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天皇論「日米激突」 (小学館新書) (小学館新書 こ 3-2)

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ユウキ
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小林よしのりの基本雑な議論について行くつもりはなかったのだが、眞子様に一時金を払ったのは自由を制限しづけたことへの国民からの賠償金であり、税金泥棒などと叫ぶのはナンセンスという話とフェミニストはなぜ女性天皇容認のワンテーゼで運動しないのかみたいな話は興味を持った。
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Kur96
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「そもそも神武天皇は実在しない」から始まり、「天皇が韓国に行ったならば」「大嘗祭は国費でやるべきか」「天皇に人権はあるのか」「外国人労働者と天皇」「昭和天皇に戦争責任はあるか」「ハーフの天皇はありか?」などなど、タブー一切なしで語り合った衝撃的かつ、まったく新しいもの。 2人の激しい論戦から、新しい時代の天皇と皇室、そして新しい日本のかたちが見えてくる!ただ、同意できるとこと、出来ないところがある。無理して変える必要を感じないからかもしれない。
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カツ
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知らなかった事もありいろいろと勉強になりました。後継者問題だが一番大事なのは天皇制の継続であり、青山繫晴の本に出ていたが戦前の宮家を復活させれば後継者問題は解決すると思う。よしりんの位置付けは何なのだろうと思っていたが、あとがきに「自立した思想家」と出ていたので納得。本人の肩書はあくまでも漫画家なのも良い。
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ホリエンテス
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ハーフの天皇の話が先行していてもっと変な本かと思ったけど非常にまともな議論だった。 昭和天皇の戦争責任は理解できるところもあった。何が正解と言うのは無いんだろうな。
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みのくま
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皇室に関わる諸問題に対して、ぼくは120%小林よしのりに賛成する。皇室の皆様の人権の回復、女性・女系天皇は大賛成である。そしてなぜ「天皇」が必要かという点だが、権力と権威の分離の必要性もさることながら、合理性近代性を超越した存在が人間には必要だと思うからだ。それは一朝一夕で創れるものではないし、また人工的なものですらないのかもしれない。無私の心ですべての人間の幸せを祈念して下さる奇跡のような存在が「天皇」なのである。だからこそ皇室の待遇改善は急務だし、持続可能性を下げる因習(男系)はすぐに撤廃すべきである
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千本通り
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日米激突といいながら、実際はお互いの立場を理解、尊敬しながら、互いに影響し合って、互いの思想を深め合った良い対談だった。 特に男系派からルオフ氏が「本音はハーフの天皇の誕生か」と批判され、小林氏が「男系派の日本人は純血種という思い込みにすぎない」とやり返した場面は印象的だった。
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保兵衛
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図書館本。はじめての小林よしのり本。いきなり、わたし、ぼくでもなく「わし」という言葉に愕然とす。過去読んだ図書で初めてではないか。1953年生まれと保兵衛と同世代ながら、知性とか教養の程度、人間性を疑う。本の内容はそれほど過激なものではなく、記されていることはごく一般的かどうかは疑問があるけど、まともな主張だと思う。残念ながら、小林のマンガは読んだことがない。
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ky
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倭、奴なんていう屈辱的な名前で呼ばれるのはイヤだから推古天皇のときに天皇を名乗って中国の皇帝と同格にした。フィクションである権威をみんなが認めないと社会がひとつにならない。右も左も、自分にとって都合の悪いことを天皇がやったら政治利用だ憲法違反だと言う。悠仁さまがゲイだったら保守派全員自殺。政府が手当しない人々の心を天皇が慰めている。上皇はロボット天皇論と戦ってきた。戦後左翼は日本を貶めることをあまりにも言い過ぎた。声高に男系を主張の保守派は、お世継が外国人と結婚します、なんてことになったら、どうするのか?
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手ぬぐいゲッター
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終始冷静に議論をされていてとても好感を持てました。  TVでやっている攻撃しあう番組もこのように冷静に議論したらいいのになあと思いました。
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はちわん2
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小林氏の考えは理解できているつもりだが、アメリカ人との対談での意見の相違があるときがおもしろかった。令和が始まったばかりではあるが、天皇のことを知り、考えることができよかった。
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百式改(公論サポーター東海)
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天皇の自由を奪っているのは国民だと言う説に全国民がそのように思えれば皇統問題など速やかに解決するのだろうと思う。 皇室が権威のみの存在であることが独裁を阻んでいることが周知されれば皇室に対する関心も上がり憲法問題も議論されるようになるだろう。
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Iwata Kentaro
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面白かった。ケネス氏の話を聞く度量、それとまったく気づいていなかったのだが小林は他者のサマライズが極めつけに上手い(漫画家だからね)。小林の意見に賛同することも反対することもあるけどとにかく相手の主張をきっちりまとめる能力の高さは凄まじいまでと思った次第。両者の意見は微妙に異なるけど男系天皇にこだわるのは狭量なクソジジイのやることだ、で合意。ぼくもそう思う。
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mitei
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本当に最近は議論と言いつつ自分の意見を披露してマウンティングするだけのスタイルが多い。しかし本書は互いに議論を噛み合わせようとするそれぞれの考え方がわかりやすいし、意見の不一致があってもそれを潰すのでなく、キチンとした意見を持ってるもの通しで考えて発言している感じが良かった。
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モーモー
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神話、伝承、史実をしっかりとわけて考えること。読むまえは混ざってました。日本は天皇がいるから独裁にならないといった理解しずらい主張はあるが、小林よしのりはよく勉強してる!
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オールド・ボリシェビク
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目から鱗だ。小林よしのり、勉強しているなあ。感心します。右とか左とか言った二元論はもうたくさんだ。建設的な天皇制論議が必要なのだ。
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長島芳明 
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何度もうなずく内容で、「男系派一神教を発見した」には目からウロコが落ちた。「男系派はなんで男系に攻撃的に(そう見える)、固執するのだろう」の疑問が氷解した。
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Y2K☮
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神話と伝承、史実を分ける。常識的に考えれば神武天皇も天照大神も実在しない。だから無視するのではなく、なぜそういうフィクションが定着したかを考え、自然な意味を読み取ればいい。少なくとも男系絶対という答えは出て来ない。靖国神社の歴史観は私的見解であって国の公式ではないという前提は必要。A級戦犯合祀を講和条約違反と捉える視点や昭和天皇の戦争責任論も理解はできる。が、国民が戦争を支持したという事実をぼかす方が後の世に対して危険だ。ただ可能だったかはともかく、講和後のある時点で退位すべきだったという意見も一理ある。
Y2K☮

