これはとある夢のVRMMOの物語。   作:イナモチ

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踊り狂う《不幸》の序章

本来〈アクシデントサークル〉とは1日に何回も大規模な現象を起こす事は無い。

 

〈アクシデントサークル〉は自然魔力のMPの濃さによって発動するもので、ジョブスキルのように使えばMPは消費される。

 

では何故ルンバに即死級の〈アクシデントサークル〉が頻発するのか。

 

それは《不幸》としか言いようが無い。

 

もっとも、その《不幸》は無差別に起こされている現象なのだが。

 

TYPE ワールド・ガーディアン【胡乱客本 ゴーリー】。

 

《不幸》という現象を起こすエンブリオの名前だ。

 

孵化したエンブリオが《不幸》を起こすものだったのは、マスターにとって予想され切った《不幸》の一つだった。

 

彼が山籠りをする事になったのは《不幸》故。

 

《不幸》にも衝突した【紅蓮術師】の《クリムゾン・スフィア》の方向を変え、飛んでいった先の【隠竜王】の隠れ家を吹き飛ばし、激発した【隠竜王】のブレスが〈アクシデントサークル〉に吸い込まれて転移魔法に変換され。

 

球状の転移魔法はマスターをピンポイントで撃ち抜いた。そして自然魔力の一番濃い魔境で今も《不幸》にもデスペナルティにならずに生き延びている。

 

せいぜい【ゴーリー】が起こした《不幸》など誰かに衝突する様にマスターを転ばせたこと。

 

衝突した相手が魔法発動中の【紅蓮術師】だった以降の偶然は、マスター自身の極まったトラブル体質によるものだ。

 

そしてマスターの最悪の《不幸》とは、己がその現象を楽しむ異常者だった事。

 

取り巻く《不幸》は彼を何が起きようと《不幸》にも生かし、《不幸》な事に彼を歪めた。

 

《不幸》によって長く生きるマスターは居るだけで《不幸》を起こす。

 

常人では耐えきれぬ《不幸》の渦中で嗤う異常者が生まれたのは《不幸》によるものだった。

 

そしてエンブリオの形態を5形態まで上げている今日のマスターの《不幸》は、理不尽を踏み倒す凶暴なメンタルを持ったルンバがマスターに会いにきたという事。

 

数々の〈アクシデントサークル〉を不死身のシナジーによって死から何回も這い上がってきたルンバにとって、もう帰りたいという一念だけが体を動かしていた。

 

現在のルンバは【大死霊】の名に恥じぬ姿と化した。フードはもう襤褸布だし、幾つもの致命傷を抱えながら幽鬼の如く稼働している様子は、見る者に異常な光景に対する生理的嫌悪を抱かせるだろう。

 

自分の体に幾つもの尖った岩や異常な気配を放つ折れた角を突き刺したまま【故旧賦活】のリソース吸収で〈アクシデントサークル〉を発動させるMPを根こそぎ奪って無力化する。

 

〈アクシデントサークル〉を文字通り死ぬ程体験したルンバが編み出した生存術だ。

 

〈アクシデントサークル〉を消去し得る《星侵超樹》は負傷が無ければ発動しない。だから継続して負傷する必要があった。

 

ルンバは〈アクシデントサークル〉で召喚された魔獣の角をへし折って自分に突き刺し、魔獣を放置して探索を続けた。ルンバにはそれが最適解だと言う直感があったからそうしたのだ。

 

実際、倒されないまま存在する魔獣の角は《星侵超樹》で再生するルンバの血を吸い上げて成長し、ルンバの肉や骨に癒着した。《窮鼠精命》の状態異常相殺が無ければ動けない程に。

 

《星侵超樹》は状態異常を相殺する代償に所有者の体を食い尽くそうとする《窮鼠精命》と魔獣の角が齎す負傷を回復させる為に全力稼働し、幾つもの〈アクシデントサークル〉のMPを根こそぎ吸い上げている。

 

もしレジェンダリアの自然魔力の供給が無ければルンバは《窮鼠精命》による自滅と魔獣の角の吸血によって死んでいただろう。

 

そして死の強行軍は確かに嗤い転げる異常者の元に辿り着き、プッツン、と頭の何処かで糸が切れる音がした。

 

Q .文字通り必死に会いに来た相手が起きた《不幸》を嗤っていたらどうしますか?

