蓮舫さんの二重国籍そのものに問題はさして感じていませんが、結果論的に個人の問題ですらここまでこじらせ、台湾など海外も巻き込んで問題の鎮火が出来ないとなると、トラブルや世論、外交への対処という実務能力に不安を感じます。
そういう点だけなら、安倍総理はしたたかだと感じざるを得ません。
中国籍であれば、日本国籍を選択した時点で中国が国籍を抹消するので、蓮舫氏が二重国籍になることはない。台湾籍であれば、そもそも日本は国籍と認めていないので、日本国内の制度では二重国籍という問題になりえない。
ここで問題にならないはずのことを長引かせたのは法務省の判断によるものであり、もし実務能力に問題があるとすれば蓮舫氏ではない。
上記の林氏によるツイートは2016年のものだが、この少し後の2017年から森友学園や加計学園、桜を見る会の問題が噴出して国会が空転した。
もちろん林氏は、関係者が起訴されたり実刑判決がくだったような問題について、それを執拗に問題化した野党の側に変わることを要求した。
少なくとも、安保、憲法、モリカケやそれに類似した手法ではもはや、安倍政権を倒せないことが明らかになった。つまりマスコミや野党が執拗に問題化させたそれらは、サイレントマジョリティの国民の関心、需要からズレていた。
民主主義である以上、尊重されるのは民意。野党が変わらなければ。
林氏だけではない。2017年当時、森友学園の問題を追及する野党に対して、蓮舫氏の国籍に問題があるかのようにもちだす反応が政治家にまで散見された。
森友学園への追求に対して、なぜか蓮舫氏の二重国籍を追及しようとする人々 - 法華狼の日記
そもそも林氏が戦っているはずの原発事故の「風評被害」は諸外国をまきこんで鎮火はほどとおいわけだが、そこで歴代の政権の実務能力を不安視していただろうか。
おお!もうじき秋刀魚の季節ですが、中国は今年の漁獲枠を全て放棄するということですね!なにせ秋刀魚は中国が厳しく輸入制限をかけた福島県沖〜北海道などが漁場。中国で水揚げなど許されるはずがありません。
中国、もう秋刀魚は要らないって!二度と獲りにこないでね!
上記ツイートなど、「風評被害」の払拭には逆効果としか思えないのだが……