【婚活】結婚相談所を婚約退会して破局した話
はじめましての方もこれまでの婚活の記事を御覧いただいた方もこんばんは。
今日は明るくないけど、皆には是非私の屍を越えて欲しい!そんな思いで、結婚相談所を卒業したけどその後別れた話をします。
中には衝撃的すぎることも含まれるので、見たくない方は回れ右して戻ってください。
※性的な話・警察・弁護士・行政の支援窓口への相談などが含まれます。
先に進める方はどうぞ!
まず私が婚約退会したのは昨年(2023年)の12月。プロポーズを受けての婚約退会ではなく、同棲開始による婚約退会をしました。
結婚相談所の退会処理はとてもスムーズに行えました。
※この時点で成婚料22万円の支払い
12月31日の夜、初めて元婚約者が私の家にお泊りをして、そこから同棲が開始しました。
といっても、完全な同棲というよりは、3月までは彼が独身の社宅を借りたまま必要な荷物だけを持ってきているという半同棲状態でした。
日中普通に過ごす分には問題がなかったのですが、ここで退会後ならではの問題が発生。
多分みんな心のなかで思ってはいるけど言えない部分、結婚相談所にいる人にとって、一番ネックなのが「夜の営みの相性が確かめられない」ことじゃないかな。
私はこれまでの彼氏では一度も問題になったことはなかったんだけど、退会してみたら実際これが一番ダメで、最終的には自分が自殺を考えるくらいつらい思いをしました。
最初はとにかく痛くて、翌日まで続く位痛い。
それを元婚約者に打ち明けても、「無理はしてほしくないけど、レスにはなりたくない」と言われ、「君の負担になるならしなくていいよ」みたいな優しい言葉はかけてもらえませんでした。
正直、絶望しました。
でも、自分の工夫が足りないだけなんじゃないか、と思いナレソメ予備校の営みのアドバイザー、yuzuka先生を含むいろんな人に相談し、なんとか痛みを軽減できないか試してきましたが、やっぱり根本的解決は出来ずに終わりました。
それだけならセックスレス夫婦になるという道もあったかもしれません。
でも、例えばレスでいいと言ってくれたとしても耐えられない理由があと2つありました。
1つ目は、お風呂に入らない彼の体臭が臭すぎて眠れないこと。
消臭力もデオコも練り香水もいろいろ試したけど、本当に辛かったです。
特に部屋に染み付いた体臭がきつすぎて、夜鳥貴族でお酒を飲んでそのまま布団で寝るのは、私がお風呂にちゃんと入ってほしいと言っても、結局破棄に至るまで改善してくれることはありませんでした。
朝シャワーを浴びたときにはデオコは使ってたみたいだけど、朝のデオコの効果は夜にはもう…、でした。
もう1つは、プロポーズが最悪だったこと。
プロポーズの日の朝起きたら、衝撃のLINEが。「指輪を家に置いてきたので、会場まで持ってきてくれますか?」
これは流石にナレソメのプランナーさんがいるグループLINEで「こんな事言われた!」と相談しました。
そもそも彼は普段在宅勤務で、プロポーズの日に絶対に会社に行かなきゃいけない用事もなかった。
なのに私がプロポーズ後に受け取るはずの指輪を私に配達させる気なのが信じられませんでした。
この時点で、プロポーズ会場でビンタして帰れば良かったな、と今では本当に思います。
そもそもプロポーズの日を迎えるまでの2週間程度、私は彼の体臭問題で寝室からリビングに布団を移し、ハウスダストアレルギーなのに咳き込みながら上手く眠れない日々を過ごしていました。
そんなこんながあり、ナレソメの卒業式があった3/17の夜、周りの成婚カップルの幸せそうな姿を見て、お風呂に入りながら一人で泣きました。
どうして他のナレソメ女子たちはあんなに幸せそうにしてるのに、私は夜の営みの痛さに苦しみながら、悪臭に苦しみながら、ハウスダストアレルギーに苦しみながら、この生活に耐えてるんだろう。
その様子を、なんとナレソメのyuzuka先生は気付いてくださいました。
「今すぐ彼から逃げて」その言葉を受けて、翌朝起きてすぐ最低限の荷物をまとめて実家に帰りました。
夜の営みがつらすぎること、もう無理だからひとまず実家に帰らせてほしい。
それを伝え、実家に帰ってからは心身を休めながら婚約破棄のための弁護士探しをしました。
それと並行して、家に記載済みの婚姻届をおいてきてしまっていたので、役所に行き戸籍の不受理届を提出してきました。
これをしておくと、婚姻届を提出する際に不受理届を申請した本人が窓口に行かない場合の婚姻届出は全て不受理となり、勝手に戸籍に傷がつくことがなくなります。
恐らく本名で活動されている芸能人やインフルエンサーの方などは事前にやってらっしゃるかと思います。
合計で7名の弁護士と電話や対面相談をしました。
その中で、妥当な解決ラインを提示してくれそうな、婚約破棄の裁判経験もある弁護士さんにお願いすることにしました。
皆さんにここでお伝えしておくことは、「婚約破棄をする側」の弁護をしてくれる弁護士さんは多くないという現実です。
不当な婚約破棄の証拠(相手が浮気をしている等)が揃っていればいいのですが、そうでなければ、基本的には破棄する側がいくらかの費用を支払う側になります。
弁護士さんは相手から損害賠償なり慰謝料なり取れた場合の支払われた金額の何%を成果報酬に上乗せしますので、破棄する側の弁護は最低賃金で働くのと同じ行為です。
皆さんは他にも高単価な案件があるのに、敢えて最低賃金で働きたいと思いますか?
