先日のブログでDCモーター回転数可変方法を書いたが、直列ダイオードにより、どれだけ変化するか気になったので、簡易回転数測定器を作ってみた。センサーは吉本先輩がロボット製作で余ったというフォトインタラプタを3個頂いていたので使用(製作する方は、一体モールドされた市販品も有ります)。回転子はミニ四駆で余ったギアに1個所ドリルで穴を開け、センサーはこの位置に合わせ、メインのユニバーサル基板に瞬間接着剤で固定した。測定はオシロスコープを使用し、周波数表示値(Hz)に60を掛けるとrpmに換算出来る。
測定結果は入力1.5Vで
直接続 6000rpm
ショットキーダイオード 1個直列 4500rpm(75%)
ショットキーダイオード 2個直列 3000rpm(50%)
一般整流ダイオード1個直列 2460rpm(40%)
入力3.0Vでもダイオードのロス(VF)はそんなに変わらないので、当然、モーターに印加される電圧は差し引いた分になり、1.5Vに比べると影響が少なくなります。実測では、一般ダイオードで70%となりました。モーターが大きくなり電流が多くなれば、VFが高くなり更に影響が大きくなると思われます。
以上、おもちゃ修理の参考になればと思います。
後で考えると、オシロスコープで測定するんだったら、こんなセンサーを使わなくても、ブラシのノイズ波形でも観測出来そうですね。3極モーターだから3倍の周波数になるのかな?試した結果は、また報告します。
・・・測定した結果、なぜか5倍の周波数でして、正確な値が判らないので、やはり当初のシンプルな測定方法は正しかったことが実証出来ました。