朝ドラ初、外国人夫の誕生か 25年後期「ばけばけ」小泉八雲の妻モデル

[ 2024年6月13日 05:00 ]

NHK連続テレビ小説「ばけばけ」のモデルとなる小泉セツ(右)と、夫のラフカディオ・ハーン(小泉八雲記念館提供)
Photo By 共同

 NHK大阪放送局は12日、来年後期に放送される通算113作目の連続テレビ小説が「ばけばけ」に決定したと発表した。「怪談」などを記した明治時代のアイルランド人英語教師ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の妻・小泉セツをモデルに、夫婦の絆を描く。

 急速に西洋化が進む明治時代に、埋もれてきた名もなき人々の心の物語を、その代弁者として語り継いだ夫婦。ハーンは米国でジャーナリストとなった後、1890年に来日。96年にセツと結婚、日本国籍を取得し小泉八雲を名乗った。「知られぬ日本の面影」など日本古来の文化を分かりやすく記した著作を残しており、高く評価されている。セツはハーンの執筆を助け、「怪談」などの著作に大きく寄与した人物だ。

 原作はなく、フィクションとして再構成して描く。脚本はNHKドラマ「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」などを手掛けたふじきみつ彦氏(49)。撮影は島根・松江で来春開始する予定。

 夫婦を演じるキャストはオーディションで決める。注目はギリシャ生まれのアイルランド人であるハーンをモデルにした夫役だ。

 ヒロインの夫が外国人という設定は1977年後期の「風見鶏」があるが、役は日本人の蟇目良さんが演じた。2014年後期「マッサン」では米国人のシャーロット・ケイト・フォックス(38)が史上初めて外国人ヒロインとして起用された。今作では史上初の“外国人男性パートナー”が誕生する可能性がある。

 マッサンの時は「芸能事務所に所属する25~40歳前後の女性」という条件で国内外でオーディションを実施。「スコットランドから来たという設定に違和感がない外見」であれば、ハーフやクオーターの日本人でも参加が可能だった。選考は今後行われるが、同局関係者は「マッサンと同じような条件になるのでは」と話している。怪談を通して心を通わせた夫婦を誰が演じるのか。昭和から続く朝ドラに、新たな風を吹き込んでくれそうだ。(前田 拓磨)

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