<MBTI小話>サボっている同僚がいたらどう思う?
全てのオフィスワーカーにとって近隣の席の同僚は気になるものだ。周囲の目を気にして有給が取れない人間は多いし、他の同僚がトイレに立つ回数を数えている人間もいるらしい。しばしば周囲の人間を異様に観察している者がいるのだ。
さて、サボっている同僚への態度は違う。私なんかはそいつがサボっても自分には関係ないから放置しておけと思うのだが、そう思わない人間もいる。自分が頑張っている間に周囲がサボっているならチャンス、とは思わないらしい。こうした人間の不思議さがきっかけでこの考察へと繋がった。
サボっている同僚がいたらどう思う?
ESTJ けしからんので注意する。他にもサボっている人間がいないか辺りを見回す。
ESTP 自分の成果に関係ないので放置。場合によっては自分もサボろうと思う。
ESFJ 日頃からサボっているメンバーを監視しており、「良くトイレに行くね」などと嫌味を言う。
ESFP 他の同僚は頑張っているのに不公平だと思い、裏で悪口を言う。
ISTJ 「〇〇さんがサボっているのはおかしい」等上司に抗議する。
ISTP 同僚のサボり度に足並みを揃え、自分もこっそり手を抜く。
ISFJ サボっているのはいけないと思い、上司に相談する。
ISFP 同じ給料をもらっているのにサボっている人間がいてやる気が無くなる、などとSNSに書く。
ENTJ 自分と同じ環境にこんな奴がいるのは許せないと腹を立てる。「自分が出世した時にこうした社員を追放する方法を思考実験する。
ENTP 自分はもっと上手なサボり方をして、時間を副業に当てようと構想を練る。
ENFJ サボっている人間がいるのは部署に一体感がない証と考え、上司に相談したり、新しい部署のパーパスを考える。
ENFP 「トイレ長かったね」などと空気を読まず話しかける。
INTJ こういう奴の首を切れない日本社会はおかしいと思う。
INTP 興味なし。
INFJ サボっている社員の気持ちを色々考える。仕事に閉塞感を感じてそうだし、自分もこのまま腐っていくかもしれない。人生は孤独で、あまりにも厳しい。それにしても・・・etc
INFP 「はあ、自分もサボりたいなあ」と思いつつ、怒られるリスクのことを想像し、結局少し手を抜くだけで終わる。
この違いの背景には集団や規範に対する意識の違いがあるだろう。J型は規範意識が強く、「べき論」に走る傾向が強い。サボるのはいけないことであり、自分も含めた誰しもがその規範に従うべきことだと考える。さもないと、部署が回らなくなってしまうからだ。J型はサボっている人間に嫌悪感を抱くし、しばしば攻撃的な行動を取る。
一方のP型はそうは考えない。基本は個人ベースだ。他人がサボっても自分に影響がなければ無関心だし、あまつさえ自分のサボる余地が増えると考えるかも知れない。あるいは、他人がサボる間に自分が頑張れば評価の対象になると考える可能性もある。特にTP型はかなり個人主義の色彩が強く、あまり他人に干渉する発想がないだろう。もちろん自分が上司だった場合は別だ。
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