SHOW-WAメジャーデビュー決定!写真集発売や『FNS歌謡祭』出演も「MATSURIさんと同じステージに立ちたい」

特集・インタビュー
2時間前
『ぽかぽか』SHOW-WA vs MATSURI
SHOW-WA
左から)寺田真二郎、山本佳志、向山毅、塩田将己、青山隼、井筒雄太

神田愛花をNHK紅白歌合戦に連れて行くため、紅白出場を目指して『ぽかぽか』(フジテレビ系 毎週月曜~金曜 午前11時50分~午後1時50分)で生歌唱を披露しているSHOW-WAのメジャーデビューが決定した。

『ぽかぽか』内でメジャーデビューを懸けてファン投票対決を行っていた、秋元康プロデュースの昭和歌謡グループ・SHOW-WAとMATSURI。企画の内容は、6月10日から14日までのネット投票と、15日にラゾーナ川崎で行われたイベントでのリアル投票で、より多くの投票を集めたグループがメジャーデビューの権利を獲得できるというもの。

6月20日に放送された『ぽかぽか』でその結果が発表され、見事勝利を果たしメジャーデビューが決定したSHOW-WAのメンバー6人(寺田真二郎、山本佳志、向山毅、塩田将己、青山隼、井筒雄太)が、結果発表後に取材会に出席した。

◆メジャーデビューが決定したときの心境はいかがでしたか?

山本:率直にすごくうれしい気持ち、そして幸せな気持ちがありますが、これからメジャーデビューということで、より一層、今まで以上に気を引き締めて自分たちと向き合っていかなければいけないなという思いです。

青山:勝ち取った瞬間は頭が飛んでしまったといいますか、動揺したのですが、応援してくださる皆さま、『ぽかぽか』スタッフの皆さま、メンバー、マネジメントの方、全員で勝ち取ったメジャーデビューだと今になってふつふつと感情がこみ上げてきています。素直にうれしい限りでございます。

向山:率直にすごくうれしかったです。僕は一度メジャーデビューをさせていただいている身でして、もう一度メジャーデビューをさせていただくというすごく貴重な経験をさせていただいております。SHOW-WAとしてメジャーデビューした後も絶対に成功させられるように、もっともっと一生懸命頑張っていきたいと思います。

塩田:メジャーデビューを勝ち取った瞬間は一生忘れないような瞬間で、いろいろな思いがこみ上がってきました。僕はもともとサラリーマンをやっていたのですが、辞めて歌手の道に進む決意をして良かったなと思いますし、ずっと歌手活動をやってきた中で、32歳になって皆さんの思いを背負ってメジャーデビューできるということがうれしいです。ただ、僕らはスタートラインに立ったばかりですので、応援してくれた方々、関わってくださったスタッフの方々全ての思いを背負って、これからもっともっと頑張っていきたいと思っています。でも今日だけは喜びたいと思います!

井筒:本当にうれしくて、少し夢見心地な気分です。今まで応援してくださった皆さま、これからいろいろなお客さまにお会いできると思うのですが、皆さまに感謝と笑顔をお届けしていきたいなと思っております。

寺田:この場に立てているのも皆さまのおかげだと思っております。僕は40歳からこの新しい活動をさせていただいておりますが、40歳からでも夢を追いかけられるようなチャンスを頂けてすごくうれしいです。これからもいろいろな困難が待ち受けていると思うのですが、この6人で乗り越えて頑張っていきたいと思います。

◆ズバリ、勝因は何だったと思いますか?

山本:僕たちSHOW-WAは、歌手経験者もいるのですが、ダンスも歌も始めたばかりの素人が4人いまして。技術ではまだまだのところが多いと思いますが、全てのことに一生懸命向き合うというのは6人で話し合っていたので、もしかしたらそれが伝わった部分があったのかなと思います。

青山:SHOW-WAはそれぞれ違う職業から形成されたグループで、僕はサッカーをやっていたのですが、サッカーから人間力などを培っていて。そういった経験値を各々持っている中で、何もない6人がこれからどうしていくかと考えたときに、“一生懸命やる”と。楽しんでいる姿、悔しい姿、いろいろな感情を全面に出しながら、必死に駆け上がろうとしている情熱を忘れないように、全力でやっていこうというところから始まりました。応援してくださる皆さまの気持ちが僕らの思いと直結したことで、メジャーデビューという結果につながったのかなと思います。

向山:1月8日から『ぽかぽか』さんで毎日生歌唱させていただいて、すごく厳しいこともありましたし、つらいこともたくさんありましたが、それを何も隠さずファンの皆さんにお届けして、少しではありますが、いろいろな方から共感を得たり。この人たち大丈夫かなと思われながらも、目が離せなくなってきたとファンの皆さまから言っていただけるようになりました。それが一番大事なことだとメンバー全員口をそろえて言っていて。目の前にあることを一生懸命全力で、100%でやるという気持ちでこの5か月間も走り続けてきたので、そういったところに共感していただけたのかなと思っております。

