都知事選出馬表明の石丸伸二氏にオバ記者が突撃!「大学時代の交際歴はない」「読んだ漫画は2万冊超」…その素顔に迫る
硬派で奥手な学生時代。女性はいまだ苦手?
オ「石丸さんは京都大学に進学されました。両親の年収は500万円くらいと動画で話していましたが、大学進学は大変だった?」 石「入学金と4年間の学費を合わせた約250万円は、親が出してくれました。就職してから両親のための車を購入するなどして全額返しましたが。生活費は奨学金の月8万円とバイト代で賄いましたね。食費は1日500円。朝昼晩とも米と卵ともやし。大学の学食は贅沢品でした」 オ「“青春”はどうしていたんですか?」 石「え? サークルですか? ぼくはほぼ男子学生しかいないジャグリングサークルに在籍して……」 オ「いや、そうじゃなくてさ、彼女は?」 石「ああ(笑い)。高校時代にいましたが、大学時代の交際歴はありません。それよりジャグリングの腕を磨こうと必死になっていましたね。彼女ができたのは社会人になってからでした」 オ「そこからブレーク?」 石「モテたいという思いは人並みにあるんですが、いまひとつ熱意に欠ける。ビジネスの交渉だったら理論的な話し合いができますが、恋愛は正論が通じない。切り札を出しても、それを無視してドーンと落とされるみたいな。それが性に合わないみたいで(笑い)」 オ「市長として忙しい日々を送っている中で、家に帰って風呂が沸いていたらいいなって思ったことは?」 石「それがないんですよ。家に帰って洗濯をする、風呂を洗うという作業が、ぼくにとっては大事な日課。片づけていくうちに心が落ちつく。調和が保たれる。誰かがいるとそうはいかないから」
アルゼンチンで見えた日本の未来の危機
オ「色っぽい話をもう少し聞きたいところだけど、アメリカでの生活も気になるんですよね。何才のときに渡米したの?」 石「30代の前半ですね。為替アナリストとして主に南米を回って講演をしていました。アルゼンチンを訪れ、その経済状況を目の当たりにしたとき、日本ほど平和な国はないと実感したんですよね。でも、少子化が止まらない日本はこれから間違いなく衰退していく。その傷を少しでも小さくするにはどうしたらいいか──傍観者ではなく、自分も何かしないといけないと、切実に思いました」 オ「それで帰国して間もなく、市長に立候補か……」 石「ちょうど地元の市長が辞職して、タイミングがよかったというのもありますが……」 オ「閉鎖的な田舎が嫌で広い世界に飛び出した結果、日本のすばらしさと問題点に気づけた、というわけですね。 私が67才になって思うのはこれからの政治は若い人が参加した方がいいということ。20年後の日本に本気で責任を持とうとする人が政治をしないと……。ですからどうか都知事選がんばってね。オバながら応援しています」