 

A .驥朱ヮ縲√?縺」谿コ縺励※繧?k??シ!(野郎!ぶっ殺してやる!!)

 

もうスカウトがどうなったって良い。コイツは殺す。

 

俺は角を無理矢理引き抜いて捨てて、【幽樹寵紋】にHPを流し込む。

 

角を刺したままだと戦いにくい上に《夢幻黒森》を併用するとなると、《星侵超樹》の回復のキャパシティを軽く上回ってしまう。

 

黒い森で嗤い転げる異常者を絞殺せんと《破壊不能オブジェクト》を差し向けるが、横合いから乱入者によってぶん殴られた事で根の軌道が逸れて外れた。

 

「あ、危なかったー。何これ。樹?」

 

黒い森は破壊こそ出来ないものの、物理的に干渉することは出来る。つまり、乱入者は比較的高い物理干渉能力を持っていると言う事。

 

乱入者は十中八九ターゲットのテイムモンスターだ。【獣戦士】も合わせて本人もある程度の自衛が出来ると見た。

 

【獣戦士】系統はテイムモンスターのステータスの上乗せが目的でなければ就くはずがない。

 

かつての俺のようにテイムモンスターを【従魔師】系統で強化しながら自身も戦う戦闘スタイル。

 

しかし奴のエンブリオがよくわからない。この〈アクシデントサークル〉の多さと規模に関係しているのか?

 

そしてターゲットが山籠りできている理由もわからない。ここは【大死霊】になって生物の弱点が消えた俺でさえ何度も《ラスト・コマンド》を発動する必要があったような魔境だ。

 

自分だけ、いやテイムモンスターも含めてこの環境で生存できるものなのか?

 

兎に角俺は今現在カーソンが進化準備中で戦えない。自分に有利なフィールドに出来る【霊公形代】は破壊されている。

 

であれば最初から最後まで不死身のシナジーで相手をすり潰すの一択・・・!

 

俺のHPをゴリゴリと削る黒い森の領域を一気に広げて相手の注意がそれた瞬間。

 

俺は鳥頭のテイムモンスターに向かって殴りかかり、【誇獣闘輪】の重さが乗った本命の一撃を叩き込んだ。

 

硬度、重量共に鈍器として申し分ない【誇獣闘輪】の殺傷力は遺憾無く発揮され、怪鳥のボディを致命的に減り込ませてから殴り飛ばした。

 

凹んで元に戻ろうとするサッカーボールのように、弾性を発揮したテイムモンスターの体は数メテルほど吹き飛ぶ。

 

「なにっ!?」

 

奴の驚く声が聞こえる。

 

これで奴を守れるテイムモンスターはいない。

 

驚いたように硬直する奴に向けて走り出し、奴を俺の殺傷圏内に捕らえた。

 

俺は大きく奴の頭頂部に【誇獣闘輪】を振り下ろすーーー

 

動作をフェイントに口に仕込んでいた毒針を目に向けて噴き出した。口に溜まっている血も同時に噴くことで奴の視界を塞ぐ。

 

俺は奴の手にレイピアがいつのまにか握られていたことを見逃さなかった。振り下ろすまでの間に不意打ちの刺突を決めようとしていたようだ。俺が千載一遇の機会に油断していると思ったか。

 

戦闘のど素人のように硬直しているフリが上手いようだが、俺の方が一枚上手だったようだな?

