挿絵表示切替ボタン
▼配色






▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪役令嬢の中の人【書籍化・コミカライズ】 作者:まきぶろ

本編

しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました
9/37

9



「おかえりなさい、同盟は……?」

「無事に締結した。こちらは魔物の素材と魔晶石を、あちらは食料をはじめとした生活必需品を。しばらくは様子見に小さな規模で行うが、それでも店を隠れ蓑にしていた時よりはるかに多い取引額だ。レミリアのアドバイスしてくれた手土産も効果があったしな……これなら民が飢えずに冬を越せる」

「良かった」


 わたくしは心の底からの笑顔を浮かべる。この同盟が友好的に結ばれるのはわたくしの計画に欠かせない事だったから。

 まぁ星の乙女とウィリアルド達が学園を卒業してから1年も経っておらず、エミのようなレベリングもしていなかったのを考えると、逆らったところで魔王含めた魔族に立ち向かえるような戦力が無いというのが大きいだろう。物語の中で、当時国内の最高戦力だったドミニッチ騎士団長が魔族と戦って討ち死にした事から推測するに、物語の中のような無理な強化と育成を行なっていない人間が魔族に戦闘で勝つのは無理な話だ。かなりレベル上げを行った主人公達がどうにか魔族の兵士と渡り合えるという描写だったくらいだったもの。

 アンヘルと一緒に向こうの王城に行ってきたクリムトに話を聞くと、向こうの面々は隔絶した存在の魔王を前に、冷や汗に塗れてアンヘルの言うことに頷くだけの人形のようになっていたらしい。


「アンヘルは嘘を嘘と見抜けるせいで、目の前にいる相手の実際の表情や反応をきちんと見ないのよね……向こうが言葉の通り心から受け入れていたのは真実だろうけど。最初から最後まで平和に終わったように言ってましたが、きっと向こうは生きている心地がしなかったでしょうね。国を滅ぼせるような戦力が城に乗り込んできている前で否と言えるわけがないもの」

「兄さんは自分がどれだけヤバい存在か分かってないんだよなぁ」


 そうね、と笑いながら計画の進度をひとつ進める。しばらくすると王都に放ったわたくしの使い魔は、平和裏に魔族との貿易が始まって、厄災の時の災禍は学園を卒業してしばらくした今も影すら見えないことに「何で?! どうして?!!」と自分の部屋で荒れ狂うピナの姿を映し出した。

 そうね。厄災の時が訪れないとお前は男達に囲まれて旅が出来ないものね。旅の途中で仲間になる男とも会えないし、旅の中で起きたはずのイベントも全部起きないから思ってた通りにならなくって腹立たしいでしょう?

 ああ、すぐよ。もうすぐ。わたくしの大切なエミの望む「レミリアの幸福」を悪意を持って壊した女の首に手がかかる。



 最後の仕上げに入る前に、大切な下拵えに着手する。王都の使い魔を通じて、偽証をした者達の意識にほんの少しだけ洗脳をかけた。ふとした瞬間に湧き上がる「グラウプナー公爵令嬢の事件の偽証をしたままでは良く無い事が起きる」という焦燥感。

 これで4人が家族や同僚に真実を告げた。そのうち2人は王宮にて証言の訂正まで行った。「でも他に証言してる人はいっぱいいたし」「自分の証言だけで決まった事じゃ無いから」「何かあの時は少しくらいの嘘をついてでもピナ嬢を助けないとと思ったんだよな」と。あらあら、思ったより大分少なかったわね。でもこれで王宮の人間にもささやかながらくさびを打ち込む事が出来たでしょう。


 貿易を行う事で魔族への偏見が少しずつ解けていく。瘴気に触れることのなくなった魔族はあれから1人も狂化者が出ておらず、その事は知られないまま人間社会に無事溶け込んでいた。実際に取引を行う商人をはじめとした市民達から魔族の正しい姿や、伝承の悪魔とは違う存在である事が伝えられてジワジワと広がっていく。魔界からやってくる交易品の、魔物の素材や魔晶石は質が良いものが多いと歓迎されたのもあるだろう。

 瘴気の発生源が消えた事で、今は特産品となっているそれらの減産が見込まれているが……魔晶石の加工や魔道具の技術は魔族の方が高い。製造業がもう少し活発になれば代わりにそういった品々が交易品として並ぶだろう。


 市井に広めた顛末については。

 魔族の祀っていた創世の神が邪神との戦いで力を削がれ、醜い策略によって浄化の女神も捕らえられた。邪神は悪魔をはじめ尖兵を生み出し長きにわたって人も魔族も苦しめていたが、この度浄化の女神を救い出し、当代の魔族の王が邪神を見事にくだした事でやっと魔族の住む国に平和が訪れ、こうして国交を結びにやってきたのだ、という事になっている。これは平和を守るために必要な優しい嘘だとアンヘルも了解している。

