最近のニコニコ動画で、各党首討論が行われた際、アベシンゾー、緑のたぬき、そして維新、公明に、共産党の志位委員長が自衛隊をめぐる認識を問われ、フクロだたきにあっていたとネトウヨが拍手喝采していたようだ。
………だがちょっと待てよ。共産党は自衛隊の存在そのものを否定してはいないはずだゾ。
なにが問題かったら、
「アメちゃんが勝手におっぱじめた戦争に、自衛隊が駆り出される」ことなのだ。そして、
「戦闘行為があった時に、どういう行動が許され、その後どう結果に責任を取るのかが、戦場の現実から遊離している」ことも然りなのだ。
兎に角、今までの「専守防衛」の原則をかなぐり捨て、地球の裏側にまで戦争のために兵を出せるようにするための法改悪といえよう。

それからもう一つ。
北朝鮮危機が報道されるたびに、アベシンゾーの支持率が上がるという現象。わいはそれを見て、
「戦争って、お上がアオるだけじゃなくて、下からもムードがせり上がってくる相乗効果もあって起こるのだナ。」と感じたのでありました。

……こーゆー異様な空気感って、どこから来るのだろう?とおもっていたら、第二次世界大戦における、ナチスの戦争犯罪を裁くニュルンベルク裁判に於いて、ナチスのヒルマン=ゲーリング元帥が発した言葉の中に、今の政府の魂胆をみたような気がしたのであります!


ヒルマン=ゲーリング
「もちろん、一般市民は戦争を望んでいない。貧しい農民にとって、戦争から得られる最善の結果といえば、自分の農場に五体満足で戻ることなのだから、わざわざ自分の命を危険に晒したいと考えるはずがない。当然、普通の市民は戦争が嫌いだ。ロシア人だろうと、イギリス人だろうと、アメリカ人だろうと、その点についてはドイツ人だろうと同じだ。それはわかっている。しかし、結局、政策を決定するのは国の指導者達であり、国民をそれに巻き込むのは、民主主義だろうと、ファシスト的独裁制だろうと、議会制だろうと共産主義的独裁制だろうと、常に簡単なことだ。」

ギルバート心理分析官
――民主主義体制では国民は代表を通じて意見出来るしアメリカでは議会だけが宣戦する権利がある。

ヒルマン=ゲーリング
「それはそれで結構だが、意見を言おうと言うまいと、国民は常に指導者たちの意のままになるものだ。簡単なことだ。自分達が外国から攻撃されていると説明するだけでいい。そして、平和主義者については、彼らは愛国心がなく国家を危険に曝す人々だと公然と非難すればいいだけのことだ。この方法はどの国でも同じように通用するものだ。」(ギルバート心理分析官に対して)[34]
出典:ウィキペディア


………た、確かに!あの9・11米中枢同時多発テロのときも、ブッシュは愛国心をアオるべく、USAを連呼してたっけ。
そしてアベシンゾーも、先の党首討論で志位委員長に、
「敵が本当に攻めてきたらどうするんですか」
と聞いたのが引き金になって、雪崩を打って右派の党首らが畳み掛けるように志位委員長に総口撃を仕掛けたのだ。
これってゲーリングの言ってたこと、
「自分たちは外国から攻撃されている。」
にそっくりじゃあないか!
更には雪崩を打って畳み掛けた党首たちも、彼らに拍手喝采を送ったネトウヨも、志位委員長と共産党に対して、
「お前らは愛国心がなく、国家を危険に曝すヤツラだ。」
というレッテル張りをしているのと同じように思えてならない。

………ア●ウ太郎は、「ナチスの手口に学べ。」と言ってたけど、アベシンゾーから自民党ネットサポーターズに至るまで、すでにナチスの手口に学んでるじゃあないか!それどころか、ナチスの毒が回ってる。
党内のリベラル派は黙り込んでるし、ネットサポーターズのヤツラは集団陶酔してる雰囲気なんだもの。
シメにブログサーフィンで見つけた
「ファシズムの初期兆候」と、
「アベシンゾーの風刺コラ」
を貼りますヨ。
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今日も最後まで読んでくれてありがとう!

それでは、今回はコレで、
したっけね〜〜!





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