渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

住宅街の緑

2024年06月10日 | open



横浜にあるこの公園のそばの
丘の上に長年住んでいた。
このあたりは馴染み深い場所。
びっしりと建ち並ぶ住宅街の
中に広い緑地公園があるとい
うのは、それだけで何か心が
落ち着く。
港のそばの山手なら根岸競馬
場跡地の森林公園がそうだろ
う。
都内にも大きな公園がいくつ
あるが、街に緑は欠かせな
い。
そして、都内も横浜も、意外
緑が多い。

横浜根岸森林公園


新宿区戸山公園


新宿御苑


考えてみたら、いつも大きな
公園のそばに住んでいた。
私が生まれて初めて二足歩行
をしたのは、生後10ヶ月の時の
新宿御苑だったそうだ。
はいはいせずにいきなり立っ
た。

1歳齢頃からの記憶はあるが、
この0歳児の頃の記憶は無い。
ただ1才からの記憶はいろい
ろある。家の中の様子、目黒
川の様子、隣りのおばちゃん
の顔、庭の蜜柑の木(現存)等々。
中目黒はコーヒー豆の香り漂
う街だった。

私の娘も全くはいはいせずに
やはり生後10ヶ月でいきなり
った。言葉を喋ったのは生
後8ヶ月だった。1才5ヶ月の
時にごく普通に大人と会話
をしていた。
公園に休日に親子で行くのは
ごく普通に毎週の事だった。
ママ友の公園デビューや陰湿
いじめなど世の中に無かっ
た時代。
公園は市民のまさに憩いの場
だった。
横浜も都内も公園に犬はOK。
リードをつければ犬と歩ける。
ごく普通の事だ。
住宅街の中の公園なのだから。

ちなみに、広島県三原市は
内住宅街の公園は一切犬同伴
禁止。
看板によると曰く「犬を連れ
公園に入らないでください。
公園はみんなのものです。三
原市」との事だ。
地方性の差異ではなく、民度
の違いだろう。
三原市内では警察までも一時
停止をせず、民間車両は全て
(全てである)逆走右折をする。
指摘すると逆切れする。
これは民度ではなく、地方性
だろう。
それが「常識」なのだから。
なお、障がい者用の駐車場に
も健常者たちは何食わぬ顔で
ごくフツーに駐車する。
そういうのが「常識」なのだ
ろう。
これも指摘したら指摘した側
が非常識、あつかましいと切
れられる。
どうやら、すぐ逆切れするの
も常識のようだ。常態だから
そうなのだろう。
なにも、組系や半グレのヤカ
ラ系がそれをするのではない。
ごく普通の主婦やおっちゃん
おばはんたちがそういった
態度を取る。
それはある意味、反社でない
者たちまでもそうした質性と
いう現実を示すもので、そら
恐ろしい。
非を指摘したら、気に入らん
じゃったらここから出て行
け、と集団圧力で対応してく
る。
変わった土地だ。

とか書くと、「地元ヘイトが
ひどい奴」とか触れ回る地元の
バイク乗りもいる始末。
ヘイトの意味さえ理解していな
い知力はともかく、ディスりで
はなく私は事実の出来事を書い
ている。
多くの「他所から来て客観的に
思った事が多い人たち」と同じ
目線で、物理的に現出している
事実を書いている。
住んでるとこをけなしたい奴な
どいない。
変なとこ、おかしいとこ、全国
レベルで日本人としてどうなの
か、という点があまりに多すぎ
るので、その事実を書いている。
私の事をとやかく言う前に襟元
を正したほうがいいだろう。
でないと、良い街になる筈もな
い。
「今のままが最高じゃけぇのぅ」
とか思ってるなら、今のまま。
街にも人にも、発展も進化も進
歩も無い。
「土足の足をテーブルの上に
載せるな」とは親からも学校で
も習わなかったのか。
だが、今はそれと同じような
事をしていて、指摘されたら
指摘したほうを悪く言って悪
に仕立て上げる。
それってどうなの?
心に緑はないよね。

 
 

 

 

 
 
 

 

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