本校学生寮における食中毒の発生について
令和6年6月14日
関係者各位
長野工業高等専門学校
校長 江﨑 尚和
寮務主事 酒井 美月
本校学生寮における食中毒の発生について
日頃より本校の教育研究活動へのご支援をいただき、ありがとうございます。
本校学生寮において、6月7日(金)の午前中から体調不良を訴える学生が多数発生しました。これを受けて、寮生の健康状態を確認の後、6月8日(土)夕食より寮食堂厨房の使用を中止し、弁当による給食提供へと切り替えを行いました。
同日には、保健所とも連携の上、原因究明を進めてまいりましたが、この度、長野市保健所の発表により、本件がウエルシュ菌による食中毒事案として認定されました。それにともない、本校より寮食堂の運営を委託しております「日本ゼネラルフード株式会社」に対して、食品衛生法に基づき、2日間の営業停止命令が下されました。
今回の行政指導により、寮食堂厨房は6月15日(土)までの間使用ができなくなりますが、寮生への食事の提供は引き続き弁当による提供を行いますので、現在の状況から変更はありません。
なお、本校では、学生食堂の運営も同一業者へ委託しておりますが、異なる厨房を使用していること、人員・食材等の流用はないことから学生食堂の営業への影響は生じません。
幸い今回の件では、救急搬送を要する等の重い症状を発症する学生はおりませんでしたが、体調不良を生じた学生の皆様にはお詫びを申し上げますとともに、一日も早い回復をお祈り申し上げます。
<これまでの経緯>
6月7日(金) 体調不良を訴える学生が出始める。夜の点呼時に107名の体調不良者を把握。
6月8日(土) 寮生に対して現在の体調及び回復状況を確認するアンケートを実施
寮食堂運営会社と打ち合わせを実施
保健所への通報・調査への協力
寮食堂の使用を中止し、弁当への提供へ変更
6月10日(月) 本件への関連性なしのため、学生食堂は平常通り営業
6月14日(金) 長野市保健所よりの営業停止の処分が決定。(6月15日(土)までの営業停止)
6月17日(月)朝 寮食堂の営業再開
<主な症状>
腹痛、下痢
※入院治療が必要となった学生はなし