塩田:SHOW-WAにしかない強みは、メンバー同士の仲が良いというところや一生懸命さだと思っています。『ぽかぽか』さんで特集などを日々放送していただいている中で、みんなの喜怒哀楽が見られたりもしました。SHOW-WAは、今メジャーで頑張ってらっしゃるアーティストの方に比べるとスキルや経験が少ないのですが、ファンの皆さんと一緒に成長していける。ステップアップしていくところ、いろいろな景色を一緒に見られるというところがうれしいとファンの方におっしゃっていただいたこともありましたし、皆さんがそんなふうに思ってくださったことが勝敗につながったのかなと思いました。

井筒:僕たちやMATSURIさんは、「夢をあきらめるな!オーディション」で集まったのですが、MATSURIの皆さんは熱い方が多くて。僕たちSHOW-WAもその熱さに負けないようにより一致団結しましたし、SHOW-WAらしく一生懸命さを伝えていこうという思いがお客さまに届いたのかなと思います。

寺田:SHOW-WAは歌手活動をしていたメンバーは少ないのですが、いろいろな職業を経験しているメンバーが多いので、その時々でみんなでアイデアを出し合っていたところが僕たちの強みだったのかなと思います。僕がもともと料理研究家だったのもあって、僕たちのことを知ってもらうためにスーパーで試食販売をさせていただいたこともありました。これまでやってきたことが生かせているなということがメンバーそれぞれありましたし、それによってグループが一致団結していった感じがします。

『ぽかぽか』SHOW-WA vs MATSURI
『ぽかぽか』SHOW-WA生歌唱 ©フジテレビ

◆『ぽかぽか』での生歌唱の継続、写真集発売、『FNS歌謡祭』出演決定などメジャーデビューの特典発表を聞いていかがでしたか?

向山:7月3日(水)放送の『FNS歌謡祭』(フジテレビ系 午後6時30分~)に関しては、アーティスト活動をさせていただいていた僕にとって本当に夢のようなお話です。メジャーデビューが決まった瞬間にそれを聞けて、言葉が出なかったです。「んっ!?」ていう感じで。

全員:(笑)。

向山:すごくうれしくて。『FNS歌謡祭』は生放送の番組なので、『ぽかぽか』さんでたくさん生歌唱させていただいた経験を生かして、しっかりと思いを伝えられたらいいなと思います。

◆写真集に関してはいかがですか?

青山:僕は20歳のときに、サッカー選手だけの写真集を出させていただいたことがあります。サーフィンしたことないんですけど、裸でサーフボードを持って写っている写真で。それを塗り替えられるように体をしっかり作ってチャレンジしていきたいと思います。

塩田:なんで脱ぐ前提なの?(笑)

山本:絞っておいて損はないですよね。

井筒:僕は筋トレが趣味で毎日筋トレをしているので、ついにそれが役に立つときがきたのかなと。脱ぐか分からないですけど…(笑)。何でも対応できるようにしておこうかなと思います。

◆「愛花を紅白に連れてって!」 という企画からこの対決が始まりましたが、紅白歌合戦にいつまでには出たい、というお話もされているのでしょうか?

向山:今年の紅白出場を目指して活動していきたいと思っています!

塩田:神田(愛花)さんもファンの皆さんも待ってくださっているので、今年しかないと。僕たちもギアを上げて、今年の紅白に間に合うように頑張っていきたいと思います。

◆グループの中でお笑い担当といったような担当はありますか?

井筒:お笑いといえばまさきち(塩田)君が…。一見クールな印象を持たれるのですが、楽屋でも場を和ませてくれたりします。

山本:彼は自由に生きています。

井筒:SHOW-WAにはツッコミがいないんですよね。

山本:やりたい放題ですよね。青山もそうですね、やりたい放題の一人です。

青山:やらせていただいております。役割としては山本と井筒がボケを拾うという立場ではありますが…。

井筒:拾いきれていないのですが(笑)、まだ発展途上ですね。

寺田:まだみんな自分探し中なので、これからちゃんとキャラを知っていただけるように頑張っていこうと思います。

『ぽかぽか』SHOW-WA vs MATSURI
『ぽかぽか』SHOW-WA生歌唱 ©フジテレビ

◆メジャーデビューということで、『ぽかぽか』以外にも他局の歌番組に出る機会があるかもしれません。

塩田:僕たちは『ぽかぽか』さんに育てていただいたと言っても過言ではないですし、お昼の番組で生歌唱するのが生活の中心でした。『ぽかぽか』さんだから僕たちのキャラを受け入れられているのですが、もし他局さんの歌番組に出させていただくことがあるとしたら、どう思われるのか不安でもあります。夜の時間帯となると、これまでと違う方々に見ていただくことになるかもしれないので、皆さんの反応も変わってくるんじゃないかと。どういう世間の方々のお声があるのかと気になっています。

寺田:『ぽかぽか』さんで毎日お客さまの前で歌わせていただいていて、テレビの生放送で出演させていただいているので、その経験を生かしていろいろな番組に出ていけたらいいなと思います。

◆これまでの半年間の中で一番つらかったことは何ですか?

