今回俺はセラミックホワイトを購入した。他にもフロストシルバーとシルバーブルーの3色展開になっている。

ケースは白一色で非常にきれい。ただ白すぎてちょっとした汚れも目立つ。これを綺麗に保つのは至難の業。

蓋を開けるとイヤホン本体とインジゲーターがある。蓋の裏に製品番号とかが書いてるから保証を受けるときはここを確認すればいい。わざわざ外箱を持ってこなくて良いから楽。

イヤホン本体はこんな感じ。本体を見てまず目に入るのが出目金の目くらいあるセンサーの黒い部分。これで装着の有無などを感知している。ここは耳につけると見えない所だから気にしなくてOK

スティック部分は縁にシルバーのラインが入っていて高級感を感じさせてくれる。

本体のサイズは前作のFreeBudsPro 初代よりコンパクトになっている。

FreeBuds Proと比べると丸い所が増えた感覚がある。FreeBuds Proは全体的に角ばっていてガジェット感が強かった一歩でFreeBudsPro2は丸みがあってかわいげのある感じになっている。

FreeBuds Proの時から言われていた、ケースから取り出しにくい点は変わってない。ただ取り出すときイヤホンを奥に押してからつまんで取ると、取り出しやすい。

FreeBuds Proはそれで取り出せたけど、FreeBuds Pro2は丸みが増してるからちょっと滑りやすいところは少し気になる。

音質は普通だけど迫力はある

これは完全に好みだし感覚要素が強いから「お前は、そう感じたのね。フーン」くらいに受け取ってほしい。

俺が感じたのは音にきめ細かさは感じない、よく言うと強いところは強く、悪く言うとアバウト。

後ろの方で小さくなっている音は大きい音にかき消されている。だから音で楽しみたい人より、迫力とかを感じたい人にピッタリだと思う。

アプリに「音質と効果」と言う欄があってそこに入ると「EQ効果」があるからそこに入れば、「DEVIALETのチューニング」「低音強調」「高音強調」「音声」の4つのプリセットから選べて、さらに下に行くとイコライザーが現れて自分の好みの音に調節ができる。

操作性はぴか1

前回SONYのイヤホンを触った時はお世辞にも操作性が良いとは言えなかったけどFreeBuds Proはイヤホンで一番と言ってもいいほど操作性に優れている。

「1回つまむ」「2回つまむ」「3回つまむ」「長くつまむ」「スワイプ」

この5つがある。左右で帰れたりはしないしほぼ固定だけど、欲しい操作はすべて割り当てられる。

ノイズキャンセリングは並み

ノイズキャンセリング性能は価格に対しては打倒と言うのが俺の感想で、探せばこれより安くで同じくらいのノイズキャンセリング性能は手に入ると思う。だからノイズキャンセリング性能にこだわるならあまりお勧めできない。

ノイズキャンセリングが強いものを探しているならAnkerのLiberty 4 NCが安くてノイズキャンセリングの性能も同じくらいだからおすすめ。

ノイズキャンセリングとして「くつろぎ」「標準」「ダイナック」の3つのモードがあって。

「くつろぎ」は比較的静かな環境で使うのに最適なモードになっている。例えば駅の待合室とかカフェとかが最適になる。

「標準」はそこそこうるさい環境に適している。電車の中、幹線道路の近くとかに最適されている

「ウルトラ」本当にうるさい場所に最適で、土日のイオンとかがこれにあたる。

ノイズキャンセリングはそこそこって感じで、どれも完全には消えないけど、気にならない程度まで小さくしてくれる。

くつろぎ、標準は圧迫感もホワイトノイズもない。

けどウルトラは強めの圧迫感と小さめのホワイトノイズを感じる。

そして、この3つは手動での切り替えも可能だし「ダイナミック」モードに入れることで環境音に合わせてノイズキャンセリングの強さを変えてくれる。

全体的に完成されているけど、「ウルトラ」モードだけが少し気になる。アップデートとかで良くなるなら良くしてほしい。「ウルトラ」は日常使いはしにくい。

アプリも並み

一応ハイエンドイヤホンと言うことで、アプリにも対応している。

しかし少し厄介なのが、このアプリGoogleのPlayストアに無い。ダウンロードするときはウェブからダウンロードする必要がある。

しかも、アプリから設定できることはほぼない。音質のところで解説したイコライザーくらいでイコライザーも自分に合ったものができたらアプリはあまり使わなくなる。だから正直アプリはそこまで気にしなくていい。

ただアプリを入れたら、接続センターから優先デバイスぼらんから一番使う端末の設定をおすすめする。自動でも悪くはないけど、設定した方が使いたいときにサッと使えるようになる。

良い点、気になる点

ここからは、俺が感じた良いところ、気になるところをまとめる

良いところ
  • 迫力のある音質
  • コンパクトケース
迫力ある音質

音のところでも解説したけど、このイヤホンは迫力を感じられるから聞いてて楽しい音になる。苦手な音もイコライザーでいじれば気にならなくなるし、音質解説のところで「きめ細かさはない」とは言ったものの最低限はあるし、1万そこらのイヤホンよりは出ている。

コンパクトケース

ケースはかなりコンパクトで、存在感はあるものの胸ポケットにもすっぽり入る。コンパクトだから持ち運びもしやすい。ズボンのポケットに入れても、もっこりいないのもいい所。

ファッションを害さない。サイズ感はAirPods Proとほぼ同じ?FreeBuds Pro2の方が一回り小さいかなくらい。

気になるところ
  • バッテリー

このイヤホンで唯一大きく気になるところで、正直これ以外はつぶしがきくと思ってる。

ノイズキャンセリングが多少弱くても使えれば何とかなるけど、バッテリーが無ければ何もできないからもう少し頑張ってほしい。

ノイズキャンセリングを「標準」にすると3時間しか持たない。「くつろぎ」モードで4時間持つか持たないかくらい。勉強とか仕事をしながら長時間利用を考えている人にはおすすめできない。

まとめ

俺の感想としては、全体的に完成されていて良いけど、FreeBuds Pro2じゃなくてもいい。

とびぬけて良いところが見当たらなかったから、あえてFreeBuds Pro2を選ぶ理由が無い。

  • ノイズキャンセリング性能が欲しいなら→Bose QuietComfort Ultra Earbuds
  • 音質良いのが欲しいなら→ゼンハイザー、SONY
  • デザイン重視なら→SONY、AirPods Pro
  • コスパ重視なら→Anker

とFreeBuds Pro2が入るスキがない。だからあえて選ばなくてもいいと思う。

けど、FreeBuds Pro2のこれが欲しいと明確にあるならFreeBuds Pro2もおすすめできる。ただ万人にはおすすめしずらい

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