Bリーグ日本生命チャンピオンシップ決勝で広島の勝利に沸く横浜市の横浜アリーナ

 バスケットボール男子Bリーグの広島ドラゴンフライズが初の年間王者となり、新たな「夢の器」づくりへ関心が高まっている。新アリーナ構想を掲げるクラブは民設民営を理想とし、年内にも建設の方向性を打ち出す方針。音楽などのイベント事業者たちも歩調を合わせ、機運を盛り上げる。

全国では1万人収容が主流

 ドラフラが優勝を決めた2日後の5月30日。報告のため広島市役所を訪れた浦伸嘉社長の言葉には頂点に上った勢いが表れていた。「サンフレッチェ広島さんも優勝してスタジアムの話が一気に加速したと聞いた。