 

その手には乗らんよ。

 

顔全体に俺の血液が撒き散らされ、毒針が奴の目を刺した。目潰しだ。

 

痛覚をカットしていても感じる目の奥に感じた異物感に膝を屈して、俺の殴りやすい位置に差し出された頭を既に振り上げられた【誇獣闘輪】で撲殺する。

 

筈だった。

 

《不幸》な事に吹き飛ばしたテイムモンスターがそこいらの石を投擲して俺の腕に当ててきたので、狙いが思いっきり逸れて奴の耳を千切るだけに終わった。

 

かなり咄嗟に投げた投擲にしては精度が高い。偶然かどうかはわからないが俺にとって千載一遇の機会を逃した事は変わりない。

 

おまけに渾身の一撃を避けられて体勢が崩れている間に、《獣心憑依》で底上げされているAGIでテイムモンスターのそばまで逃げられた。

 

目に刺さった毒針を引き抜き、顔についた血を拭い去られてしまった。

 

流石に刺された目は治癒する時間は無かったようだが。

 

憎々しげで愉しげな表情で此方を睨んでくる様子は非常に見覚えがある。あの狂人【暗黒騎士】の浮かべる異常者の目だ。

 

「全く、久しぶりに人間がここまで来たと思ったら癖のある奴じゃないか!ええ!?」

 

ハァ。レジェンダリアに来たってのにコイツもかよ。全く、血の気が多い事だ。(特大ブーメラン)

 

だがーーー

 

コイツはそんなに強くない。戦い慣れしているし、人心の裏を突こうとする狡猾さを持ち合わせているが、狂人のように殺しても動いて、攻撃が致命的といった理不尽さが足りない。

 

確実に俺の格下。ただ、エンブリオが得体が知れない。

 

それに殺したか【気絶】すると思っていたテイムモンスターも意外とタフだ。

 

奴のAGIからして【獣戦鬼】も就いている加算分を考えると、テイムモンスターのAGIも中々のものだ。

 

STR、AGI、ENDの三つがバランスよく揃えているから、上位純竜級、遭遇した【詐食陸魚】並。よくテイム出来ているものだ。

 

しかしこれも〈アクシデントサークル〉で生存出来るとは思えない。

 

精々超級職並の戦力でなければ生き残ることすら困難な筈だ。そして奴らの身なりは俺のようにズダボロでも無い。

 

正面から対応していない証拠。特殊な対応策か・・・〈アクシデントサークル〉発生に関して心配する様子もない余裕な表情を見るに、コイツらが〈アクシデントサークル〉に干渉しているのか。

 

どちらかだな。俺も流石にこの異常な〈アクシデントサークル〉が発生していてはレジェンダリアという国すら作れるとは思っていないし、維持なんて出来ないと思う。

 

故に異常な〈アクシデントサークル〉にコイツらの手がかかっていると見た方が良い。

 

広範囲における魔力の操作・・・というより誘導か?エンブリオはやることが精密に成る程その分他に皺寄せが来る。範囲や威力も同様だ。

 

〈アクシデントサークル〉の条件を自力で達成するよりも、大雑把に魔力を移動させられれば〈アクシデントサークル〉を起こすのにそれで充分だろう。

 

自分達の場所にだけ〈アクシデントサークル〉を発生させないで、他者に押し付ける事だって出来る筈だ。

 

それを今〈アクシデントサークル〉を起こさないのは、誘導する自然魔力をエンブリオの出力以上に俺が吸収しているからだとすれば筋が通る。

 

俺の【故旧賦活】は無造作に吸い上げるだけだが、生前の【メガプランテスト】の吸収力は脅威の一言だった。ランクダウンした逸話級だとしても吸収力が特典に反映されるのは能力特性上、何らおかしくはない。

 

つまり、奴は自身のエンブリオを使えない可能性が高い。吸収の範囲外の距離を取られるのは不味いな。

 

〈アクシデントサークル〉を意図的に起こされては戦闘どころじゃない。

 

やはり全力の速攻で殺す。もとよりスタミナ切れとは縁遠いアンデットで不死身のシナジーを持っているのだから、たとえ特攻紛いでも問題はない。

 

俺は【忌騎融鎧】を装備した。【大死霊】になったとはいえ、自前の怨念供給など高が知れている。

 

全力の《デッドリー・エクスプロード》で満遍なく爆破するのであればストックしたスキルと怨念供給機能が必要だ。

 

俺は展開していた黒い森で全員を覆うドームを形成した。これで何処にも逃げ場は無い。

 

ドーム内の怨念の濃度をどんどん上げていく。

 

<オウッ!?ナンダコレー!

