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「東大VS医学部」を性格診断の観点から考える(ネタ記事)

 私の記事の二大コンテンツは学歴ネタとMBTIなのだが、またまた今回はコラボ記事である。

 ここまで来るともはや本職の人に怒られそうだし、インチキ占い師のような感じになってしまうが、恥を忍んで考察記事を書く。前回投稿した東大に行ったほうがいい人と医学部に行ったほうがいい人の違いをMBTIの観点から論じてみよう。職業選択の指針は人それぞれであり、個人差が大きいようにも思えるが、ここでは無視する。職業選択に迷う人はこんな記事を参考にしてはいけません。

 結論から先に言うと、最も東大に行ったほうが良いのはNT系列で、最も医学部に行ったほうが良いのはINFJである。

ESTJ

 ESTJは基本的に体育会系タイプであり、ありとあらゆる集団に適応できるタイプだ。ESTJは医学部に行っても東大に行っても難なく適応できるはずだ。ESTJは常に環境に染まってしまうので、「医学部に行っておけば」といった葛藤は起きないと思う。ただ、強いて言えば医学部に行ったほうが良いかもしれない。そちらの方が給料やステータスが高いからだ。なんとなく、外科医はこんな感じの人ばかりに見える。

ESTP

 ESTPは難しい。どちらにも適応できると思うが、個人的には東大に行ったほうが面白いと思う。ESTPは大抵の場合は就活の軸が金なので、総合商社や広告代理店でビジネスに従事するのはそれなりに楽しいと思う。弁護士や公認会計士といった難関資格にも適性がある。医学部の部活文化も楽しめると思うが、あれほど商才があるのに医者はもったいない。

ESFP

 個人的には医学部に行ったほうが良いと思う。ESFPは東大に行っても「大勝ち」できる可能性が低いからだ。東大はゴリゴリのNT文化なので、学者や官僚として頂点を目指す人たちもNTの原理で動いている。ESFPは東大の「花形」にあまり興味が持てなそうだし、民間企業を志向するタイプだと思う。特に興味のある分野が無い限り、医学部の方が給料とステータスが見込めるだろう。

ESFJ

 基本的にはESFPと同じだ。ただし、ESFJの方がマジメなので、医学部のハードな勉強にも耐性があるだろう。医学部に適性がある上に東大の醍醐味をあまり活かせないタイプだと思う。

ISTJ

 医学部に行くべきである。ISTJはコツコツ勉強するのが得意だし、典型的なガリ勉タイプだろう。職務内容へのこだわりは薄い。それに給料やステータス以外の上昇志向が意外と薄かったりする。東大に行っても適応できるとは思うが、就活に関しては中間層だと思う。それなら医者の方がいい暮らしができるのではないか。

ISTP

 医学部に行ったほうが良いが、東大でも問題ないと思う。もとからこだわりが少なく、堅実な職業人生を辿るタイプだ。医学部に行ってもいいが、勉強がハードなので厳しいかもしれない。ただし、東大においても一定数落ちこぼれる学生がいる。

ISFP

 基本は医学部に行ったほうが無難である。S型は全般的にそうだと思う。環境に順応するタイプだし、仕事内容へのこだわりが少ないので、給料とステータスを見て決めても問題が発生しにくい。

ISFJ

 医学部に行くべきである。というより、東大に向いていないと思う。ISFJはケア労働への適性があるし、医者という仕事にもそこそこやりがいが持てるだろう。一方で東大の厳しい競争社会には今ひとつ馴染めない気がする。こればかりは人によるが。

ENTJ

 医学部というより東大文系のイメージがある。ENTJは「元帥」とも言われるように、人前で目立ってリーダーシップを取るのが好きだ。医者の仕事は地味すぎて興味がないのではないか。医局の閉鎖的な空気に反発したり、逆に支配しすぎたりして、いい方向に行かない可能性もある。医者という地味な職業よりも、官僚・コンサルのような「ザ・エリート」の方がやっていて満足度が高いと思う。理系のENTJはあまり知らないが、文系就職しているイメージがある。

ENTP

 迷わず東大に行くと思う。とにかく医学部にいるイメージがない。ENTPは目立ちたがるので、医者に向いていないし、それ以上に「東大」という肩書を欲しがると思う。東大法学部の知人曰く「理三以外の医学部に興味がない」とのこと。理三が例外なのは「起業する時に目立つから」だそうだ。ENTPは大学病院の権威主義的な風土にも田舎の勤務医の地味さにも耐えられないではないか。

