私の生成AI問題への取り組みと被害について
2022年
2022年10月 生成(画像)AIの人権侵害を助長する性質を確認する。
Tweet Tweet Tweet 等
12月 家族に不幸があり一時的に発信が低調になるものの調査を継続する。
2023年
3月 生成AIの大規模な人権問題を引き起こす性質について発表する。
作画AI問題の人権侵害についての簡易解説
学習AIの生成物が既存の著作物の改変物であることについて
その他 Tweet Tweet 等
某団体に同行する形で文化庁、内閣府等に陳情を行うとともに、生成物と著作物の切り分けに関するアナウンスを要望する。
陳情の同日 同団体の記者会見に同席。省庁への陳情と同じ以下の内容の解説をする。
[海外から日本がどのように見られているか、著作権侵害の賠償額の概算、新聞事業への影響、ベルヌ条約との兼ね合い、人権問題との関連性等]
※団体の所属としてではなく、あくまで個人として同行した
この頃から、私が連絡を取っていた方々を狙い撃ちするかのような悪評の広まりや、活動における不可解な支障が生じ始める。
4月
AI問題について伝えたいこと
証拠収集の呼びかけを開始
こうした内容の情報発信を行うと共に、海外と日本の連携の道を模索する。
5月
カーラ・オルティス先生の声明翻訳文を発表する。Twitter
6月 文化庁より『AIと著作権』のアナウンスがなされる。
海外のアーティスト、クリエイター団体の協力の元、寄稿本の作成を開始。
教育現場における生成AI使用の見直しを求める署名活動を開始。
『AIと権利についての提言』発表(Twitter)
7月 生成AI問題が、イラスト分野に留まらない、社会規模、人類規模の巨大な人権問題という理解を広め社会問題として認識されるように発信を本格化させる。
しかしこの頃から、連絡を取り合っていた人の中から、突然私に対する不審の念を明らかにする人、表向きは協力の姿勢は示しながら実際の協力要請は拒絶する人が不可解な形で現れ始める。
8月 ARTCITIZENの頒布開始。
この作成時にも悪評の拡散(高橋の協力要請を警戒を促すような内容)がされていたことが後日確認された。当初は日本人も参加する予定だったものの予定を変更せざるを得なくなった。最終的には海外のクリエイターや団体から日本に向けてのメッセージ集となった。
9月 生成AI解説本、ARTCITIZENの頒布活動を続ける。
これまでの提言を踏まえた周知活動やその他重要な取り組みに進む段階という非常に重要な時期であった。しかし不可解な出来事も増える一方となる。
この頃、体重の急激な減少も止まらなくなっていた。
10月
米国著作権局へのパブリックコメント提出(日本語版)
EU、G7のAI規制案策定に対するパブリックコメント提出(日本語版)
11月
主に生成AI問題に関する発信をするアカウント間で、「高橋はイラストレーターの分断を図っている」「『人権保護』という独自の主張にイラストレーターを誘導しようとしている」「規制論は高橋に都合が悪い」などの不審な情報の拡散と共有が行われていた(後日その事実を確認)。
発信した文の一部に悪質な改変を加え自説のように主張される、非公開とした情報が公開される、『議論が分かれる』形にしてはいけない話と念押しして共有した情報が拡散され討論の材料として扱われる等が繰り返され、情報共有や被害実態の規模の調査などが深刻なレベルで困難になる。
12月
活動を続けつつ、デマの発信源の特定作業を進める。
「人権問題に接する際に派閥性を持つ必要は無い」「規制派とは具体的にいかなる規制を求めているのか提示してほしい」という旨の発信をしたところ、「(高橋が)後ろから撃ってきた」「トチ狂った」「イラストレーターの力を削ごうとしている」などの見解が前月と同じく共有、拡散されていた(後に確認)。
『規制派』という名称に関する私の見解はこちら→Twitter
マスコミの生成AIの被害に関する取材先探しに協力する。「これ以上は取材しきれないからストップ」と言われるまで連絡を取り、つなぎ続けた。
ナイトシェイドの応援絵。
2024年
1月
『セクシー田中さん』の作者、芦原妃名子先生の、同一性保持権侵害に関する悲痛な発信を確認する。
即刻、応援や深刻な問題であるとの呼びかけを発信すべきと考えたものの、主に生成AI問題について発信しており、また、執拗に悪評も広められている最中の私が声をあげることで逆に迷惑を掛けてしまいかねないかと逡巡する。
その後、先生の訃報に接する。
「あの時、同一性保持権の侵害は尊厳の深刻な否定であり、人権侵害として明白であると強くしつこく発信していたら、先生を擁護でき最悪の事態を防げたのではないか」という後悔に、以降、深く苛まれる。
2月
私の「人権問題である」という主張に対し、「差別主義者」「胡散臭い」「人権問題と言わない方がいい」などの反応が頻繁に返ってくるようになる。