 魔族の民に対しては、邪神によって狂化を起こす呪いをかけられていたが打ち倒したのでもう狂化は起きないと伝えられた。人が呼ぶ悪魔の正体については緘口令が敷かれ、魔王のみが使える、魂を縛る契約魔法で国民全員に狂化について人間に話すことを禁じたそうだ。便利な魔術が魔族にはあるものだ、これをピナに使うのでも良かったかしら? いいえそれでは楽しくないわね。


 創世神が堕ちて邪神となりかけていた事も公にはされていない。魔族でも知っているのは魔王アンヘルとあの場にいたクリムトだけだ。「悪いのは全てその邪神という存在である」と話を持っていくためでもあるが、創世神への信仰は魔族の心の拠り所でもあったから、それが瘴気を生んだせいで今まで自分達が苦しんでいたと知ったらこれから生きていく枷に感じる人もいるだろうから、とわたくしが提案したのだ。天界の主をわたくしが打ち倒したのも天罰を心配する方が出るだろう、とこれも広めてはいない。魔族には過ぎた事を憂う事なく幸せな生活を送ってもらわないと困る。これはアンヘルの前でも嘘偽りなく告げられるわたくしの本心からの言葉だ。


 ピナは「そうではない」と物語の中で知った事実を元に反論しようとしていたが、「なぜそんな事を国から出た事も無い星の乙女が知っている?」「向こうの国のトップが発表した話を何の根拠も無しに否定するなんていくら星の乙女でも……」「創世神が堕ちて邪神になった? あちらの崇める神だぞ、そんな言いがかりを向こうに聞かれたら戦争が起きる」と諌められてとても不機嫌になっていた。

 あの女の独り言をまとめると、「狂化した危険な状態を悪魔と呼ばれ、その悪魔と同一視されて迫害されながら人間社会で生活を始める魔族達の誤解を解いて美形しかいない魔族に感謝されるのは自分であったはずなのに」と言うところだろうか。確かに物語ではそうだったが、愚かで独りよがりすぎていっそ哀れになる。

 エミは見返りなんて求めずに誰かを助けていた。「きっとそっちの方がみんな幸せになれるから」と、より良い未来を求めて。こんな女にわたくしの可愛いエミが絶望してわたくしの中に閉じこもるほど傷付けられただなんてやっぱり許せない。

 



 計画に必要な根回しをしながら魔界で溌剌と過ごすわたくしのもとにある日アンヘルが知らせを届けに来た。魔界の中の孤児院のような場所で魔族の子供と泥まみれになって遊んでいた時だった。どうやら魔界との貿易開始1年経過を記念して、魔王アンヘルを始めとした魔界の重鎮を招いて親睦会を兼ねたパーティーを開く事になったらしい。

 数年は小規模な取引で様子を見ると言う話だったが、魔族との交易品に魅力を感じる人は少なくなかったらしく、貴族や大商人からせっつかれた結果のようだ。


 ピナの周りに潜ませている使い魔から、あの女がアンヘルに会える事を大喜びしている様子が伝わってきた。「もう少し節制を」と王宮の財務官につい昨日泣きつかれたと言うのに。また新しいドレスを作らせるの? 袖を通してもいないのがまだ何着もあるのに……ピナ付きの従者達は気の毒にね。


 しばらく前から取り繕いきれなくなったピナの本性が少しずつ見え始め、レミリア公爵令嬢の婚約破棄を含めたあの一件が全くの冤罪とまではいかなくとも「これだけ『良い』性格をしてる女が自分の婚約者に付き纏ってたら、嫌がらせの一つや二つしてもおかしくないよな」と思われ始めていた。

 ウィリアルド達も、上げられきった好感度を上回るほどの嫌悪を無意識に感じているようだ。今では顔を合わせる事も進んでしていない。

 子は親に対して無条件に愛を向けるけど、ひどい親の元に生まれた子供は親を嫌う。でも憎みきれないのは、最初に刷り込まれた親への愛を覚えているからだろう。それと同じように、植え付けられた偽りの愛情が、ウィリアルド達がピナを見限る選択肢を最後の最後で取らせていないのか。または、「レミリアを断罪した自分は間違っていない」と拠り所を失うのが怖いのか。


 星の乙女と呼ばれてはいるが、あまりにも醜悪な為人ひととなりが貴族や城の使用人の中では有名になりすぎていて普段は表に出てこない。出せないと言うのが正しいか。戦乱の時代であったら重用されただろうか。いえ、怠惰なあの女はレベル上げや星の乙女の能力である「味方バフ」を磨く事はほとんどしていないのであのままでは使い物にならないから難しいわね。