Gフック「神話そのものは広く読まれればいいと思います。問題は、それを誰が何に利用してきたか」「天皇の意思を認めたら戦前に戻ってしまうから危険だというのが左翼の言い分です」「右翼は戦前に戻ることを警戒してはいないんです。天皇の意思を認めたら、その権威が強くなりすぎて政治利用できなくなるから困るんです」「民主主義を守るために軍隊が必要なのは当たり前なのに、日本では民主主義を守るために軍隊が要らないという話になってる」「政治家が求めているのは世の中を良くしていく快感ではなくて、権力を維持する快感なんです」

10/10 11:29
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H
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なかなか読み応えのある対談だった。こういう建設的な議論をぜひ続けて皇統の維持発展に繋げて欲しい。
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shige
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日本で「議論」「ディベート」というと正直ポジティブな印象を持てなかった。 朝生のような「議論」はマウントの取り合いにウンザリするし、授業や就活で行う「ディベート」は場を乱さないよう役割を演じるだけ。 本書ではそれらと違い、意見を異にする者が話し合いながらお互いの主張を理解し高め合おうとする過程が見られ、これが本物の議論なのだと実感する。
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Wataru Hoshii
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親米保守ともリベラルとも距離を置く小林よしのりが、戦後民主主義と天皇制についての専門家であるケネス・ルオフと対談した本。議論はわかりやすく、ルオフは小林の議論の賛成できない部分から注意深く距離をとりつつ、一定の評価をしている。私もいまの小林の主張には共感できる部分があるのだが、時々乱暴な論理展開があって頭を抱える。天皇がいるから日本は独裁にならないという議論はよくわからない。あと、彼の左翼観はいまやほとんどステロタイプで、ネトウヨ向け以外には説得力を持たない(歴史教科書がマルクス主義的って、いつの話だ)。
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