「燃やしてこい」「殺すぞ」 首長のハラスメントはなぜ起きるのか

写真はイメージ=ゲッティ

 福岡県宮若市議会は16日の臨時会で、塩川秀敏市長(75)の不信任決議案を否決した。塩川市長を巡っては、複数の市職員が2023年11月、市公平委員会に職場環境の改善を連名で申し立てた。市公平委は2月13日、ハラスメント行為があったと認め、塩川市長に是正を勧告していた。

 地方自治体の首長によるハラスメント発言は、これまでも度々問題になってきた。

 兵庫県明石市の泉房穂(ふさほ)市長(当時)は子育て政策などで高い評価を受けていたが、道路拡幅工事に伴う立ち退き交渉が進まないことにいらだち、職員に「火を付けて燃やしてこい。捕まってしまえ」などと怒声を浴びせたことが2019年1月に発覚した。

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