本稿は、過去に投稿したものをジミンさんとジョングクさんの尊厳に配慮して修正したものです。
アイドル事情およびK-POP業界にど素人な者が考えたこととご承知いただきお読みいただければ幸いです。
要約より下は、文字数が2,000字あり長いですので、とくに読まなくてもいいかと思います。
それでは始めます。
【要約】
「韓国を代表するアイドルBTSのジミンさんとジョングクさんがなぜ同伴入隊したのかを考えた。
筆者による結論は、ジミンさんの入隊生活の安全と安心を守るためである。
同伴入隊による今後の芸能活動上の不利益を考慮しても、二人の間にはそれを上回る強い信頼関係があることが推察された。」
以下は説明です。
はじめに、私がBTSのファンになったのは、全員が入隊してからのことです。
それまでアイドルにまったく関心のない人生を送っていましたが、
ある時、BTSのダンス練習動画を見たところ、パク・ジミンさんのダンスに引きこまれてしまい、そこからBTSのファンになりました。
7人についてあらゆる動画や韓流情報を見ているうちに一つの疑問が出てきました。
なぜ、ジミンさんとジョングクさんは同伴入隊をしたのか?ということです。
アイドルは、ファンというお客様がいて成り立つ商売です。
同伴入隊することは芸能活動を続けていくうえでデメリットしかないのでは?と思いました。
合理性が無いと思いました。
アイドル激戦国の韓国では、次から次へとアイドルが誕生します。
BTSといえども人気を維持するのは簡単ではないと思われるのに、なぜ同伴入隊を選んだのかを真面目に考えました。
同伴入隊のデメリット
1・世間からの批判、風評により芸能活動が狭まる可能性
2・ファン数が減少する可能性
デメリット1について。
文政権時代、人気取りともいえるBTSの兵役を免除する法改正案には、世論から猛反発があり、結果として入隊日の延長は適用されましたが免除は実現されませんでした。
若い世代の男性層からの不支持も多く、韓国では兵役の平等性にとても敏感であり、兵役を全うしない者への視線は非常に厳しいです。
そのため、BTSの同伴入隊には、世間へマイナスイメージを与えることは容易に考えられます。
「義務である兵役をファンサービスでやるつもりか?」等々、過激で辛辣な批判も出ました。
デメリット2について。
BTSのファンのなかには、「ジョングクさん・テテさん」「ジョングクさん・ジミンさん」といった組み合わせにして応援をするファンが多いです。
ジミンさんとジョングクさんが同伴入隊することによって、「ジョングクさん・テテさん」派の一部のファンが離れてしまう可能性が考えられます。
以上のようなデメリットにより、所属事務所は同伴入隊に反対すると考えられます。
それでも二人は同伴入隊を決めました。
ジミンさんは、アルバム『FACE』の中の「人を信じることは悪夢の始まり」という悲しい作詞から察せられるように、非常に辛い経験をされていたことがうかがえます。
実際に一部の悪質なファンやアンチジミンと呼ばれる一派から、ひどい迷惑行為や裏切り行為を受けていたことが知られています。
(どのような行為かは、ここでは省略します。いろいろ検索してみたらわかります。)
私の推測ですが、このような不安のさなかにいたジミンさんを支え続けていたのがジョングクさんだったのではないでしょうか。
プライベートの友人よりも誰よりも、同じメンバーのジョングクさんがジミンさんの一番の理解者だったのではないかと考えました。
どこの国でも、軍隊にはパワハラ、モラハラ、セクハラ、暴力、いじめなどがあることは周知です。
日本の自衛隊でもひどいハラスメントがあることは明るみになっています。
ジミンさんは、自身の受けた様々な裏切り行為などの苦しい経験から、一人で入隊することに強い不安を抱くことは自然だと考えました。
そのため、ジミンさんが安心して入隊生活が送れるように、二人で同伴入隊する道を撰択したのではないかと思いました。
超大スターのジョングクさんという同伴者がいることで、ハラスメントの抑止になると考えられます。
また、ジョングクさんは、自分自身もアンチジミン派からの火の粉をかぶることもいとわず決意したのではないかと思えてなりません。
(個人的主観が強めですみません)
芸能活動上のデメリットやリスクを取ってでも二人が同伴入隊を決めたのは、
長いメンバー生活を送ってきたなかで深い信頼関係を築き、お互いを高め合い信じ続けてきた二人だからだと考えています。
ジミンさんとジョングクさんは本当に素敵なアイドルです。
いつまでもに幸せに活動されることを願ってやみません。