小池都知事3選出馬へ 自民党、苦肉の支援で不戦敗回避
自民党は東京都知事選(20日告示、7月7日投開票)をめぐり、現職の小池百合子知事の出馬表明を待たずに支援する方針を打ち出した。独自候補の擁立は見送る。次期衆院選をにらみ、不戦敗の回避を優先した苦肉の策といえる。
自民党の茂木敏充幹事長は11日の党役員連絡会で、小池氏の支援に言及し「党本部として都連、都議会自民党と連携して全力で臨みたい」と発言した。
これに先立ち党東京都連は10日の臨時総務会で、...
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(更新)- 室橋祐貴日本若者協議会 代表理事ひとこと解説
立憲の候補者が勝利した衆院東京15区補選と大きく違うのは、公明党が全面的に支援していること、都民ファーストが一定支持層を持っていること、他に自民系の候補者がいないことです(他にも連合東京が小池氏を支援する可能性など)。これらを踏まえると、いくら自民党の支持が減っていようが、現職が有利な構図はなかなか変わらないように思います。むしろ注目すべきは同日に投開票のある都議補選で、今回8選挙区もあり、その結果次第で都議会の第一会派が変わる可能性が十分にあります(現状1議席差で自民が第一)。今後の都政を見る上では、都議補選も要注目です。
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(更新)
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