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馬の繁殖を行う牧場のきゅう舎外壁に“ライフル弾”とみられる銃弾 3~4キロ離れた場所からハンターが撃った流れ弾の可能性 現場はシカが頻繁に出没するエリア 北海道浦河町

2024年06月12日(水) 22時03分 更新

きゅう舎の扉に刺さった状態で見つかった銃弾(12日・北海道浦河町)視聴者提供
きゅう舎の扉に刺さった状態で見つかった銃弾(12日・北海道浦河町)視聴者提供

 12日、北海道日高地方の浦河町にある牧場の外壁に、ライフル弾と思われる銃弾が刺さっているのが見つかりました。ハンターが撃った流れ弾が壁に当たったと見られています。

銃弾が見つかったのは、浦河町西幌別の馬の繁殖を行う牧場です。

銃弾が刺さっていたのは厚さ1ミリほどの鉄製の扉部分(銃弾は赤くマークした箇所)視聴者提供
12日午前9時半ごろ、牧場の男性従業員から「きゅう舎の壁にライフル弾が着弾しているのを発見したので、警察官に見てほしい」と警察に通報がありました。

警察によりますと、ライフル弾と見られる銃弾は、12日午前9時15分ごろに発見されました。

銃弾は、きゅう舎の外壁にある鉄製の扉部分(厚さ1ミリほど)で見つかり、地面から60~70センチの高さに刺さっていました。駆けつけた警察官が回収し、現在、鑑定しているということです。

牧場から3~4キロ離れた場所からの流れ弾か(12日・北海道浦河町)視聴者提供
銃弾が発見された時点で、きゅう舎内に馬がいたかどうかは明らかになっていませんが、人や動物への被害はありません。

この牧場の周辺は、シカがよく出没するエリアで、禁猟区域でもないことから、警察はハンターが3~4キロほど離れた場所から撃った“流れ弾”とみて、事件性も含めて捜査しています。

牧場から銃弾を回収して鑑定するなど、捜査を進めている浦河警察署

のぞいてニッポン

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