タイバンルンは今が生まれ変わるためのチャンスだと思っています そのためなら、自分の飲食店の売上がしばらく落ち込んだとしても、僕は我慢します… これまであの小さな町でプロデュース含め、9店舗に関わってきました ベトナム随一の飲食タウンに!と自分なりに仲間達や同業者のみんなと頑張ってきました ですが、コロナを境に、風俗店や飲み屋ばかりが増えていきました それだけなら何も言うことはないのですが、一部の店は悪徳店舗と化し、ぼったくりや禁止薬物の販売などが増えていきました すっかり評判が落ちてしまい客足が減ったため、まともだったガールズバーも数少ない客をぼったくったり、強引な客引などをするようになってしまったりと、まさに自分で自分の首を絞めるような状況でした 真面目にやってるガールズバーや無関係な飲食店はその迷惑を被り続けました その頃から、自分の心はすっかりタイバンルンから離れてしまい、公私ともに行かないようになっていきました 新規出店も、タイバンルンの物件情報をもらっても見向きもしなくなり、レタントン、ファンビッチャン、ハノイ、ニャチャンと他の場所での出店が続きました その後、先月の悪徳ガールズバーによる客への監禁&暴行事件を機に、公安による厳しい摘発が始まり、ハッピーバルーンなどが禁止されました ※この公安絡みの話は色々と話したいですが、ベトナムではSNS等での政府や公安に関する話は非常に危険なので語りません そこへ、今月、ベトナム人による日本人刺殺という痛ましい事件が起きてしまいました この事件自体は、かつての日本人上司を恨んでいた犯人が通りすがりの日本人を"顔が似ていた"という理由で面識もない被害者を刺す、という事件でタイバンルンとは無関係な事件だったのですが、この事件は日本人はじめ外国人のタイバンルン離れを決定づけました 日本企業の中にはタイバンルンへ立ち入ることを禁止する企業も出ているそうです この厳しい環境の中で、悪徳バーが撤退していく事を心から願っています 資金源だったハッピーバルーンや薬物の販売が厳しく規制され、客足も遠のき、売上が立たなくなって早く消えろ!と思います ただ悔しいのは…真面目にやってる飲食店やバーがなぜ苦しい目に合わないといけないんのだ?ということ あいつらが消えた跡地を借りまくって飲食店や健全な店に変えていく そういう戦いしかできない
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