サッカーW杯日本代表の伊東純也選手やお笑い芸人の松本人志氏から性被害を受けたと主張する女性らだとする顔写真や氏名などの個人情報をSNSのX上に相次いで投稿し、物議を醸している人物がいる。その名はエンターテイナー折原氏（27歳）＝本名・東優樹＝。前篇《伊東純也・松本人志問題で物議「エンターテイナー折原」を直撃インタビュー》に引き続き、本人の独占インタビューをお届けする。
ガーシー自宅侵入で逮捕
──昨年3月にガーシー氏の実家の敷地に侵入したとして逮捕され、報道された。なぜあのようなことになったのか。
「SNSでの暴露発信で有名なZ李が僕の師匠で、僕は彼の一番弟子だと言っていいと思います。その師匠と僕は大揉めになっていた時期があり、 ユーチューブ動画でZ李の正体とかを暴露して攻撃していた。その時にガーシーの配信で、僕の暴露はデマらしいというような内容を流された。
あとで聞いたらZ李が周囲に僕とは一度しか会ったことがないようなウソ情報を流し、それがガーシーの耳に入ったらしいのですが『そんなメチャクチャな情報を鵜呑みにして発信しているんだったら、じゃああんたがやっていることと同じことをやってやる』と思って、実家に向かったんです。
ガーシーの親御さんが住む集合住宅の集合ポストに『あなたの息子にこんなことを言われた』とか、いくつか質問を紙にプリントアウトして投函しようとした。その様子を画像でSNSに投稿したりしていたら通報されて兵庫県警伊丹警察署に建造物侵入容疑で逮捕された。でもあそこは住居なので、正しくは住居侵入なんですよね。それで逮捕状が却下された。逮捕状が却下されるのは日本の司法では0.1％の確率なんですが、それですぐに釈放されました。伊丹署はスポットライトを浴びた唯一の機会で赤っ恥でしたね」
折原氏がメッセージアプリのアイコンに使用している本人をデフォルメしたイラスト画像──Z李氏との出会いは？
「4年ぐらい前ですかね。僕は23、24ぐらいの時です。当時はすでにZ李がツイッターの暴露系投稿でそれなりに有名になっていて、僕があるルートでZ李の裏話を掴んだことがあったんです。その情報を僕がツイッター（現・X）の『スペース』で少し挑発的に出したら、Z李からDM（ダイレクトメール）で連絡が来て、新宿のカラオケボックスに呼び出された」
