今回は足し算、引き算、掛け算、割り算が入り混じった四則演算の問題です。
二桁、三桁と数字は少し大きいですが、順番を押さえて落ち着いて計算すれば正しく解ける問題です。
電卓を使わずに自分の力で正しく計算できるように復習しておきましょう。
問題
次の計算をしなさい。
122+11×10-144÷12
正しい計算順序を思い出しながら計算していきましょう。
解説
この問題の答えは「220」です。
このような四則演算を正しく計算するためには、計算順序がポイントとなります。
四則演算の計算順序
1・掛け算・割り算
2・足し算・引き算
この計算順序を押さえておけば、あとは計算するだけですね。
まずは掛け算・割り算からです。
この問題の掛け算部分は「11×10=110」割り算部分は「144÷12=12」と計算することができます。
掛け算・割り算を処理して、残りは足し算・引き算です。
122+11×10-144÷12
=122+110-12
=232-12
=220
となり、正答の「220」にたどり着きました。
よくある間違い
よくある間違いは計算順序を無視して、左から計算していくことです。
122+11×10-144÷12
=133×10-144÷12
=1330-144÷12
=1186÷12
=98.8333…
となってしまい、最後は割り切ることができません。
まとめ
普段電卓をつかう場面でも、計算式を見て順番を考えながらという機会はほとんどないでしょう。
学生時代を思い出しながら、計算にチャレンジしてください。
※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文・編集(監修):うおうお
数学の教員免許を活かし、個別指導・集団指導の学習塾で主に数学の講師として小学生から高校生までを指導。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。日々、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深掘りし楽しく伝えている。
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