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少子化を解決しないと日本が滅ぶぞ! 今日は35才で子どもを5人産んで育てているワシが、過去30年間で約66兆円を費やした少子化対策にもかかわらず、何故日本政府は失敗しているのか、論理的に解説するぞ! それはな、「菊と刀」じゃ! まず、「少子化対策はカネをばら撒けばいい」という発想は、日本由来ではない。 西欧社会のものじゃ。 確かに、フランスやスウェーデンでは、 保育所の無償化や児童手当、育休の期間延長など「カネ」で出生率を伸ばし、 2.0に近い出生率を出している。 中にはハンガリーのように、 子ども1人あたりにつき多額の補助金と税金控除をして成功した国もある。 しかし、日本がヨーロッパの政策を真似しても、子どもの数は減る一方だ。 なぜか? それはな、 ヨーロッパは罪の文化だが、 日本は恥の文化だからじゃ! 昔、アメリカ軍の戦争情報局に、ルース・ベネディクトという女性がいた。 その頃、日本とアメリカは戦争をしていて 「どのようにしたら日本人を合理的に大量殺害できるか心理行動パターンを分析せよ」 という命令を受け、実際に研究した結果を戦後、『菊と刀』というタイトルで出版した。 それによると、西洋人は、自律した罪意識が行動規範で、 宗教や道徳などを理由にした規範が「他人からどう言われようと」その人に強く影響する。 少子化対策に置き換えると、金もないのに子どもを産んだら悲惨なことなるのが目に見えていて、 無垢な子どもを餓死や病死させることは「罪」だと考え、 産出抑止の心理が働く。 だから、政府がカネをばら撒いて養育費を支援したら、その罪の意識が消えて、子どもが増えるわけじゃ。 しかし、日本人は違う! 日本人は恥の意識で、他律じゃ。 自分がどう思い、どう感じるか、どう考えるかではなく、 大勢の他人から自分がどう思われるか、ということが最大に影響する。 つまりな、政府からカネを貰って子どもが十分な栄養を得て最高の医療を施され健康に育ったとしても 「子どもを産み育てている」という事実が、  他人(共同体の構成員)からどのように評価されるかが、行動原理となるんじゃ。 日本ではママ友同士で「出産日を決める」(PTAの集団行動に影響しないように)という、 西欧からみたら「大日本帝国によるバンザイアタック」並みの狂気を覚えさせることが現代でも起きているのは、 全て恥の意識ゆえなのじゃ! 日本では毎年14万人、最盛期には年間114万人の赤ちゃんを中絶であの世に送っているが、 極小数の医学的理由を除けば 「未婚や不義で恥ずかしいからおろす」というものじゃ。 だから、経済的理由を申告しておろした後、海外旅行にいくわけじゃな。 一方、アメリカが1976-2021まで堕胎を合法化した理由は「女性のプライバシー権」で、アプローチが全く違う。 さあ、これで日本の少子化対策が分かったな! 日本人の女は名誉が大切なんじゃ。 月3万に児童手当が増額されても、「ほれ!カネをやるから産め!」と言われているようで気分が悪い。 日本の女性の「お気持ち主義」は良くも悪くもみんな知っているよな。 あれが「恥の文化」なんじゃ。 なればこそ、少子化対策とはただ一つ! 妊娠と出産を批判する如何なる言動も表現の自由の例外として取り締まり (少子化で国がなくなったら表現の自由以前の問題じゃ!) 子どもを沢山産んだ女性が輝いている朝ドラや月9を流しまくり、女性誌は毎号ママ特集! そして政府は春秋の叙勲で沢山子どもを産んだ女性を東京に呼び、 勲章を授け、 そのまま大型バスにみんな乗せて赤坂御所に連れていき 特別園遊会にご臨席された天皇皇后両陛下がニッコニコされながら、 母親1人1人に「よく、頑張られましたね」とお声がけされ、それをノンストップで生中継する。 みんながみんな、妊娠と出産を賛美する。 「楽しい幼稚園」「小学1年生」の付録も 「将来ママになるためのミニ母子手帳グッズ」とかになる。 これで解決じゃ! ワシに任せろ! すぐ解決する! みんなの意見を聞かせてな! 最後に宣伝させてな! ワシの著作『われ、正気か!』は、政策とは歴史的背景を踏まえて立案しなければならず、 現在しかみていない日本政府が如何に無能か、そして今後どうしたら良いかの解説に力を入れて広島弁で書いた。 読んで深く知り、一緒に日本を守ろうな! amzn.asia/d/0F6WSxq 電子版も各社ある! ワシの全ての著作一覧はこちらじゃ。 amazon.jp/hz/wishlist/ls 年金支給日の気前の良さでもう1冊読んでな! あとインフラ整備に協力してな! amazon.jp/hz/wishlist/ls 地元図書館や学校にリクエストして応援してな! 文章が気に入ったらフォローしてな!
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日本を良い国にしたいです。保守言論で日本を豊かにする!新刊『われ、正気か!』(下記リンク参照)が2024年2月24日発売。夫婦別姓反対、共同親権実現。広島県尾道市出身。広島大学附属福山→九州大学→Buckinghamshire New Univ →5児の母。専業主婦になりたい女性が全員主婦になれる日本を取り戻す。
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