Front Runner 2 Lesson 2

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Lesson 2

 

各段落の要約

段落

日本語要約

英語要約

今日,トランポリンはイギリスで非常に人気がある。

Trampolines are very popular in the UK today.

多くの文化には,ピンと張った生地[素材]で人を投げ上げる民族的な伝統があり,ヨーロッパではこの活動が徐々に発展して,おもしろい公演になった。

Many cultures have a folk tradition of tossing people up by stretched material, and in Europe this activity gradually developed into amusing performances.

ジョージ・ニッセンがデュ・トランポリンのトランポリンをさらに改良し,その改良されたトランポリンが世界中に普及していった。

George Nissen developed Du Trampolin’s trampoline further, and the improved trampoline spread around the world.

今日,トランポリンは単なる娯楽としてだけではなく,宇宙飛行士を訓練したり健康を促進したりすることに使われている。

Today trampolines are used not only for recreation, but also for training astronauts and promoting good health.

 

全訳

➊イギリス中には今日,多くの家庭にトランポリンがある。➋市場調査は,トランポリンが子どもたちにとって3番めにほしい贈り物だということを示している。➌この需要を満たすために,小売業者はあわててトランポリン市場に参入している。

➊トランポリンメーカーは,エスキモーがピンと張ったセイウチの皮を使って,お互いを〔→交代で乗って〕空中高く投げ上げたときに,最初のトランポリンが生まれた〔→~を空中高く投げ上げたのが,トランポリンの始まりだ〕と言うのが大好きだ[口癖だ]。➋しかしながら,人を空中に投げ上げるために生地をピンと張ることは,エスキモー特有というわけではない。➌多くの文化には,遊びや一種の祝い事として毛布で人を投げ上げる民族的な伝統がある。➍ヨーロッパでは,旅芸人の一団が公演に「跳ねるベッド」の出し物[演目]を加えると,この活動は徐々に民衆の一種の娯楽に発展していった。➎「ベッド」はフレームの上に張られた丈夫なキャンバス地を,シーツで覆った構造で,(そのおかげで)芸人たちは通常の喜劇の出し物に,見た目におもしろいさまざまな動きをつけ足すことができた。

➊いずれにせよ,サーカス界の伝承では,フランスの曲芸師,デュ・トランポリンが,今日私たちがよく知っている[馴染みのある]大規模で細かいネットのトランポリンの発明者だと認めている。➋デュ・トランポリンは,空中ブランコ曲芸師の中には,ブランコの下に張られた安全ネットを使用して,優雅に地上に飛び降りて出し物[曲芸]を終わらせる者もいるということに注目した。➌デュ・トランポリンは,曲芸師が空中で安全に跳び跳ねたり,体をねじったりできるような揚力と制御を与えてくれる最良の方法を見つけるために,ネットとフレームの設計のさまざまな組み合わせを試した。➍アメリカの体操選手のジョージ・ニッセンは,1930年代にデュ・トランポリンの基本的な設計をさらに改良した。➎ニッセンは自宅の車庫で作業をして,演者が飛び込みや宙返りの技術を披露できるトランポリンを作り出した。➏これらのショーは,真剣にスポーツに取り組んでいるコーチや運動選手の注目を集めた。➐このささやかな始まりから,私たちが今日知っているトランポリン競技は,世界中に普及していった。

➊しかし,トランポリン競技は単なる娯楽的なスポーツではない。➋1960年代には,アメリカの宇宙飛行士がトランポリンで訓練して,宇宙飛行中の(さまざまに)変化する体勢の練習をした〔←~の練習をするために,…訓練した〕。➌また一般に,トランポリン競技は骨や関節に不要な負荷を与えることなく,非常に健康的な(種類の)激しい運動を提供してくれる。

 

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