わりと、ちびれる。
以前ホラーサウンドをつくりだすマシンを紹介しましたが、こういったサウンド生成マシンを自分で作ってみたい人向けのDIYキットがあらたに登場。ヨーロッパを拠点とするDIYメーカーLeafAudioによる「Microphonic Soundbox」です。
世界最大級の楽器の祭典NAMM2017にも出展されていたMicrophonic Soundboxは、叩いたりこすったり擦弦したり弾いたりして音を出す楽器。箱の中には低ノイズのプリアンプとマイクが仕込まれており、微細な音が増幅されることで独特の独特のサウンドスケープを生みだします。
たとえばプラスチックでやすり部分を引っかいてみたり、紙で鉄板をこすってみたり、マテリアルとアイディア次第でいろんな音が作れそうですね。残響効果のあるプレートリバーブやディレイを通せばテクスチャみのあるホラーサウンドが得られるでしょう。怖すぎて肝試しにもっていくのはよくない。
DIYキットと完成版の両方が販売されていますが、残念ながら日本への発送は対応していません。構造はシンプルそうですし、夏休みの工作として似た装置を作ってみるのもアリかも。
・ホラーな音を生成する自作楽器「アプリヘンション・エンジン」
Image: YouTube
Souce: LeafAudio, YouTube, NAMM2017, Exploding Shed
(ヤマダユウス型)