安田浩一
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安田浩一
@yasudakoichi
元週刊誌記者。著書に「ルポ 差別と貧困の外国人労働者」(光文社)「ネットと愛国」(講談社)「ヘイトスピーチ」(文藝春秋)、「沖縄の新聞は本当に『偏向』しているのか」(朝日新聞出版)、「『右翼』の戦後史」 (講談社)、「団地と移民」(KADOKAWA)、「戦争とバスタオル」(亜紀書房)、など。#NoHateTV
targma.jp/yasudaJoined June 2010
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シェルターに避難している外国人技能実習生を取材。彼女がおもむろに取り出したのは、今は解散した「嵐」の写真。ファンだったの?と訊ねると、首を横に振って「この服、私たちがつくった」。最賃以下で働かされ、いま、未払い賃金を求めて闘っている。
何度も話してはいるけれど、 #入管法改悪反対 は「外国人の問題」に対する反応じゃないんですよね。社会のあり方として、絶対に譲ることのできない問題だと思っています。人間の命を脅かす社会、人権をおろそかにする社会、夢や希望を踏みにじる社会──そんな社会は許容できないという意思表示です。
梅村みずほ議員への抗議会見が行われています。梅村議員の発言は遺族はもちろんのこと、難民申請者らを愚弄したものだ。「詐病で人は死にません」(弁護士)。なぜこんな当たり前のことを梅村議員も、そこに同調する人たちも理解できないのか。「空想や妄想を基に国会審議をしないでほしい」(動画)
下記ツイートで中沢けいさんも述べているが「群馬の森」の朝鮮人労働者慰霊碑がいま、撤去を迫られている。慰霊碑に刻まれた文字が訴えているのは「記憶、反省、友好」。何が問題なんだ。昨日、あらためて現地を訪ね、ここに碑があることの意味を考えていた。消してはいけない「記憶」だってあるんだ。
何度も述べていますが日本において、日本国籍の日本人以上に優越的権利を有した外国籍者、民族集団が、どこに存在するのでしょうか。「思いやり予算」で優遇される米軍関係者以外に思い当たりません。もともと様々な権利から除外された人々が日本人と同等の権利を求めることを「特権」とは言いません。
ラブホテル運営会社がコロナなどを理由に清掃担当のフィリピン人労働者(約60人)を解雇した事件。東京地裁は判決で会社側に対し、解雇無効、未払い賃金の支払い(総額約2億円)などを命じました。「外国人だからバカにされてきた」と解雇の不当性を訴えてきたフィリピン人労働者たちの闘いの勝利です。
関東大震災直後に虐殺された朝鮮人を追悼する集会が開かれている。都知事からの追悼文は今年もない。「すべての犠牲者を悼む」。それが知事の答えだ。「震災死」のなかに「虐殺死」が閉じ込められる。レイシストは歩調を合わせ、目前で歴史否認を合唱する。99年が経過して、辿り着いたのがこの風景だ。
「文書が黒塗りであっただけではなく、監視ビデオの映像も2時間に短縮され、しかも亡くなった当日(3月6日)の映像は含まれていなかった。なぜ死亡当日の映像を見せないのか。悪質に過ぎる」(指宿弁護士)。会見で明かされた入管の隠蔽体質。
朝鮮人犠牲者追悼式に今年も小池都知事は追悼文を送らないという。これで5年連続。2017年、初めて「不送付」を決定した際、知事は「震災で亡くなったすべての方々に追悼の意を表する」のだと会見で述べた。これは人災を天災の中に閉じ込める物言いだ。人の死に軽重はないが、震災死と虐殺死は違う。
10万円給付は「外国人も対象に含める方向」住民基本台帳に登録あれば国籍は関係なし 総務省が明らかに
久しぶりに女性週刊誌に記事を書きました。「週刊女性」(主婦と生活社)今週号。Colabo代表・仁藤夢乃さんの活動をテーマとしたルポです。仁藤さんに対するバッシング、行政の不可解な対応、Colabo設立に至る経緯などに触れたほか、保護された女性たちの声も集めました。全7ページ、約1万字の記事です。
藤本安馬さんが亡くなった。96歳だった。少年時、大久野島(広島県)にあった陸軍の毒ガス製造工場で働いた。毒ガスは中国で使用され、多くの人が犠牲となった。自身も毒ガスの後遺症に苦しんだ。取材時の藤本さんの言葉を忘れることができない。「私は加害者です。犯罪者に仕立てあげられたんです」。
4年前、在日コリアンの中学生に向けて「悪性外来寄生生物種」とネットに書き込んだ男性は、裁判によって書き込みが「人種差別」だと認定され慰謝料など130万円の支払いを命じられた。そういうことなのだ。海外にルーツを持つ人を動植物に例えて差別扇動する行為が、批判されない社会のほうがおかしい。
虐殺された朝鮮人犠牲者の追悼式に、おそらく今年も小池百合子都知事は「追悼の辞」を送ることはないだろうなあと思いながら、会場となる横網町公園。雨に打たれたせいか、暑さのせいか、誰かが手向けた花も萎れかけている。追悼式まで1ヶ月足らず。そして来年は関東大震災から100年の節目を迎える。
「概念」も「意識」も「ない」のは、現実に存在する差別を黙認することにつながらないでしょうか。差別者の少なくない部分は「今から差別します」と宣言してから差別するわけではありません。差別を意識することなく加害の隊列に加わります。そこに被害が生じるということに敏感であるべきだと思います
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つるの剛士
@takeshi_tsuruno
僕は生きていて、そもそも差別という概念はないですし、意識をすることもない。差別反対と言いながらこの単語を使うと自分のなかの大切な何かが分け隔てられてしまう怖さすらあります。ツイートすることすら憚れるような下劣な言葉がTLに散見されることはもっと怖いです。今すぐ削除してください。続→ x.com/takeshi_tsurun…
