INTERVIEW
事業所のスタッフとともに、あらゆる角度からお客様の健康サポートを。
作業工程も考えた献立づくりがモットーです。
大学を決める時は、就職に強そうという理由から食物栄養学科を選びました。ですが、栄養学を学ぶうちにその面白さに夢中になり、食事で病気を未然に防げる管理栄養士になりたいという思いを強くしました。当社へは、面接で感じた雰囲気の良さと、健康管理サポートに力を入れていることが決め手となり、新卒で入社しました。
研修期間は食堂の厨房に入り、パートスタッフに盛り付けから販売・片付けまでを教わります。管理栄養士は栄養素の組み合わせやカロリーだけを見て献立を作成しがちですが、いくら栄養面が満点でも、調理や盛り付けに手間がかかり過ぎる献立は、時間内においしく提供できません。実際に厨房に入って作業を体験することで、作業工程や効率を考えて献立をつくる大切さを学びました。今も調理スタッフに「今日は大変だった!」と言われれば、何が大変だったかを詳しく聞いて次回の献立づくりに生かすようにしています。
お客様の反応が直接得られる事業所が好き。
「お昼ご飯が楽しみ」「おいしかった!」そんなお客様の声を直接聞けることが、この仕事のやりがいです。自分の考えた献立がお客様の働く活力になる喜びは、とても大きいもの。当社では管理栄養士も事業所で一緒に作業し、お客様と接するため、机に向かって献立を作成しているだけでは見えない結果を直接見ることで、モチベーションの向上にもつながります。事業所のスタッフたちとのコミュニケーションも楽しいですし、業務が多岐にわたる分、毎日新鮮な気持ちで仕事に取り組めていると思います。
また、土日がお休みで長期休暇もあることは、社員食堂で働く魅力の一つです。もともと外食は好きですが、お客様に飽きられないメニューづくりの参考にできないか、以前にも増して休日に出かける先々で作り方や材料を意識して見るようになりました。
お客様満足を目指して、学び続ける管理栄養士でありたい。
仕事をするうえで、お客様はもちろん、パートスタッフと信頼関係を築くことを大切にしています。お客様の要望に対してスピーディーに対応するのと同じように、パートスタッフの話をきちんと聞き、聞いたら何かしら対応をするというのが、パートスタッフに対する誠実な仕事だと思います。当事業所のパートスタッフは、元気でにこやかな方ばかり。働くうえでの要望だけではなく、お客様目線での意見も言って下さいます。「お客様にトレーをお渡しする場所を変えた方がスムースに流れそう」という意見を受けて場所を変えたところ、混雑が解消されました。今後もパートスタッフとのコミュニケーションは、大切にしていきたいです。
また、毎年実施している顧客アンケートで満点を取ることも今後の目標です。感染症対策を踏まえて、たとえば健康情報を発信するセミナーなど、非接触型の健康サポートを提案していきたいと思っています。食事や栄養に関する情報は、日々更新されていきます。学生時代に学んだ知識に満足せず、最新の情報を取り入れて学び、伝え続ける管理栄養士でありたいです。
WORK STYLE
- 9:00
出勤
食堂の厨房にて弁当の注文があれば盛り付けを行い、パートスタッフと一緒に食堂のオープン準備をはじめます。
- 11:00
検品
納品された食材の検品を行います。引き続き、食堂での盛り付けや販売もサポートします。
- 13:30
事務作業
事業所の作業から得た情報やパートスタッフの声も生かして、献立を作成します。食堂に貼りだすPOPの作成や発注業務も行います。
- 16:00
在庫の確認
翌日以降に備えて在庫の確認を行います。併設する売店のサポートに入ることもあります。
- 17:45
退勤
デスクを片付け、退勤します。日によって30分ほど残業をすることもあります。