 物語と現実とは遠く離れた展開を迎えている。

 半年前には魔族の学生を学園に受け入れる留学も始まった。「魔族に攻め入られたら今のこちらにはなす術もない」と言う本音を隠し、魔族の有用性を認めて共存を選んだ。それを機に第一王子は自身に魔族の血が流れている事を公表し、魔界との外交の先頭に立つようになっている。

 先月は魔族と人間のカップルの結婚も報告された。寿命の差など課題はあるがこれからもっと増えていくだろう。


 王太子であるはずのウィリアルドに対しては、グラウプナー公爵家の後ろ盾を結果的に失うことになってまで断罪した公爵令嬢レミリアの事件についてポツポツと偽証が見つかり、ピナの本性が時折垣間見えてヒステリックな顔が幾度も目にされるうちに「あの断罪は正しい行いだったのか?」と疑う者も出始めている。やはりここでも、「嫌がらせ程度は実際あったのだろうが、あれが相手ならその気持ちも少しは分かるし、婚約破棄はやりすぎだったのでは」「最後の直接の加害だってひどい怪我をするようなものではなかったのに公爵令嬢に対して罰が重すぎたのでは」というものだ。王家に対して表立っては言わないが、特に当時学園にいた女性にこの傾向が強い。

 ピナから離れてあの香水の匂いを嗅がなくなって、正しい判断ができるようになったのだろう。

 魔界との外交で輝く第一王子とは真逆に、陛下からは「あそこまでして婚約者を退けた元となった御令嬢なのだから」といつまで経っても星の乙女としてまともに使えるようにならないピナの面倒を全面的に押し付けられたウィリアルドは鬱屈とした思いを抱えるようになった。


「なぁ、ピナ……いい加減にしてくれよ。まだ着てないドレスならたくさんあるだろう? 予算は湧いて出るものじゃないんだよ」

「どうしてそんな冷たいことを言うの? 今クローゼットにあるドレスじゃ恥ずかしくってアンヘル様を歓待することなんて出来ないわっ……。ウィルは自分の婚約者候補がみすぼらしい格好をして出席して、魔族の方達に笑われてもいいの?」

「そうは言ってないよ、ただ限度が……」

「酷い……! ウィルは私に冷たくなっちゃったね……学園にいた頃は、私の声に耳を傾けて、時間だってたくさんとってくれたのに。今では自己鍛錬の時間も必要だって私がいくら言っても……郊外に魔物討伐に行くことすらしてくれなくなって……なら他の人と、って思ってもウィルは許してくれないし……」


 ピナがまだ婚約者候補、であるのは星の乙女のピナが当時そう望んでいたからだ。ピナ自身は他の男を侍らせるのに婚約者が決まっていては問題があるからのらりくらりと「まだ学ぶことが多いので正式な婚約者など務まりません」と逃げていて、周囲の「そんなことない」という言葉を待っていたが返ってきたのは「まぁたしかにそうだな」といった冷ややかな反応で、それにピナが憤慨していたのは教育係とピナ付きの侍女だけが知っている。

 新しい婚約者に、と星の乙女というだけで周りの貴族は乗り気だった。本性が知れ渡った今ではその話は凍結されている、今更ピナが望んでも今度は王家が渋るだろう。


 ピナの不機嫌の元、王太子であるウィリアルドが自己鍛錬……エミが行っていたようなレベル上げが今となっては出来ないのは当然である。王太子としての執務があるからだ。物語……ゲームの中では、レミリアが呼び出した魔王によって厄災の時が引き起こされ、各地で魔族に先導された魔物による被害が続くのを騎士団や兵士が抑える中、大元を叩くために勇者の血を引くウィリアルドが剣を持つことになっていたが現実は状況が違う。

 ピナは魔王討伐の旅が無くなったせいで、ゲームのストーリーを進めると発生する好感度上昇イベントが一切起きなくなって1年経過してしまった事に焦っていた。恋の秘薬も手に入らなくなってしまい、ゲームのように仲間として共に戦う方法も取れない。最近は落としたはずの男達の態度も素っ気なくなってきて、「まさかゲームと違って何もしてないと時間経過で好感度下がるの?」と部屋でイライラしながら呟いていた。

 ダンジョンでの夜営時の会話や魔物に襲われた人に助けを乞われた時、他にもイベントの選択肢は全部覚えてるから、旅にさえ出られればウィリアルド達以外の男も好きなだけ自分に夢中にさせられるのに、とピナは苛立たしさから歯を噛みしめる。