あらためて「在日特権」なるヨタ話について。引用したのは2016年のニュース番組です。同席した自民党議員はこれを明確に「ない」としています。しかも、それは党としての見解であることも認めています。
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安田浩一
@yasudakoichi
2016年にヘイトスピーチ解消法が国会で成立した際、「プライムニュース」に出演しました。その時の動画です。「在日特権はない」と自民党議員もはっきりと述べています。
「非正社員にも支給しなければ48時間ストも辞さない」と労組が迫ったところ、会社側が応じたという。──素晴らしい。
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堀篭 俊材
@horigome_t
春にストライキした千歳相互観光バスで、非正規の契約社員にも正社員と同額のボーナスがでることになりました。ストの効果を教えてくれます。 全文公開します→スト実施のバス会社、非正社員にも夏賞与 「同じ仲間」労組の要求で asahi.com/articles/ASR82
「外国人技能実習制度について調べている」という高校生の電話取材を受けました。熱心で、しかも鋭い問題意識を持っていました。これまで取材した事例を紹介させていただきました。制度について「改善すべき点」を問われたので、「改善」ではなく同制度は「廃止」すべきだとお伝えしたところです。
死者を貶め、生者に鞭打ってきたのが石原慎太郎という人物ではなかったのか。外国人、女性、障がい者、公害病被害者に対して尊大に振る舞い、屈辱を与え続けた。石原節? 差別と偏見に満ち満ちた節回しが、どれほど多くの人の尊厳を傷つけてきたことか。
昨日、群馬県庁(前橋市)前で、朝鮮人犠牲者追悼碑の撤去に反対するスタンディングがおこなわれました。県立公園「群馬の森」に建てられた追悼碑はいま、撤去の危機にあります。加害の歴史を示す貴重なモニュメントを「守ってほしい」と参加者は訴えました。私も同じ気持ちです。
アーティスト飯山由貴さんの映像作品が、東京都人権プラザで開催中の企画展において上映禁止となりました。同作品では関東大震災時の朝鮮人虐殺に触れています。そのことが上映禁止の主な理由だと考えられます。本日午後、この「検閲事件」を受けて飯山さん、同作品の出演者らが会見を開きました。
あらためて確信しました。やはり、真っ当な怒りこそ必要なのだと。本当に怖いのは、マイノリティの排除を正当化したり、障がいのある人の抹殺を訴えるなど、差別する側が、何の躊躇も必要とせず「安心して差別できる環境」だと思います。ヘイトスピーチの現場を見続けてきた実感でもあります。多くの人
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群馬の登記まで押さえたか...。「赤旗」の取材、さすがです。
ALSがなぜに「業病」なのか。誤った知識は病気に対する偏見を広めるだけです。
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石原 慎太郎
@i_shintaro
業病のALSに侵され自殺のための身動きも出来ぬ女性が尊厳死を願って相談した二人の医師が薬を与え手助けした事で「殺害」容疑で起訴された。武士道の切腹の際の苦しみを救うための介錯の美徳も知らぬ検察の愚かしさに腹が立つ。裁判の折り私は是非とも医師たちの弁護人として法廷に立ちたい。
ツイッターで「ヘイト投稿」した男性に、安田菜津紀さんが損害賠償を求めた訴訟の判決。東京地裁は男性に33万円の賠償を命じました。判決ではヘイトスピーチ解消法、国連の人種差別撤廃条約を援用し、「差別的な表現を用いて侮辱する本件投稿は、社会通念上許される限度を超えた侮辱行為」としました。
国会前。入管法改悪反対の集会に5500人が集まったとのこと。改悪を許さない。あきらめない。多くの人の声が永田町に響きました、主催者の皆さん、集まったみなさん、おつかれさまでした。ありがとうございます。
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誤解ないように記しておきます。嵐や所属事務所の問題ではまったくありません。衣装の縫製を担当した工場による労働問題です。日本の縫製産業は、こうした外国人労働力に依存している部分が大きいのです。
関東大震災の朝鮮人・中国人虐殺から100年目を迎える今年は、毎週各地で「虐殺現場」を歩くフィールドワークがおこなわれています。今日は400人以上の中国人が殺された大島(江東区)周辺をまわりました。この事件に詳しい在日中国人2世の林伯耀さんも神戸から駆けつけてくれました。
「国賓に失礼」などの反応が多いようだけど、「反トランプ」を街頭で意思表示することがそんなに問題なのか。例えばこれまでにも英国で、フランスで、ドイツで、ベルギーで、フィリピンで、訪問中のトランプに対しては、日本のそれとは比較できないほどの大規模デモがおこなわれている。
「私たち、人間なんでしょうか」。2005年の暮れ、取材先で聞いた技能実習生の言葉が、私に大きな影響を与えました。本日の「朝日」夕刊に、その時のことが書かれています。取材執筆は戦後補償などの問題に詳しい同紙記者の林るみさん。
これはもう確信を持って同意します。旧満州の関東軍と同じです。特に女性や高齢者相手だとやたら強気に振る舞うレイシストであれば、我先にと敗走列車の乗客となるに違いない。
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弁護士神原元
@kambara7
安倍信者は、大概軍国主義者なんだけど、国民が災害で苦しんでいる時に仲間内の遊び(〝国葬〟と称するイベント)にふける連中が、戦争の時どんな行動をとるかなんて明らかではないか。 自分達だけシェルターに籠り、国民なんて捨て石にされるに決まっているのである。
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