先日まで本市の市長であった石丸君が立候補しますので、本会の見解を明らかにしておきます。
前市長は、大ウソまででっち上げて議員や記者を悪役に仕立て、劇場型政治(劇場型個人攻撃)で正義の味方を演じる。
それを市の公式チャンネルで流し、金もうけに走るユーチューバーが切り抜き動画に編集して流す。
動画を見た信者が熱狂して前市長を称賛し、一方で議員や記者を誹謗中傷し、中には危害を予告するがごとき攻撃をする。
こうした循環の中で、石丸人気はネット社会で沸騰したのです。
こうしたネットでの熱狂は、大手のマスコミにも確実に影響を与えています。
ある週刊誌は、前市長を次のように紹介しています。
SNSを駆使して議会の悪習を世に問い、わずか4年で財政を健全化させた。
この週刊誌は、何を根拠にこうした記事が書けるのでしょうか。
前市長は「議会の悪習を世に問い」、市長として安芸高田市のために何をしたのでしょうか。
市政の混乱と市民に分断を持ち込んだだけで、結局自分の人気取りに利用したにすぎません。
むしろ、市民は、前市長が1社随意契約を利用してアキタカターンズに利益供与してきことを忘れることはないでしょう。
前市長の「財政を健全化」は、銀行の貸しはがしの如く経常経費を一律にカットし、公共料金の値上げをしただけです。
しかも、今年度4億円も基金を取り崩して人気取りの事業にバラマキをした事実をどう説明するのでしょうか。
財政健全化の判断は、2~3年の一時的な実績ではなく、少なくとも10年程度の財政推計で検証する必要がありますが、それもしないで、自分で一方的に「財政健全化をした」と主張しているだけに過ぎません。
そして、最大の問題は、前市長が「恫喝された」と大ウソをでっち上げ、名誉を棄損したと訴えられた1審判決で敗訴した事実を一切報じないことです。
また、選挙ポスター費用未払い裁判で、1審、2審とも完全敗訴している事実も一切報じようともしません。
ネットの噂話程度の情報を信じて記事にするお粗末さにあきれてしまいます。
思想・信条・政策もなく、息を吐くようにウソを塗り重ね、ポピュリズム的劇場型政治を演じるだけで、何の実績もない人間が賞賛され、首都東京の知事選挙に担ぎ出される状況に危険なにおいを感じるのは本会だけではないでしょう。