 通常アイテムを攻略対象に贈るのは、王太子の婚約者候補が他の異性に何度も贈り物をするのは外聞が悪いとすぐに止められてしまったし、第一あまり嬉しそうにしていなかった。だからこそまだ全然攻略が出来ていない男達と魔物討伐に行かないとならないのに。ゲームとは違い、嫉妬からか自分の行動を制限してくるウィリアルドにピナは不満を抱いていた。


 いくら「仕事があるから」と伝えても、それくらいの事も理解してくれないピナに最近はウィリアルドも苛立ちを感じることが多くなっていた。魔物討伐が名目とはいえ未婚の女性が他の男と外泊するだなんて名ばかりの婚約者候補とは言え外聞が悪すぎるといくら言っても納得しないし、かと言って女騎士を連れていくのも嫌がるのでそれを許す訳にはいかなかった。それをピナは酷い酷いと目に涙を溜めて責め立てるのだ。

 今になって、「こんなに悲劇のヒロインぶって騒ぐなら、レミリアのあれもちょっとのことを大袈裟に騒ぎ立てていたのかもしれない。階段から突き落としたのだって、ついカッとなって押した後ろがたまたま階段だっただけで、殺すのもそうだが大怪我をさせる気もなかったのかも……」などと思う始末だった。

 心の声までレミリアが聞けたのなら、復讐劇を切り上げてでも「何を今更」とすぐさまウィリアルドの首を刎ねていたかもしれない。


 ウィリアルドの側近達は、ピナに入れ込む姿をかつての婚約者に見捨てられたり呆れられて穏便に婚約解消をされたまま次は決まっていない。彼らも他の貴族からは見放され始めている。

 ウィリアルドも側近達も、今はもうわがままばかりのピナに疲れ果てていたが何故だか最後の一歩で見限ることができない。星の乙女と肩書はついているが、戦時中でもなければその力はよほど上手く使わないと役立たない。役立てるような農業や酪農、地質学の勉強を促してもピナはしようともしないのだが。

 ウィリアルドはピナのキンキンした泣き声から逃れるように「新しいドレスは作れないから」と言い捨てると、部屋を出て行った。「何でこんな事になったんだろう」という後悔をぽつりと呟いて深くため息をつきながら。


 城の中は「ウィリアルドは廃嫡されて第一王子エルハーシャが立太子するのでは」なんて意見も聞かれるようになってきた。

 当時噂を聞いてレミリアの断罪執行を許した王は、ウィリアルドが「裏付けまで完璧にとった」と言い放って提出した証拠とは別に王家の隠密に再度調べさせるべきだったとあの後からずっと後悔している。書類上では確固たる証拠に見えていたが……

 最近になってそれを裏付けるように、良心の呵責に耐えかねた当時の証人が「実は星の乙女に頼まれて偽証を行った」と言ってきた。その告解を聞いた者から密告も上がっている。その数は少ないが疑惑は生まれた。


「他の証拠も捏造されたものではないのか?」


 冤罪であるとレミリア嬢は訴えていた。罪状とそれを裏付ける証拠が多すぎて、それは見た限り疑いようもなくて……言い逃れも甚だしいとしか思わなかったが、万が一それが真実なら。あの膨大な第三者を語る証人に証拠が、全て偽りなら。


「いや、まさか……」


 ウィリアルドはあの時婚約を破棄するつもりは無かった。あの時の断罪劇はレミリアに反省を促し、星の乙女とレミリアの和解を広く貴族に知らしめる茶番、のはずだった。変わってしまったレミリアに愚かな行いを突きつけ、もし渋ればこのままでは婚約破棄だと脅し、そしてレミリアは星の乙女に頭を下げて大団円の予定。だから記録に残ってしまう正式な裁判や正規の捜査機関による調査は行わなかったし、実際それは手打ちを行った後のレミリアの今後を考えてのことだった。

 自分を含め、ウィリアルドやその側近、一部の貴族は裏話を知っていたが、なのにレミリアが罪を認めず強情を張ったまま婚約破棄を受け入れてしまったためすべてが狂ってしまった、と。


 あの時無実の貴族令嬢を自分達が貶めていたのなら。星の乙女と呼ばれる力を持っているとは言えそれを成した毒婦をそうと見抜けず国を挙げて推した事になる。それを認めるわけにはいかないがために無意識で、「そんな訳がない」と違和感にすべて目を瞑って否定している。

 当時未成年だった「レミリア」に責任を押し付けるような事を考えているのをレミリアが知ったのなら、やはりウィリアルドと同じく復讐劇を終える前に首と胴体が別れていただろう。

  • ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
いいねをするにはログインしてください。
ポイントを入れて作者を応援しましょう!
評価をするにはログインしてください。

感想を書く場合はログインしてください。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
作品の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。
↑ページトップへ