私はたまたま受けてくれる弁護士さんが見つかったのでラッキーでしたが、最悪の場合見つからないこともありますので、婚約する前は破綻した時のリスクを考えて慎重に婚約しましょう。
その後弁護士さんに正式に依頼をし、婚約は破棄ですと改めて伝え、元婚約者の連絡先は全てブロックしました。
そして社用携帯等が必要だったことと元々レンタル防音室の解体業者を呼んでいたことから、一度同棲していた家に戻りましたが、事前にそれを伝えていたにも関わらず、なんと当日内側からチェーンをかけて私が入れないようにしていました。
私が家賃も光熱水費も全部支払っている家を不法占拠しているにもかかわらず、です。
なお、同棲していた時は一度もチェーンをかけたことはありませんでした。
そこで流石に私も堪忍袋の緒が切れ、近所の交番に駆け込み、「そもそもASDで拒否できないのを知っているのに不同意性交をされている、私名義の家を彼に不法占拠されている」と伝えたところ、すぐに交番の警察官5名が不法占拠されている自宅まで来てくれました。
女性の警察官から「今すぐ必要最低限の荷物を持って元婚約者を追い出すことができますが、しますか?」と聞かれました。でも私は元婚約者の臭いが染み付いた私物を家に放置されても困るので「今すぐでなくていいから荷物を全部まとめて出ていってほしい」と伝えました。それを男性警察官の方が元婚約者に伝え、元婚約者からも話を聞いたそうですが、その時点で元婚約者は「菜摘さんと二人で話し合い、幸せな結婚生活をすることを望んでいる」と答えたそうで、警察官から「ストーカー被害に気を付けて、何かあったらすぐに110番してください」と言われました。
そして荷物の運び出しが終わったあと、弁護士の先生に連絡し、内容証明郵便を送ってもらいました。
以後元婚約者と直接やり取りをすることはなくなり、とても快適でした。
そして実家での生活に戻りますが、元々不同意性交と不法占拠をされていたので、その件をいろんな支援団体に相談したところ、「警察には事件として相談しましたか?」といったアドバイスがあったため、実家の所轄警察署の刑事課の方に相談したり、元婚約者と同居していた家がある千葉県警に相談したりしましたが、不同意性交としては証拠が揃っていないので厳しいということ、家の件については数カ月出ていかないのであれば「不退去罪」が成立したが、今回5/8には家から退去した旨の連絡が元婚約者側の弁護士から来ており、その後確認したところ確かに荷物がなくなっており鍵も家のポストに入っていたことから、不退去罪も成立しないというところ、今現時点でそれ以上接触を図ろうとするストーカー行為を確認できていないことから、刑事事件としては取り扱えないこととなりました。
結果良かったのか悪かったのか3/18に実家に避難してから5/17には元の家を引き払い新居に転居することができたので、平穏な生活を送ることができました。
新居の方の性被害相談窓口にも相談し、そこから「支援措置」という住民票の閲覧制限もかけていただき、最寄りの警察署の生活安全課にも行き、私が婚約破棄だと言っているのに元婚約者が私名義の家から出ていかなかった件について、「ストーカー行為の現行犯として当時の警察が対応しなかったのが不思議だ」と言われたりはありましたが、彼に関する情報全てを警察に伝え、居住地と勤務先の所轄警察署で連携して勤務先にストーカーしにきた場合も対応していただけることになりました。
これと並行して弁護士の方も対応を進めてくださっており、最初は損害賠償170万、慰謝料100万という暴挙の請求をしてきた相手方弁護士でしたが、「そもそも損害賠償の金額の内訳を明示せよ」と言ったところ「指輪代金以外は領収書がないものもあり、明示できないので指輪代金だけでいいから支払ってもらって、それで終わりにしないか」といった提案がありました。
「指輪を全て(元婚約者が退去した際、何故か男性用指輪だけ持っていかれていたので)此方に引き渡すのであれば、指輪代金の支払いは行う」ということで、私の激動の2ヶ月に終止符が打たれました。
それから元婚約者から私の弁護士への指輪の変換とお互いの弁護士の捺印済みの和解書が作成され、先週指輪代金を相手方弁護士の口座に支払い、弁護士同士で支払いの確認を行い、漸く私の婚約破棄は片付きました。
思えば本当にいろんなことがありました。
相手方弁護士の主張をそのままPDFで添付されてきたときには、事実無根の元婚約者の言い分が書いてあったり、Xで未だにナレソメ予備校の代表宛にメンションをしてアピールしていたりとストーカーの怖れが完全にゼロになったわけではありませんが、今は防御力の高い家に引越し快適に生活を送れています。
結婚相談所に払った50万円と、指輪代150万円は確かにお高くついたかもしれませんが、元婚約者と結婚せずに済んだことは何より幸せです。
また、私の苦悩に理解を示し、相談に乗ってくれた真の友人たち(指輪代150万円も友人が貸してくれました)、元婚約者の態度に私以上に怒ってくれた今好きな人と毎日連絡を取るきっかけになったことを思えば、価値のある体験だったのかもしれません。
長くなりましたが、私の婚約破棄体験談はここまでです。
今は元結婚指輪も困難をともに乗り越えた友人との友情リングにリメイク中ですし、好きな人に逆プロポーズすることを考えておりますので、自分の幸せな未来に向けて日々邁進しております♡
もし婚約破棄は退会後のパートナーとの悩みがありましたら、気軽にXのDMにご連絡ください✨
何かアドバイスができることもあるかもしれません。
■菜摘のX
■ナレソメ予備校の恩人のyuzuka先生のX
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