ENFP

 非常に難しい、ENFPは東大のカルチャーにあまり合わないので、東大型のエリートにはあまり縁がないと思う。一方で医学部にそこまで興味があるタイプにも見えない。勉強がハード過ぎたり、業界が保守的すぎたり、仕事内容が地味すぎたりするかもしれない。ENFPは本当に微妙だ。正直、東大から一般企業に行くのが一番QOLが高い気がする。

ENFJ

 ENFPよりは医学部に適性がありそうだが、東大に行っても悪くはないかな、と思う。EN型という人種は独特の「広がっていく」感覚があり、一般企業で働いてもそこまで問題を抱えにくいのではないか。というより一般企業での充実度が高いと思う。出世度も高そうだ。

INTJ

 興味で選ぶべきだ。INTJは元からやりたいこと重視のタイプで、東大カルチャーとの整合性も高い。彼らは学者や官僚など、希望の進路に進める可能性が高い。競争相手の多い医者よりも、ニッチな業界の方が勝ち筋があると判断する可能性もある。

 INTJの人間にとっては「東大より医学部」という考え方自体が腹が立つだろう。私の高校は校風がINTJそのものだったので、医学部志向は極端に弱く、それぞれの得意分野で頭角を現す人物が尊敬されていた。切羽詰まれば医学部再受験も手だ。NT型は難関大受験との相性が良く、教科を忘れていないことが多いからだ。

INTP

 興味で選ぶべきだ。というより、彼らは興味のない勉強はできないので、医学部に行った場合に大惨事になるケースがある。国試浪人をしても医者にはなれるだろうが、それでも東大に行ったほうが良かったケースは多いだろう。INTPは上昇志向が弱く、金やステータスに頓着しないので、好きなことに取り組んで食っていけたら楽しい人生だと思う。INTPに問題が発生しやすいのは東大というより文系学部だ。東大理系に行ったINTPは比較的満足が行く人生を送れるだろう。

INFP

 迷うなら医学部に行くべきだ。これはかなり消極的な理由である。周囲を見ていると、INFPはとにかくビジネス社会に向かない。外資系は論外だが、日系大手に関してもそこまで適性が無いと思う。私の周囲のINFPで順調にキャリアを積んでいる人物は全て何らかの方法でE型として振る舞う能力がある人間で、それ以外は茨の道だ。医学部に行っても辛いかもしれないが、一般企業に行くよりはリスクが低いと思われる。バイト医をしながら自分のペースで趣味を楽しむという人生でも良いと思う。ただ、INFPの中には医療が嫌いという人物も多いだろうから、突き詰めれば人による。

INFJ

 恐らく一番医学部に行ったほうが良いタイプである。医者はINFJにとって最大の適職だからだ。私の周囲の高学歴INFJは、ほとんどが医者か弁護士になっている。一般企業に入った人間はかなり少ない。INFJはビジネスに興味を持ちにくいと思う。むしろ、大企業に入ったINFJは理想と現実にギャップを抱えて苦悩しているようだ。いくら給料が高くてステータスが高い会社であっても、この悩みは変わらない。私の知っているINFJも、一般企業に就職した後に医学部再受験をしたり、転職を繰り返したり、自殺(!)するケースが後を絶たない。

まとめ

 医学部>>>東大と論じた後なのに矛盾しているようだが、医学部を全員に進めることはできない。特にNT型の場合は東大に行きたいと思う人が多いと思うし、しばしば自分の能力を活かせる場面に遭遇するだろう。給料やステータスよりも自分の興味と適性を生かせる仕事に巡り合う方が重要である。

 ただ、S型の場合はあまり業務内容へのこだわりが強くないので、医学部に進学したほうが賢いと思う。NF型は東大のカラーに合ってないので、強い希望が無い限りは医学部向きである。NT型の場合は東大に進学し、ダメだったら医学部再受験する、というのが理想かもしれない。実際に医学部再受験している人物はこのパターンが非常に多い。東京大学とはNT型のための学校であり、実際に入試問題は優れたNT型を集めるように作られているのだ。

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超進学校・東大卒、元科学五輪日本代表 進路選択に失敗し、民間企業で苦悶の日々を過ごしています。 月間42万PV
「東大VS医学部」を性格診断の観点から考える(ネタ記事)|イブリース
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