「辺野古反対」玉城知事派が県議選大敗 冷淡な政権にあきらめの空気

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小野太郎
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 16日に投開票された沖縄県議選(定数48)は、玉城デニー知事を支持しない自民・公明などの県政野党勢力が大幅に議席を伸ばし、過半数を獲得した。玉城氏を支える与党勢力は議席を減らして少数与党に。2014年に「辺野古反対」を掲げる翁長雄志・前知事を軸に結集した「オール沖縄」勢力が、県議選で初めて負けた。

 党派閥の裏金事件で批判を浴びる自民は、4月の衆院補欠選挙や、その後の全国の地方選で負け続けていた。

 しかしそれ以上に、玉城氏側は苦境に立たされていた。

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 背景には、米軍普天間飛行場

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    佐藤優
    (作家・元外務省主任分析官)
    2024年6月17日6時32分 投稿
    【提案】

     この記事の見出しをつけた記者に教えていただきたいことがあります。この見出しには、<「辺野古反対」玉城知事派が県議選大敗 冷淡な政権にあきらめの空気>と書かれています。他方、記事の本文に「あきらめ」という言葉はありません。なぜ本文にない「あ