 

異常を感じ取った奴らが阻止する為に俺を殺して止めようとするが、【忌騎融鎧】の装備補正でAGIが50%上昇している俺には追いつく事など出来はしない。

 

俺は戦闘を避けて怨念の濃度を上げる事に専念する。濃度が上がるほど【高位霊術師】の奥義は威力を増す。

 

【大死霊】の《デッドリー・ミキサー》ではない理由は、密閉空間での発揮するポテンシャルが怨念を破壊のエネルギーに変えるよりも怨念を爆破させる方が高いからだ。

 

わかりやすく例を上げるならば、金庫の中身をミキサーで撹拌するよりも爆発物で爆破した方が威力が高い。

 

ダメージを蓄積している【瘴鼠衛衣】や【故旧賦活】は爆破に耐えられずに壊れてしまうので、爆破の瞬間、自分の身を操作した黒森の壁で守る。

 

逃げ場も無い奴らはここでデスペナルティだ。

 

それが思い通りになるのであれば。

 

そして《不幸》は起きる。

 

【ゴーリー】のパッシブスキルは自動発動型であり無差別無制御とエンブリオの中でも特に出力が高い。マスターですら【ゴーリー】の《不幸》に巻き込まれ、マスター本人の並外れた《不幸》で生き延びる程に災いを齎す。

 

〈アクシデントサークル〉の転送魔法を知っているならわかるだろうが、送られる先はランダムだ。自然魔力が多いレジェンダリアから王国付近まで飛ばされたマスターがいるように、転移範囲はレジェンダリアの領土以上の面積を収めている。

 

そして、転送魔法は転送先の自然魔力を必要としない。転送元の自然魔力で全てを賄っているから。

 

だからこの周辺では召喚の〈アクシデントサークル〉は発生しなかったが、〈アクシデントサークル〉の転送先になる事はある。

 

黒いドームの中に転送魔法の術式が乱舞する。

 

【ゴーリー】の唯一のパッシブスキル《招かれざる不可解な客》が発動した。

 

《不幸》にもルンバ達とは別の場所でレジェンダリア内で起きた転送魔法は、特級の怪物を送り出す。

 

それは唐突だった。

 

急に白い岩みたいなのが送られてくるものだから俺だってビックリする。

 

大理石のような質感の巨岩は微動だにせずにドームの中央部を占有し、それを見て追い込まれている筈の奴が急にゲラゲラと笑い出したのだから。

 

気が狂ったか?と疑うほど笑う様子は異常で、奴にはこの事態で何が起きているのか知っているという事だ。

 

俺はテイムモンスターを黒い森で足止めして奴と隔離した。上回られているSTRは質量で押し流す。

 

不利な状況になって尚笑い転げる奴の胸ぐらを掴んで詰問する。

 

「テメェ、何しやがった!オラッ!吐けや!」

 

腹パンを喰らって咳き込みながらも、奴は余裕を崩さずニヤリと嗤った。

 

「ゴホッ、カハッ!・・・ク、クフフ。何をしたかって?面白い事さ。」

 

面白いことだと・・・?コイツは白い巨岩の事を知っているのか?

