シンガー・ソングライター、藤原さくら(28)がパーソナリティを務める9日深夜放送のInterFM「HERE COMES THE MOON」(日曜深夜0・0)に出演。5日に公式サイトで発表した歌唱を伴う活動休止することについて語った。
藤原は番組冒頭、歌唱活動の休止について切り出し、「本当に温かい声をたくさんいただきまして。私はすごく優しい気持ちになりました」とファンからの応援に感謝。「ご心配おかけしてすみません。ネットニュースとかになるって思わなくて、コメントをリリースして終わりって思ってたら意外と反響が大きくてどうしようって思ってたんですけど、でも本当に元気なので大丈夫です」と呼びかけた。
5日に更新された公式サイトの発表では、かねて歌唱時に耳と喉に不調を抱えていたことが記されていた。藤原は耳の状態について、4年ほど前から通常は閉じている耳管(耳と鼻をつなぐ細い管状の通路)が歌唱時に開いてしまうことがある「耳管開放症」を患ってるようで、日常生活に支障はない軽度なものだと説明。喉の状態については、発声時に歌いづらさを感じると語った。
「耳管開放症」の主な症状は、自分の声だけが大きく聞こえる自声強聴、めまい、耳鳴り、耳の閉塞感、聴力低下などがある。「私的には本当にネガティブではなくて、何か理由があってこの症状が出てるんだとしたら、〝休め〟って言われているような気がするっていう、すごいポジティブな解釈をしていて。また新しいことに挑戦する機会になるんじゃないかなと思っているので、そんなに悲観してないです」と改めて前向きな思いを吐露。「こうなるのは『ストレスが原因です』とか、しょっちゅう聞いて。どうしろって言うんだみたいなことありますけど(笑)。やりたかったけど、『時間がないしな』って言ってできなかったことをやったら見えてくることもあるんじゃないかなって思う」と今回の決断に至った思いを明かした。