行政書士試験の時間配分の目安とは?時間切れにならない解き方のコツを解説
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行政書士試験は、3時間という制約の中、多くの受験生が時間ギリギリまで必死になって解答していかなければ時間切れになってしまう試験です。
そのため、あらかじめ時間配分を意識して対策を講じておくことが大切です。
このコラムでは、行政書士試験の時間配分や時間が足りなくならないためのポイントなどについて解説します。
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行政書士試験 時間配分の目安
行政書士試験が実地される時間は午後1時~午後4時までです。
3時間という長丁場の試験ですが、試験問題の量を考えると決して時間的余裕はありません。
時間配分を意識して解いていかなければ、時間切れになってしまう可能性が十分あります。
時間配分は、自分で実際に問題演習をしながら自分に合った目安を探るのが一番ですが、まずは基本となる目安時間を以下のように設定したうえでスタートしてみてはいかがでしょうか。
①基礎法学、憲法(7問・5肢択一) | 15分 |
②行政法(19問・5肢択一) | 45分 |
③民法(9問・5肢択一) | 22分 |
④商法(5問・5肢択一) | 10分 |
⑤憲法・行政法(3問・多肢選択) | 15分 |
⑥民法・行政法(3問・記述式) | 20分 |
⑦政治経済社会(7問・5肢択一) | 12分 |
⑧情報通信・個人情報保護法(4問・5肢択一) | 8分 |
⑨文章理解(3問・5肢択一) | 23分 |
⑩見直し等 | 10分 |
合計 | 180分 |
これはあくまでも目安時間なので、自分で実際に問題演習をする中で現実的な目安時間に修正しましょう。
- 配点が高く時間をかければそれが得点につながりやすいであろう科目(例 行政法、民法)にはある程度の時間を確保すること
- 時間をかけても知らない内容が出た場合解ける可能性が低い科目(例 政治経済社会、商法など)にはあまり時間をかけないこと
これがポイントです。これはその人によっても違うかもれませんので、自分の傾向を把握しましょう。
自分にとって、時間をかけることが得点につながりやすい科目とそうでない科目とは、選別しておく必要があるでしょう。
関連コラム:行政書士の試験科目を徹底解説! 出題範囲・配点・科目別攻略法まで
行政書士試験で「時間が足りない!」とならないためのポイント3つ
時間が足りなくならないためにはどのようなことを意識すればよいのか、そのポイントをご紹介します。
1.自分に合った順番を見つける
解く順番は、模擬試験などを通じて、自分に合っている順番を見つけるのがおすすめです。
順番通りに解く場合、最初の基礎法学で心が折られる可能性がありますし、最後が文章理解になります。
文章理解は、一般知識で基準点をとるためには確実に正解しなければなりません。
ですから、文章理解は、頭が冴えている時に、落ち着いて解ける時間にゆっくり解くことが大事です。
試験がはじまったことによるプチパニックで文章が落ち着いて読めないというタイプの方は、得意な科目からまず解いて、頭がこなれてきたタイミングで文章理解に進むのがおすすめです。
順番通り解いていくと1問めが基礎法学ですが、基礎法学はどんなものが出るのか毎年予想が難しく、1問目からパニックになりやすいという場合には、この科目はとりあえず仮の解答をマークしておき、2科目目の憲法から実質的にスタートする、というような選択肢もあるでしょう。
順番を変える際に注意しなければいけないことは、マークミスをしてしまうリスクが高くなるということです。
ただでさえ本番は緊張しており普段はしないようなミスを起こしがちなので、少しでもミスをするリスクは避けるべきでしょう。
例えば、一般知識→択一のように、大きなブロックで分けてやっていくのも一つの作戦ですし、「ミスはするものだ」と最初から思って、注意深くいつもマークするようにする、などの心がけは必要です。
2.時間配分を意識してシミュレーションしておく
