2024.06.09
最初はまだ「クマに喰われていなかった」!遺体の「第一発見者」が告白…秋田でクマに襲われ死亡した男性が明かしていた「恐怖」
いま「仲間」に伝えたいこと
命の駆け引きをしながら山仕事をすることは、もう割に合わなくなってきたのかもしれません。いつどこでクマに襲われるかわかりませんから。何かの拍子に笹が動いたり、パキンと枝の折れる音がしただけで、心底怖くなります。
佐藤さんも殺されて、私もこれまで何度かクマとやり合って、でももうそんなことできる体力も気力もない。佐藤さんには、「これまでご苦労様。あとはゆっくり眠って休んでください」と伝えたいです。
Aさんの独白は以上の通りだ。この5月、一人の男性が山で命を落とした。単なる遭難者ではなく、「仲間」として佐藤さんを悼む気持ちから、Aさんは本誌に話をしてくれた。心から佐藤さんの冥福を祈りたい。
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ここ5年ほど、秋田側の熊取平や田代平、岩手側の四角岳、青森側の迷ケ平など、三県の境界周辺では大型の個体の目撃例が増えていて、しかも、そのほとんどが赤毛だったという。いまも駆除されていない、佐藤さんと警官2名を襲ったクマは、本当にツキノワグマだったのか。
つづく記事『秋田の山中に出没した「人喰いグマ」の「ヤバすぎる正体」…!報じられない地元の証言「どう見てもツキノワグマじゃねえ」「デカすぎる」』では、その実態について、詳報しています。