【独自】セクシー女優・深田えいみの追徴課税事件の真相がヤバすぎる…前事務所会長の反論「自らの非を認めなさい」
地下アイドルからデビュー
そして、前事務所の会長(当時)の吉田氏については、以下のように言及した。
「前事務所の社長(正確には会長)に飛ばれたの。いきなり敬語になって『前事務所とは全く関係がないので私は知りません』みたいな」
「ずっと、私、お父さんみたいな存在だと思ってたんだよ。第2のお父さんじゃないけど。お金ももちろんあれだったけど、親みたいな感覚だったからそれを失う感覚がすごくつらくて、裏切られた、みたいな」
この動画(現在は削除済)を見る限り、深田は前事務所側に過失や責任があると主張している。古巣の事務所への告発は多くのネットメディアなどで取り上げられ、業界関係者のみならず、世間の耳目を集めた。
現代ビジネス編集部では5月に入り、東京都内などで2度にわたり、前事務所会長の吉田氏に接触し、インタビューを敢行した。以下はその詳細なやりとりだ。
──事務所立ち上げから深田さんとのこれまでの関係についてまず説明を。
「うちの事務所は2015年の創業で、老舗事務所が多いAV業界ではまったくの新参者でした。私はそれまで主に金融コンサルタントで生計を立てていたのですが、ふとした縁でイエローキャブでアイドルをやっていた女の子をAV事務所に紹介したことがありました。でも、その所属先とうまくいかず、その子を引き受けて自分で事務所を立ち上げたのが始まりです。
深田が入ってきたのは創業後1年後ぐらいでした。彼女は最初、地下アイドルグループ『B少女戦士ゴーファイガー』のメンバーの天海こころとして16年にデビューしました。これは私の後輩がプロデュースしていたグループで、最初からAVに出演させるための準備との位置付けでした。
数ヵ月で脱退して、地下アイドル出身の天海こころとしてAVデビューし、出演料80万円の3〜4本ぐらい出しましたが、芽は出ませんでした。本人が公表していることですが、彼女は自分の貯金と私からお金を出して、顔や胸も全部を整形して別人として再デビューすることを選択した。それが『深田えいみ』の誕生です。当時から彼女は他の女優とは少し違って根性がかなりあったのをよく覚えています。『私は絶対売れるようになる』と宣言していました」
「2018年の再デビュー後はしばらく単体女優としては契約できず、単体よりもだいぶ単価の安い『キカタン』と呼ばれる企画単体女優としてスタートしました。まず3本出したところ、そのうちの1本が爆発的に売れたんです。
そこから急に深田の引き合いが強くなり、1本60万円の単価で様々なメーカーから作品を出す時期がしばらく続きます。そして、人気が安定化し、AV大手のDMM系のメーカーと新たに単体女優として契約を結びました。その時に提示されたのが1本単価70万円で月間12本、年間総作品数144本という1年契約でした。業界では、それまで聞いたこともないような異例の契約でした」