実際に試験本番と同様に、3時間通しで過去問や模擬試験等を解くことを経験しておきましょう。可能であれば、実際の試験と同じように午後1時から4時まで解いてみるのがおすすめです。
この練習は、本番までに5回程度はやっておくとよいでしょう。
実際に通しで解いてみると、自分が考えていた時間配分通りに行かない、想像以上に疲労感を覚えて後半が辛くなりペースが失速するなどの場合も多いでしょう。
それを見込んだうえで、ある程度余裕を持った時間配分に修正するなどの工夫も必要です。
自分がどんな問題に時間がかかりがちな傾向があるか把握しておくことも大切です。
3.長文に慣れる訓練をする
行政書士試験には、長文を読ませる問題が出題されます。
解答を考える以前に、その問題文の内容そのものを理解するまでに時間がかかってしまい、時間が足りなくなるパターンも多いのです。
民法の記述式問題や文章理解の問題では、長文問題を限られた時間の中で正しく読み解けるかどうかが重要なポイントです。
そのため、長文に慣れるように訓練し、試験当日の緊張している中でも正しく問題を理解できるようにしておく必要があります。
これは、一朝一夕でどうにかなるものではないため、繰り返し問題演習を行ったり、日頃から長文を読む習慣をつけるなどの地道な努力が必要です。
時間切れになってしまう人にありがちなこと3つ
時間が足りなくなってしまう人には、以下のような傾向がありがちなので、そうならないように気を付けましょう。
1.解く順番を複雑化してミスにつながる
自分なりに工夫をして問題を解く順番を入れ替えること自体が、必ずしも悪いわけではありません。
ただし、あまりに複雑にしてしまうとマークミスしてしまうリスクが格段に高くなります。
マークミスをしてしまうと、それを直すためのタイムロスが発生することはもちろん、マークミスをしたことでパニックになったり自信喪失してしまったりして、その後の解答にも悪影響を及ぼしかねません。
順番を入れ替える場合には、事前にその入れ替えた順番で解く練習を何度も練習したうえで臨みましょう。
間違っても、ぶっつけ本番で順番を普段と違うように入れ替えるようなことは避けるべきです。
2.迷った問題に時間をかけすぎてしまう
解答を最後の2択までは絞ったもののどちらなのか絞り切れない、記述式で書くべき必要な用語がどうしても思い出せないなどと言う事態は、本番では十分に起こりえます。
そのような時、いつまでもその問題に固執してしまうと、あっという間に時間が経ってしまいます。
そのせいで、本来解けるはずの問題までタイムロスで解けなくなってしまうのでは本も子もありません。
解答に迷った場合、一定時間が経ったら仮の解答を記入して次の問題に進む割り切りが大切です。
自分が想定している時間配分を超えてしまいそうなときは、躊躇なく次の問題に進む勇気が必要です。
行政書士試験は全問正解する必要はありませんので、解ける問題をきっちり解くことが重要です。
3.周りの人を気にしてペースが乱れる
本番では、周囲の受験生の問題を解くペースが気になってしまいがちです。
自分がまだ最初の問題を解いているのに、すでに他の受験生が次のページをめくる音を聞き、自分だけ解けていないのではないかとパニックになってしまう人もいるでしょう。
実際には、他の受験生は解く順番を入れ替えていたり、解答できないから飛ばしただけかもしれません。
いずれにせよ他の受験生がどうであっても自分には関係ないのですから、周囲を気にする必要はありません。
あくまでも、自分が決めた時間配分が大きく狂っていないかを意識するようにしましょう。
そして、本番さながらに問題を解く練習も大切なので、できれば他の受験生と一緒に受ける模試を経験しておくとよいでしょう。
関連コラム:行政書士試験の模試は受けるべき?メリットと活用法
まとめ
行政書士試験の時間配分は、あらかじめ意識をしておかなければタイムオーバーになってしまう危険があります。
あまり複雑な戦略を立てる必要はありませんが、自分の解答時間の傾向を理解したうえで現実的な時間配分を設定し、本番では落ち着いて試験に臨めるように準備していきましょう。
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