塩田:3月30日に1000人を動員するというイベント「SHOW-WAイベントでファン1000人集められるか!?」があったんですけど、そこにお客さまが集まらなければ、メジャーデビューもしかり今後のSHOW-WAの活動が難しくなってくるという人生の崖っぷちに立たされて。今回もがむしゃらにやれることは全てやったのですが、あの時は本当に後が一切なくて、「解散か?」と言われていたくらいでした。休みがない中でみんなが夜遅くまでやれることをやっていくのが初めてのことだったんです。メディアさんに出させていただいたりチラシ配りをしたり。右往左往しながら初めてのことをやっていたときが厳しい環境だったなと思います。

◆そういうときに士気を上げてくれるメンバーはどなたでしたか?

山本:青山です。自分たちはこういうスタンスでやっていこう、ブレずにいようということを節目節目で言ってくれて、その言葉でみんなが一致団結することがよくありました。1月8日から『ぽかぽか』さんでの生歌唱が始まって、一番少ない時で17人。自分たちの家族や身内を抜いたら少ない時は6人くらいだったんです。雨が降っていて雪がぱらついたりして、寒くて顔も痛いし、つらかったこともありましたが、それでも0人という日はありませんでした。いつも誰かが見に来てくださっていたので、それで僕たちも乗り越えられたなと思います。

青山:僕は、日々のダンスと歌ですね。きつかったというよりは、どうしたらうまくなるんだろう、もっとうまくならなきゃという気持ちがありました。毎日生歌唱があって土日にはライブがあるという中で、時間を見つけて自分で練習したりメンバーと練習したりする日もあって。向山は歌もダンスも経験者なので、彼に教えてもらいながらも、時間はどんどんたっていく…という、精神的な部分で常に追われているみたいな日々でした。それは今もなのですが、メンバーが支えてくれながら今日に至ったのはすごく良かったと思います。

◆トレーナーの方々のレッスンで印象に残っていることはありますか?

青山:仲宗根梨乃先生や菅井秀憲先生が、「自分らしさがメンバー一人一人にあるはずだから」と言ってくださって。レッスンを通してその発見を感じた部分がありましたし、そこはブレずに忘れずに。「自分の良さってなんなんだろう」というところから始まりましたが、それが分からない中でもアドバイスを頂きました。今もなお模索中ですが、それを見つけながらやっている自分に自信がついてきましたし、「自分の良さに気づきなさい」という言葉はすごく心に響きました。

向山:僕は15年間アーティスト活動をさせていただいていて、その中でもゼロからスタートしようと心に決めてSHOW-WAに入りました。一流の先生方に教えていただいた時には、厳しい言葉も頂きました。僕自身とても打たれ弱いんですけど、打たれ弱いながらも夢をかなえたいから負けられないという強い気持ちで臨んでいて、周りのメンバーが支えてくれたことで“グループっていいな”と思いました。勇気を振り絞ってゼロから初めて良かったなと思っています。

井筒:生歌唱をさせていただいたときに、天気によっては外での歌唱ができないときがありまして。その中でも外で歌唱があると信じて待ってくださったお客さまがたくさんいて、その方たちに直接お会いできなかったのはつらかったです。メンバー全員が「今日外でできないんだ…」「全然外でもやるのに!」と思っているのに、直接お届けできなくて。でもその分、画面で全力でパフォーマンスを届けようと、さらに頑張らなきゃと思えるきっかけになりました。

寺田:僕たちは、歌やダンスだけではなく、MCにも欠点があるいうことが発覚しまして、番組内で野々村友紀子先生にご指導いただきました。僕個人で言うと、滑舌が終わっていると認定していただきました。料理番組にも出ていたので僕は意識していなかったのですが、相当終わっていたみたいで…(笑)。でもそれを皆さんいいふうに捉えていただいて。僕が話すときも頑張ってと声を掛けてくださいますし、欠点を強みに変えてくださったのも野々村先生だと思います。今後は、歌だけではなくてもっとMCでも皆さんを楽しませられるように頑張っていきたいと思っています。MCスキルを教えていただく前に滑舌のレッスンで終わってしまったので、また野々村先生のレッスンを受けさせていただきたいです。

