梅干しは酸性ではなくアルカリ性?
アルカリ性が体に及ぼす影響も解説
おにぎりの具材としてもおいしい梅干しがアルカリ性食品というのは知っていますか?
酸っぱい梅干しは酸性食品だと思っている方もいると思います。
この記事はアルカリ性食品の重要性や代表的なアルカリ性食品を紹介していきます。
梅干しはアルカリ性食品?
梅干しはすっぱいクエン酸が含まれているのになぜ酸性食品じゃないの?と思うかもしれませんが、クエン酸は体内に入るとアルカリ性に変わるのです。
アルカリ性食品とはナトリウムやカリウムなど、アルカリ性を示す金属イオンが多く含まれている食品のこと。
アルカリ性食品の一例としてレモンやパイナップル、ぬか漬けなどの酸味のある食品が多いのも特徴です。
他のアルカリ性食品は、調理を前提とした食品が多いですが、梅干しはそのまますぐに食べられます。コンビニやスーパーで手軽に手に入れられるアルカリ性食品をお探しの方は梅干しがおすすめです。
アルカリ性食品の重要性
人間の体は約60%が水分でできていると言われていますが、その体液は中性に近い弱アルカリ性に保たれています。
人間の体は弱アルカリ性であるのが健康な状態ですが、焼肉や白米、ビールや缶コーヒーと言った毎日の生活の中で食べる食品の多くは酸性食品なので、人間の体は常に酸性に傾きやすいと言われています。
また体が酸性に傾くと血液がドロドロになり様々な病気にかかりやすくなるとされています。
そこで血液の酸度を一定に保つ役割をしている腎臓は血液中に重炭酸イオン(アルカリ性物質)を出して中和させるのです。
体のバランスを保つためにはアルカリ性食品と酸性食品をバランスよく摂ることが大事なのです。
代表的なアルカリ性食品
代表的なアルカリ性食品としては以下が挙げられます。
- ・ぬか漬け
- ・昆布などの海藻類
- ・トマト
- ・にんじん
- ・きゅうり
- ・レモン
- ・柿
- ・パイナップル
- ・お酢
- ・海塩
- ・亜麻仁油
- ・オリーブオイル
- ・ミネラルウォーター
アルカリ性食品は身近にあるお酢や海塩などの調味料から摂ることができます。
一方で酸性食品はどんなものがあるのでしょうか?例をあげると、食品としては肉や魚介類、飲み物ではお酒などです。酸性食品は身近にあるものなので、体を健康に保つためにはアルカリ性食品を摂って中和させる必要があります。
またアルカリ性食品は胃酸の働きを弱める働きをします。
お肉にレモンをかけて食べたり、お酒を飲んだあとにミネラルウォーターをたくさん飲みたくなるのは、酸性に傾いた体をアルカリ性食品で中和するために体が求めてるのかもしれませんね。
もっとくわしく知りたい方は、食品のph値に注目してみてもよいかもしれません。
まとめ
実はアルカリ性食品の梅干し。季節を問わずにいつでも食べられるので、肉料理や和え物などにして毎日の食事に取り入れることをおすすめします。
ぜひ梅干しを食べて健康生活を送ってくださいね。