大崎水産、水産初の快挙「米日農産物貿易の殿堂」入り 

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • この記事をツイートする
  • mixiチェック
  • この記事をLinkedInに追加

2024年6月12日

クリックで画像を大きく表示します

表彰状を前にバークATO所長㊧と大崎社長

 カニカマなどねりメーカーの(株)大崎水産(広島市、大崎桂介社長)はこのほど、「米日農産物貿易の殿堂」に水産では初めて選ばれ、4日に米国大使館で表彰された。

 「米日農産物貿易の殿堂」は、米国農務省(USDA)海外農務局と米国大使館が日本における米国農産物の市場開発に多大な貢献をした企業や団体をたたえ、日米両国間の交流を向上させるため2011年に創設された。昨年まで42社の企業が殿堂入りし、今年は水産では初の大崎水産を含めて5社が加わった。

 東京・虎ノ門のホテルオークラで同日行われた記者会見で大崎社長は、「長年、米国産スリ身の中でもさらに上級スリ身にこだわって使用してきたことが評価されたと思う。今年はカニカマ50周年と節目の年でもあり、殿堂入りは非常にうれしい。品質の高いスケソウを安定的に使えることができたのはアラスカの長年にわたる厳しい資源管理があるからこそ。これからもアラスカにはしっかりと資源管理したスケソウ原料を供給していただき、当方もこれまで通りしっかりと販売していきたい」と喜びを述べた。[....]