『ぽかぽか』SHOW-WA vs MATSURI
『ぽかぽか』SHOW-WA生歌唱 ©フジテレビ

◆これまで一緒に戦ってこられたMATSURIの皆さんにメッセージをお願いします。

山本:MATSURIのみんなが来てくれた日から、彼らの熱量を一番身近に感じていました。僕らには言わないものの、悔しい思いも今までたくさんしてきたと思うんです。ひしひしと感じるものがあって。でも僕らも僕らとして、本気で人生を懸けた以上負けられない。MATSURIさんが熱量を出してくれたおかげで僕らも自分たちが持っているものよりもさらに上のものを出せたんじゃないかなと思いますし、本当に感謝しかないです。

青山:MATSURIさんがいるからこそ僕らも刺激を受けました。最初は一緒にレッスンすることも多かったのですが、MATSURIさんは経験者も多いので、いい意味で盗めるものは盗みたいというふうに思っていて。彼らがいたからこそSHOW-WAがいますし、今の自分もいます。逆に僕らが『ぽかぽか』さんなどで頑張っている姿が、もしMATSURIさんにもいい刺激を与えられていたのであれば、12人でいる意味、2つのグループが結成された意味が大きくあると思いますので、これからお互い切磋琢磨して助け合いながら、言葉を交わしながら、一歩ずつ未来に向けて頑張っていきたいなと思っています。

向山:僕はもともとSOLIDEMOというグループにいて、MATSURIの渡辺真さんもそのグループのメンバーでした。なので、今回の対決企画が出た時に、最初はすごく複雑な気持ちになって。自分たちも人生を懸けていますが、MATSURIさんも人生を懸けていると思います。これからこのプロジェクトをもっともっと大きくして、いろいろな方に知っていただけるように、そして応援していただけるように、2チームで切磋琢磨して高め合っていけたらと思っています。

塩田:オーディション中、まだSHOW-WAやMATSURIが結成されていない時に、鼓舞しながら一緒に練習していて。蓋を開けたらSHOW-WAとMATSURIに分かれただけであって、どのグループにいたかも分からないですし、皆さんいろいろなバックグラウンドの人生の中で各々努力してきて戦ってきました。僕も、もともと一緒にライブハウスに出ていた仲間もいたりして。「夢をあきらめるな!オーディション」で集まったみんなや「昭和歌謡・昭和ポップス リバイバルプロジェクト」自体が盛り上がれば、日本の音楽業界や昭和歌謡をもっとたくさんの方に届けられるんじゃないかなと思うんです。昭和の曲ってすごくいいなと思ってくださる方もいらっしゃると思うので、この先みんなが幸せになって、その笑顔を歌でお客さまに届けていけたらと思います。SHOW-WAもMATSURIのみんなもみんなハッピーになれたらいいなと思います!

井筒:同じプロジェクトで集まった12人ですので、12人で1チームだと思って、12人で日本全国の皆さまに元気と笑顔を届けていきたいなと強く思っています。今回、僕たちがメジャーデビューさせていただくことになりましたが、MATSURIのみんなに納得してもらえるように僕たちがまず頑張って、MATSURIのみんなが来るのを待って、共に同じステージに立ちたいなと思っております。

寺田:MATSURIさんと生歌唱対決をしているときに、ライバルという関係でもある中で、MATSURIの皆さんがSHOW-WAにアドバイスをしてくれることがよくあったんです。MATSURIのライブを見に行く機会もあったのですが、MCや歌で勉強になることがすごく多くて。尊敬しているアーティストですし、一緒に切磋琢磨しながら上に上がっていきたいと思っています。

SHOW-WA PROFILE

『ぽかぽか』SHOW-WA vs MATSURI
SHOW-WA
左から)寺田真二郎、山本佳志、向山毅、塩田将己、青山隼、井筒雄太

寺田真二郎
●てらだ・しんじろう…1983年8月29日生まれ。愛知県出身。SHOW-WAのリーダー。料理研究家。愛称は「てらじろう」。

山本佳志
●やまもと・けいし…1988年6月21日生まれ。奈良県出身。元運転手。愛称は「けーしー」。

向山 毅
●むかいやま・たけし…1988年7月19日生まれ。福岡県出身。歌手。愛称は「たけちゃん」。

塩田将己
●しおた・まさき…1992年1月19日生まれ。東京都出身。元大手企業会社員。愛称は「まさきち」。

青山 隼
●あおやま・じゅん…1988年1月3日生まれ。宮城県出身。元Jリーガー。愛称は「じゅんじゅん」。

井筒雄太
●いづつ・ゆうた…1991年5月8日生まれ。神奈川県出身。元テレビ技術者。愛称は「つっつん」。