ファーストネームが、ではなく、
エントリーネームに"ローズ"が含まれている人のことを指すので、
必ずしも本名が"ローズ"ではないです。
Rose-Adeline
私に、"奇跡"なんて言葉は、ひいては"幸せ"って言葉は、決して似合わないと思っていた。
世の中の不幸全て私に振りかかればよいのに、…とすら思っていた。
あれから、色々あって、たくさんの人に助けられ、何とか私もここまで生きてきた。
助けてくれたとき、ほぼ必ずみんな言ってくれた。
「いつかよくなることを信じれば、信じ続けて行動すれば、必ず良い見返りがあなたにも訪れる」
不幸を信じるのではなく、良いことを信じ続けようと、教えてくれた。
Lausanne
今でも忘れられない痛みがある。
あれは、本当の"恋"だった。
あれから"恋"を全くしてないかと言えばそんなことはないが、
あの日以上の"恋"はまだ見つけられていない。
いつかそんな心ときめく日が訪れるのを、若しくは掴めるのを、
心待ちにしている。
あの人が言っていたから…。
「ローザンヌの幸せが、僕の幸せであるから」
そして私も言おう、
「あなたが幸せだと思ってくれていることが、私にとっても幸せよ」
と…。
Ashley-Rose
私には見えるの。
あんなに強がって、銃弾を浴びて、傷付いて、それでも空を見上げて笑うあなたが、
本当は、ほんとうはこの、
白黒だらけの世界で、色なんてない涙を流したいってこと。
わかるの。
本当は、ふつうの女の子としてごく普通に青春時代を過ごしたかったの。
現実世界から逃げ込んでその先が私とあなたで、
違うようで似た世界、生と死が隣り合わせの世界に来てしまったようなのね。
罪などなく逃げた筈なのに、もっと辛い世界に飛び込んでしまったね。
苦しかったね、あなたはよく頑張った。
あなたは…。
Mana-Rose
愛する家族へ。
わたしは、パパもママもずっと大好きだよ。
ただ、これだけ大きくなったから、
今度は本当のことを話してほしいな。
ふたりはどうして、一緒になろうと決めたの?
わたしが生まれたとき、どうだった?
レイ姉のときは? ピーちゃんのときは?
…どうして、わたしたちを置いて、ふたりは離れ離れになった?
―― わたしは、ふたりにとって、
どんな存在であったでしょうか…。
少し大きくなって、天使の姿で戻るから、
また「大好き!」って、伝えにいくから。