能登地震発生のメカニズム解説 静岡で県地学会講演会
ちぃっと前
静岡県地学会(会長・増田俊明静岡大名誉教授)の総会と記念講演会が16日、静岡市駿河区の静岡大静岡キャンパスで開かれ、同大の新妻信明名誉教授が能登半島地震の発生メカニズムなどを解説した。
新妻名誉教授は能登半島の成り立ちについて、フィリピン海プレートの移動により丹沢山地や伊豆諸島が本州に衝突した際、日本海側に突出したと説明。隆起を繰り返して地形を形成したとし、1月の地震は地殻底に形成された断層によって発生したと解説した。
総会では役員人事や本年度の活動計画案を確認した。