トー横で取材中 記者に詰め寄る 容疑の暴力団組員再逮捕 警視庁

東京・歌舞伎町の「トー横」で行われた一斉補導=東京都新宿区 (関勝行撮影、一部画像処理しています)
東京・歌舞伎町の「トー横」で行われた一斉補導=東京都新宿区 (関勝行撮影、一部画像処理しています)

東京・歌舞伎町の一角「トー横」で、暴力団組員の男らが取材中の記者に因縁をつけて逮捕された事件で、警視庁少年育成課は都迷惑防止条例違反の疑いで、住所不詳、指定暴力団住吉会系組員の河合喬(たかし)容疑者(34)ら男2人を再逮捕した。「脅したつもりはない」などといずれも容疑を否認している。

逮捕容疑は5月12日、歌舞伎町の路上で20代の女性記者に対し、腕の入れ墨を見せた上で「俺たちを撮っているだろう。消せよ」などと言いがかりをつけて詰め寄り、不安を覚えさせる言動をしたとしている。

当時は同課が深夜徘徊(はいかい)を行うなどする少年らの一斉補導を行っていた。これまでにも警察官の補導を妨害する行為が確認されており、同課は組員とトー横の少年らの関係についても調べている。

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