 

「アレは何だ!言え!お前がアレをここに呼んだんなら知ってるだろ。」

 

コイツは〈アクシデントサークル〉の内容をある程度選ぶことが出来たのだろう。どういう原理かは知らないが、今はそれどころじゃない。

 

なんか白い巨岩から《殺気感知》は反応しないが《危機察知》が【詐食陸魚】の時並みに鳴っているのだ。《看破》も出来ないしすごくヤバいやつとしか分からない。

 

そもそもアレ、生き物なのか・・・?

 

奴は俺が困惑している様子を見てご満悦のようで口が軽かった。

 

ーーーそして何でもないかのように言った。

 

「さぁ?俺もあんな真っ白な奴は知らないなぁ。そもそもアレ、俺が呼んだわけじゃないし。うちの【ゴーリー】が勝手に呼んだ奴だからね。」

 

・・・・・は?

 

「勘違いしているようだけど俺達に〈アクシデントサークル〉をどうこうできる力なんて無いよ。」

 

こ、これは・・・嘘を言っているような顔じゃ無い。嘘を吐く必要すら感じていない。コイツのエンブリオの能力は自然魔力の誘導じゃ無いってのか・・・?

 

「出来るのは突拍子もない《不幸》を起こすだけさ。だからあの白い奴は《不幸》と呼ばれるようなものという事しか知らないね。」

 

誰にとっての《不幸》かは知らないけど、と奴は愉悦の表情で嘯いた。

 

オイオイオイオイ!!思いっきり、コイツらの存在そのものが厄ネタじゃねーか!?

 

そ、そう言えば前にもこんな事があったような・・・

 

白い巨岩がようやく動きを見せた。《危機察知》がより一層喧しく騒ぎだす。

 

あー。これは・・・死んだか?

 

岩がギミックのように展開されていく。特徴的な白い岩は何の変哲もないただのオブジェクト。もし《透視》を持っていた人物がいれば目を剥いて驚いただろう。

 

ーーーアレは巨大な卵なのだと。

 

そして転移の衝撃を受けて卵は孵化する。レジェンダリアの災厄は黒いドームの中で孵化して、その全体を大きく震わせる。

 

その余波だけで破壊されない筈の〈破壊不能オブジェクト〉のドームは粉微塵になるまで粉砕された。

 

俺はその衝撃的な光景を前に一見、場違いな事を思っていた。

 

ーーーあ!思い出した。【塞翁の虹運賽子】のマイナスLUCだ。なーんか似てると思ったがそういう事か。

 

この既視感は避けられ得ぬ死の予感だったのだと。

 

〈破壊不能オブジェクト〉を容易く粉砕した振動が俺達を纏めて粉砕した。

 

ENDとか防御力とか問答無用で粉砕する暴威に奴と俺の差など無いも同然。

 

あまりに大きな力は下位の存在を一纏めにして薙ぎ払うのだから。

 

【瘴鼠衛衣】も、【故旧賦活】も、アバターすら粉砕された俺に《ラスト・コマンド》は活用できない。

 

唯一圧倒的な硬度のみで耐え切った【誇獣闘輪】がその場に落ちる。

 

俺はそのまま《ラスト・コマンド》の効果時間切れでデスペナルティになった。

 

【《ラスト・コマンド》効果時間終了】

【蘇生可能時間経過】

【デスペナルティ:ログイン制限24h】

 

これはとある夢のVRMMOの物語。

種族レベルが低い卵ですら脅威になり得るのがレジェンダリアの〈アクシデントサークル〉だ。超級魔法ですら発生させる〈アクシデントサークル〉に通常の常識を求めてはいけない。

 

ーーーましてやLUCがマイナスの時に起こる〈アクシデントサークル〉になど。

 

ーーー其はとあるキメラの成れの果て。神話級の中でも最も短命で低レベルな〈神話級UBM〉の称号を冠する不滅の〈イレギュラー〉

子供の教育方針はどれにする?

  • 蠱毒にぶち込む
  • 普通の子供のように育てる
  • 子供の為だけの揺籠()で育てる
  • 放任主義。子供は勝手に育つ
  • 帝王に愛など要らぬ!!

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