対話を重ねて情報を引き出し、最善の解決方法を見出す〜依頼者が望むゴールを目指し全力でサポート
法律というツールを使って社会に貢献したい
ーー弁護士を目指したきっかけや理由を教えてください。
法学部に在籍していましたが、入学した当初は、弁護士になろうとは考えていませんでした。気持ちが変わったのは3年生の頃です。ゼミに入ったところ、司法試験を目指しているクラスメイトが多く、彼らと話す中で法曹界に興味を持つようになりました。
4年生になり、就職活動の時期を迎えて、周りには企業に就職する人もいる一方、司法試験合格を目指してロースクールに進学する人もいました。自分はどうしようか、と考えたときに、法曹を目指すのも1つの選択肢かもしれないと思い、法曹の仕事内容や法律が社会で果たす役割などをじっくり調べてみることにしました。
それまで授業で法律を学んではいたものの、どこか捉えどころがないというか、「不思議なもの」というイメージを持っていました。改めてテキストを読み込むうちに、法律というルールは私たちが生活する社会の調整役として機能し、生活の基盤となっている、非常に役立つツールなのだと気づきました。
そして、基本的に全ての人を規律する厳格さもある一方、意外と柔軟な部分もあると知り、その発見も私にとっては新鮮でした。数学の方程式のように同じ数字を入れれば必ず同じ結論が出るわけではなく、当事者の立場の違いや捉え方によっては、同じ法律を適用しても正反対の結果につながる場合があると知り、興味深いなと思ったんです。
法律という、便利で興味深いツールを使って社会に貢献できたらと思い、法曹を目指そうと決意しました。法曹三者の中でも弁護士を選んだのは、助けを求めている方に対して、一番近くで寄り添えるからです。裁判官も検察官も素晴らしい仕事ですが、自分を頼って来てくれた個人の方のために、法律を使って力になれるのは弁護士だと思い、この道に進むことを決めました。
依頼者が気づかない部分にも目を向け、最善の解決方法を見出す
ーー現在注力されている分野を教えてください。
弁護士になって4年ほど、勤務弁護士として経験を積み、交通事故や借金問題、相続、離婚、労働…と多種多様な案件に携わりました。
その中でも特に、借金、相続、離婚の案件を取り扱う機会が多く、解決のノウハウと知識を蓄積することができました。当時培った知見を活かしたいと思い、今でも力を入れています。
ーー仕事をする上で心がけていることは何ですか。
依頼者がどのような解決方法を望んでいるか、という点に軸を置いて話を聞くことです。その方の意向を正確に理解するために、様々な角度から質問して情報を引き出していきます。
話していくうちに、依頼者が当初望んでいた解決方法が必ずしもベストではなく、より良い解決方法が見つかることも多々あります。そのような場合は、「こういう方法もありますが、いかがですか」と依頼者に提案して意向に合うかどうかを確認し、承諾を得た上で対応を進めていきます。
ーー依頼者が考えている解決方法が最適ではない場合もあるのですね。
依頼者の中には、事前にインターネットなどで情報を調べて、「自分の状況ではこういう解決方法しかない」と思い込んでいる方もいます。しかし、話をよく聞くと、依頼者が想定しているよりも簡単な手続きで同じ結果を導けるケースもあります。
依頼者が気づかない部分にスポットライトを当て、「もっと良い方法があるのではないか」と模索することは、弁護士だからこそできることです。法律のプロとして広い視野で事案を見つめ、精神的にも経済的にも負担が少なく、円満な解決につながる方法を提案したいと考えています。
ーー予防法務にも力を入れていると伺いました。
はい。予防法務というと企業を対象にしていると思われるかもしれませんが、私が力を入れているのは個人の予防法務です。例えば、相続は「揉める」とイメージする方が多く、確かに、財産の取り分などをめぐってトラブルになることは少なくありません。しかし、財産を残す方が遺言書を作成しておけば、残された相続人は遺言の内容に沿って円滑に遺産分割の手続きを進められます。
事前に想定されるトラブルについて対策を講じることで、無用な紛争を防ぐことができます。特に相続においては事前の対策がとても有効なので、次世代にスムーズに財産を引き継ぐために、ぜひ遺言を作成することをお勧めします。財産の内容や相続人の関係性などを伺い、最適な文案を作成しますので、気軽にご相談ください。
ーー仕事のやりがいは何でしょうか。
最初に相談に来たときはとても不安な様子だった方も、事件が解決して悩みや不安から解放されると、ほっとした表情に変わります。その瞬間に立ち会えることが一番のやりがいです。
先述のように、私たち弁護士は依頼者のために最善の方法を考えて提案し、遂行します。その結果、依頼者に満足してもらえる結果に結びつき、感謝の言葉をかけていただけると、本当に励みになりますね。
問題解決の選択肢の1つとして、法律相談を活用してほしい
ーープライベートについても伺います。休日はどのように過ごしていますか。
運動不足解消のために、ジムでトレーニングをしています。身体を動かすことは、平日の仕事モードから休日モードに切り替えるきっかけにもなっていると感じます。
休日でもつい仕事のことを考えそうになりますが、仕事から一旦離れてできる限りリフレッシュの時間に充てることで、月曜日からすぐ仕事モードに入れます。仕事に打ち込めるコンディションをつくるために、オンとオフの切り替えを心がけています。
ーー今後の展望について教えてください。
悩んでいる方を1人でも多く救済できるよう、事務所の規模拡大を視野に入れています。現在、当事務所は弁護士2人体制ですが、私たちの方針に共感してくださる方がいればぜひ迎え入れて、一緒に事件解決に取り組んでいきたいです。
ーー最後に、トラブルを抱えて悩んでいる方へメッセージをお願いします。
「こんなことを弁護士に相談していいのかな」とためらっている方もいるかもしれませんが、遠慮する必要は全くありません。少しでも困ったり、不安に思ったりすることがあれば、すぐにでも弁護士に相談していただきたいです。
相談した結果、法律問題でなければ他の専門家を紹介できますし、法律問題であれば解決に向けて弁護士がすぐに対処することが可能です。
トラブル発生から時間が経つと、相談をした時点ではすでに取り返しがつかない状況になっていた…というケースも少なくありません。悩みを解決する1つの選択肢として、ぜひ、法律相談を活用していただければと思います。しかるべき解決方法を一緒に検討していきましょう。