一昨年から昨年初頭にかけての「人権問題である」という提唱の際には全く見られなかった反応であった。
「頭がおかしい」「皆が(高橋を)病気だと言っている」「(規制派に対し)喧嘩を売っている」「病院に行けば許す」「全ての活動を他に譲れ」「秘密にしているものを言え」といった旨のコメントや要求がメンションあるいはDMにも送られてくるようになる。
私自身の活動も停滞し、日本国内の生成AI問題に関する取り組みも低調となる中、私に対する一連の妨害と迷惑行為の存在が海外に知られれば、日本人の悪印象につながりかねないという思いからひたすら黙って耐え続けながら行ってきたここ数ヶ月間の活動だったのだが、前述のDMのやり取りの中の一つが公開され、それに対する問題視の声も全く起きない様子を確認し、手のつけられない状況になっていると思わざるを得なくなり、発信を控えるに至った。Twitter
3月以降
TBSの取材を受ける。(5:00から)
まばたきが多いのは、耳鳴りと脳に向かって突き上がってくるような痛みをごまかすためのものだった。
体重の激減が止まず、ある日鏡を見ると自分の頭蓋骨がはっきりと浮いて見えるほどになっている事に気づく。また腹部も以前高齢者介護の現場で見た覚えのある、皮が余り腰骨が突き出た状態になっていた。
このまま放置すれば死ぬと確信し、なるべく未練になるようなことはしないよう努めるようになる。自分でも不思議なほどあっけない死の受け入れだった。
微熱や動悸が続き、体も動かず、横たわっている間ですら異様な燃焼が体内で起きていることが自覚できた。
そのまま死ぬのもやぶさかではないと思いつつ、激痛の中で最期を迎えるのは避けたいという思いから検査を受けることにした。思った以上に何本も血を抜かれCT等の様々な写真を撮ったが原因は中々見つからなかった。
そのような状況の間、様々なことについて考えたが個人的なことは割愛したい。
国内外から受けた声に応えるべく何度も再出発の決意をした。しかし、何を言おうと曲解され、改変を加え自説のように発信する者も現れ、「後ろから撃ってきた」「イラストレーターを分断しようとしている」「目立ちたいだけ」「選挙目的」などと同時に拡散されてしまうのは明らかだった。
海外の声を伝えてきた私がこのような憂き目にあっていると海外に知られれば、前述の通り、日本の印象低下にも繋がりかねないことから、板挟みの状態に苦しみ続けた(この板挟み自体は2023年の4月辺りから生じてはいた)。
結論として、不可解かつ悪質な情報を流し続けた者や、そのデマ情報を事実確認もせず鵜呑みにし拡散共有した者と徹底的に戦うことにした。
人権運動の妨害であるのは明らかであり、戦う理由としては十分だ。不可解なことに、陰で私の悪評を流していた者ほど、表向きは私を気遣い、庇う発信を率先して行う傾向も見られた。吐き気がした。悪評が思わぬほど拡散浸透してしまったという後悔からなのか、庇ったという証拠作りのためなのかは分からない。(なお、現時点で特定はできているので心当たりが無い方は安心してほしい)
今まで私の悪評を流しまたそれに乗る人々は、大きな問題を前にして怖気づいてしまい、問題を解説する私を問題の原因と誤認してしまった可能性があると考え、ひたすら励まし擁護する側に専念してきた。
しかし残念ながら今後は権利擁護の仲間と見なすことはできない。
同一性保持権の侵害とその犠牲者を目の当たりにしながら、同じ問題として向き合っていなかったことは明らかである。
生成AI問題は人権問題である。しかし被害者を見過ごしながら唱える権利擁護ほど人権理念を損ねるものも無いだろう。人権理念に対する不信を招き、社会における人権の実現と維持を根本から揺るがす行為の一つと言えるからだ。
検査結果は、一部臓器の萎縮や嚢胞等が見受けられたが今すぐどうこうというものではなかった。退場と死を願っていた人には悪いがもう少し戦うことにした。体重もとにかく食うことでどうにか保てることも分かった。
誰をも守ろうとするのは諦めた。少なくとも、味方のフリをしながら裏で悪質な行為をする者や、被害を見過ごす者を守るのはもう無理だ。
これからは私を理解し本当の意味で励まし続けてくれた人のために生きて、頑張りたいと思う。
まずは私を指して「後ろから撃ってきた」と評した人に聞きたい。
あなたが私の前に立つようなことが今まであったのか。具体的にこれまで何を行い、何を指して「高橋に撃たれた」と主張しているのかを明らかにすべきだ。
私を後ろから撃ったことへの批判を回避するために、前もって「撃たれた」と述べただけではないのか。
堂々と明確に説明できないなら、それこそが不誠実な言行であったことの証左だろう。
私が黙らざるを得なくなったこのおよそ二ヶ月半の間、いかなる事態が起きていたのかを検証し対処していきたい。
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