渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

エンジンの始動不良

2024年06月15日 | open



エンジン回転の3条件。

・良い混合気
・良い圧縮
・良い火花

これは二輪車に乗る者なら
誰でも知っている事だろう。
不具合発生時の点検も順を
追って落ち着いてやれば、
始動不良の原因特定も容易
だ。

だが、「良い火花」について
の不具合発生の場合、かなり
迷宮に入ってしまう事がある。
ただ、これも確実に一つ一つ
潰して行けば原因が特定され
問題が解決できる。
一番大切な事は、適切な判断
だ。
思い込みを一切排除して物理
的に淡々と着実やれば必ず
不具合は消滅させられる。
ただ、それが出来るか否かは
人的質性と能力による。
脳内妄想族は不具合には全く
対処できない。

物理的な事なのだ。
全てはチャートを立てれば解

決できる。
解決できないのは、そのチャ
ートを立てられないか、もし
くは、機械側に問題があるの
ではなく、人間側の識別に問
題がある。そこ大切。
セルが回らない事一つとって
も、多くの推定原因がある。
思わぬところでスターター
リレーや周辺配線に問題が
あるという単純な原因だった
りする事もある。
だが、それらもチャートを
きちんと正しく作って適正
判断で対処すれば、やがて
は確実に問題が解消できる。
だが、白を白と識別できれば
不具合解消は可能だが、白を
赤と思い込む思考回路で臨む
と、エンジンの不具合は一切
微動たりとも直る事は無い。

エンジンは正直だ。
直せるか直せないかは人間
如何にかかっている。
整備士の免許の有無などは
関係ない。
免許持ちでも全く実力も能力
も無い人間はごまんといる。
運転免許と同じだ。
整備についても、できるでき
ないと整備士免許の有無
は全
く別物。

世の中を俯瞰するに、残念な
がら現実はそうなっている。

正しく「こうあるべき」とい
う事などは成立していない。
だが、真実は一つ。

実力と能力ある者のみが真に
適正対処ができる。
これまた車両の運転と同じ。
オートバイも四輪車も、自分
で直せないならば、腕のある
専門店に修理を依頼したほう
がよい。
接し方一つで真逆の展開にな

るところが、バイク整備の怖
いところ。



 

 


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