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心配は最悪のエネルギー。

兵庫在住の女性E様は「旦那と別れたいけど、喪失感や経済的な不安に負けてしまって、別れることができない」と言った。昔から自分に自信がなくて、自分に嘘をついて、自分をごまかして生きてきた。モノを捨てたいのだけれど、捨てることができない。目に見えるものだけではなく、頭の中もいろいろな思考が渦を巻いていて、ごちゃごちゃしている。人と話すのも苦手で、思いはあるのだけれど言葉がうまくまとまらない。E様は、そのようなことを話した。

E様には思春期の子供がいて、勉強はしないくせに大学進学を望む。その理由が「みんなも行くから」という曖昧なモノなため、E様は「そんなお金を出す余裕はありません」と言う。だが、自分の子供に対してはどうしても甘くなってしまうため、結局、子供のいいなりになる。子供は、あの手この手を使ってE様をコントロールする。高圧的になったり、惨めさを演出しながら、E様を思う通りに動かそうとする。どうすればいいと思いますかと聞かれたので、私は「男の子なら、捨てればいいと思います」と答えた。高校卒業と同時に家を出てもらう。あとは自分でやってください。そうやって追い出さなければ、多分、子供は永遠に甘える。甘える子供も、甘やかす親も、永遠に自立しない。

E様は、自分のことを心配性だと言った。子供のことも、自分のことも、心配する。心配することが愛することだと言わんばかりの勢いで、心配する。私といる時も、大丈夫だと言っているのに「大丈夫?」と何度も聞く。こちらの言うことを聞かないで、自分の不安を優先する。会話の途中も「ごめんなさい」とか「つまらないですよね」とか「意味わからないですよね」と、乾いた笑いでごまかそうとする。そのすべてが、自分を傷つけているように見えた。不安なのはわかる。自信がないのはわかる。だが、それを理由に会話を避けるのは、本末転倒だ。なぜ、会いに来た。自分の内側にあるものを、外側に出すためじゃないのか。自分をよく見せるためではなく、へたくそでもいいから、自分の内側にあるものを認めるためではないのか。

E様は言った。ある人を好きになったが、自分の好きが重過ぎて、結局離れることになった。目に見えるものなら捨てられるけど、目に見えないものは捨てられない。どうすれば捨てられると思いますか、と。モノとココロは繋がっている。好きと未練がごちゃごちゃになった空間にいると、自分にとって本当に大切なものを見分けることができなくなる。だから、部屋を整理する。好きだから捨てられないのではなく、未練があるから捨てられない。だから、好きと未練を見極める。自分に必要なら残す。今の自分には必要ないと思ったら捨てる。捨てれば捨てるほど、自分にとっての大切が明確になる。苦しくなるのは、足りないからではなく、持ち過ぎているから。自立をするために、捨てる。

心配は最悪のエネルギー。心配は愛ではない。心配は情。心配は愛を奪う。愛は信頼。愛しているから心配するのではない。支配をしたいから心配するのだ。支配を手放し、愛に委ねる。所有(支配)の満足は薄く、常に「もっともっと」と求める。永遠の欠乏。それが心配。心配の裏側には「安心したい」と思うエゴがある。だが、子供は親を安心させるために生まれた訳ではない。子供を、他者を、自分の穴を埋めるための道具にすると、関係者全員不幸になる。自分の穴は自分で埋める。その力が、自立だ。自立とは、誰のせいにもしないこと。甘える先を見つけることではなく、困った時は、素直に助けを求められること。目には見えないものを捨てるために、目に見えるものから捨てる。少しだけ減らすのではなく、全部捨てる。本当に変わりたいと思ったなら「愛があれば大丈夫」と唱えて、全部捨てる。これから奈良に行く。

圭吾さん

先程は一緒に過ごしてくれてありがとう✩.*˚

今はまだ言葉が出てこなくて、自分が感じているものをどう表現していいのかわからないのですが、、
ただありがとうという想いだけでいっぱいです。

今はまだ京都駅周辺に居られますか?
もし近くに居られたら渡したいものがあるのでもう一度お会いできませんか?

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おおまかな予定

6月10日(月)奈良県奈良市界隈
以降、FREE!(呼ばれた場所に行きます)

連絡先・坂爪圭吾
LINE ID ibaya
keigosakatsume@gmail.com

SCHEDULE https://tinyurl.com/2y6ch66z

バッチ来い人類!うおおおおお〜!

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心配は最悪のエネルギー。|坂爪圭吾
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