「うん。ケリーは人嫌いだけど私の絵が好きな人となら仲良くなれるよ」
ほとんどの人が、あの絵の中ではすぐに気を失っている
ケリーさんは大半の時間を孤独に過ごしているわ
「え、どうして?絵の中じゃ時間は無限だよ」
アレクは困惑しているようです
なんか絵の中で気絶すると、もう起きれないみたいだよー
私たち外の人間とあなたたち絵に対する理解がある人間では違うのよ
私たちは絵の中でも食欲も性欲も睡眠欲も失わない
一度睡眠欲に負ければ、永遠に眠ったままよ
「嘘だ嘘だ!皆はケリーと仲良く楽しく暮らしてるんだ!」
「信じないからね!証拠でもあるの!?」
ていうか、それならアレクも絵の中に入っちゃダメなの?
ケリーさんと過ごせるじゃん! [Edited]
「入れなかった!私もケリーと一緒に居たいのに!」
スマホで通話ができるわ
実はさっきから繋がってるんだよねー
「アレクか?」
「この声・・・ケリー!?」
(一応警備員から見えないところにいるということで)
「すまなかったな、オレはお前に裏切られたとばかり思っていた」
(200年ぶりの感動の再会というやつね)
「オレがヨリケに帰りたいって言ってたのを覚えてたんだな」
「うん、ケリーと一緒にはいられなくなったけど。ケリーが幸せなら我慢できた」
「オレは過去のヨリケよりも現在のお前と一緒に居たい」
「オレ達は一蓮托生だからな」
(エモいなぁ)
「ケリー・・・」
CC<=10+80 【説得】 (1D100<=90) > 11 > スペシャル
「頼む、お前の魔法を解いて全員を外に出してやってくれ」
「うん!」
アレクが絵筆を掲げて呪文を唱えると展示室に多くの人が現れます
場は騒然となるでしょう
こんないっぱいいたのか…
そんな中で周りの喧騒を気にせずケリーとアレクは抱き合って泣いていました。
二次嫁とのメロドラマに付き合わされた被害者がこんなにいたわけね
日本語ではないので何と言っているかは分かりませんが。きっと心は通じ合っているでしょう
絵の中の男はいなくなったのでシナリオ終了です
おつかれさまでしたー
おつかれさま
(帰ったらアンダーソンはブロックしとこ)
アンダーソンはまだ泣いてます
眠い、帰って寝るわ
レミはアレクの連絡先知ってるので今後も会えるでしょう
アレク、ケリーさん、約束通り今度日本案内してあげるねー
今は2人にさせてあげるべきかもしれません
スピードワゴンならクールに去る場面
綾崎レミはクールに去るぜ
ヒュー
という訳で勘違いコンビのいざこざに巻き込まれるシナリオでした
もうドラチューには勝てねぇ