大丈夫。全部うまく行く。
京都在住の女性Y様から「人生的に詰んでいるから、坂爪さんに会いたい」とご連絡をいただいた。正しい私の使い方である。長年付き合った男性と最近結婚したが、結婚をした途端旦那が働かなくなった。家を買ったばかりなので、このままでは住宅ローンが返せなくなることは目に見えている。身の回りを整理することに決めて、ダンボール五箱分の服を捨てた。最近は起き上がることもできなくて寝てばかりいた。だが、坂爪さんが京都にいることを知り、布団を出ることができた。これしかない服を着て、家を出た。Y様は、そのようなことを話した。
私は、Y様に本と花を渡した。Y様は「泣きそうです」と言った。Y様から悲愴感は漂っていなかった。明るくて、笑顔で、優しくて、可愛らしくて、素敵な雰囲気の女性だった。だからこそ、誰にも話すことのできない苦しみも相当なものなのだろうなと思った。次の予定があったため、私たちはバス停に向かった。バスが遅れていたので、バス停の前でしばらく話した。話の流れとまったく関係ないけれど、私は、Y様の肌がとても綺麗なことに感動していた。雪のように白かった。「肌が信じられないくらい綺麗ですね」と言うと、Y様は「少し前から化粧品や美容品が合わなくなって、何もしなくなったら肌がどんどん綺麗になった」と言った。
私は「もしかしたら、家も肌も同じかもしれませんね」と、軽はずみに口にした。余裕がなくなると、ついつい足し算の思考をしてしまう。あれがダメならこれ、これがダメならあれと、追加で何かを足してしまう。それによって楽になるのなら良いのだけれど、空回りをして、深みにはまり、自分自身を見失う。多くの場合、問題が起きた時は、引き算の思考が役に立つ。「これがなければ生きていけない」と思っていたものが、実は、それがなくても余裕で生きていけるばかりか、なんなら身軽に生きることができるようになることは、決して珍しくない。深刻になると、深刻な自分に潰されてしまう。なんとかなる、なるようになるとリラックスをしていると、奇跡みたいな出来事が舞い込む。
Y様は「最近、臨時収入がありました」と言った。嫌な仕事を辞めて、嫌な人間関係を整理して、毎日をのんびり過ごしていると、なぜだかわからないけれどお金に困ることがなくなる。それほど節約しないで暮らしていても、財布の中には一定のお金が常にあり、別に贅沢をする訳ではないのだけれど、別に我慢をする訳でもなく、自然な形で日々を過ごせるようになる。人間社会の原理とは違う、自然の摂理があるのだと思う。人間社会が等価交換で成り立っているとしたら、自然の摂理は循環で成り立っている。植物は、酸素を作り出している。酸素がなければ、人間は生きていけない。植物は、生きているだけで、私たち人間の命を救っている。
最近、本や花を渡す時に「愛を込めて」と書いている。これだけだと小っ恥ずかしいので、自ら作り出したお米のキャラクター(魚沼さん)のイラストを添えて「コメー!」と叫ばせている。愛を込めてと文字に書く時、不思議なことに、自分自身を愛することができているような気がする。宇宙に主語はないと聞くが、誰かに愛を込める時、自分自身にも愛を込めているのだと思う。自分自身が、愛の光になっている。だからなのだろうか、本や花を配れば配るほどに、元気になる。時折、涙を流して喜んでくれる人もいる。自分がやっていることで、涙を流すほどに喜んでくれる人がいるということは、素晴らしいことだ。大丈夫。全部うまく行く。
圭吾さん
お会いできて本当にうれしかったです!興奮冷めやらず、今まだバス停のベンチで動けないまま書いてます。
綺麗な便箋に素敵な字のメッセージと、しおりの押し花(私の大好きなスミレ?)、頂いた本と一緒に返す返す眺めて、正念場を乗り切りたいと思います。(甥っ子姪っ子には同じ本を別で買ってやる予定!)
圭吾さんは優しくてカラッと熱い、素敵な人でした。荷物も少なくて、かっこつけてないのにちゃんとかっこいい、見ると何だか涙が出そうにぬくぬくあったかい人でした。
今、好きな人がいます。歳が離れていて、ここから一緒になるには難しめな案件なのですが、なんか上手く行く気がしてて、我ながら頭おかしいかも?とか思うのですが。
今の生活は良きタイミングで終わります。何も持たず、着の身着のまま流れて行こうと思います。きっと大丈夫!
また、事の顛末を報告させてください!
今日はありがとうございます🌻
おおまかな予定
6月9日(日)京都府京都市界隈
以降、FREE!(呼ばれた場所に行きます)
連絡先・坂爪圭吾
LINE ID ibaya
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE https://tinyurl.com/2y6ch66z
バッチ来い人類!うおおおおお〜!
コメント