人間を理解するための「わたしの中の“私”さがし」〜カーシー博士の「16タイプの性格」〜(1)
カーシー博士の「16タイプの性格」って何?
人は悩んだ時に、どうそれを乗り越えようとするか。ある人は、近くの神社に神頼みに行くかもしれませんし、またある人は、本屋の自己啓発コーナーに行き自分を変えようと試みるかもしれません。
かくいう、これを書いている“二等兵”こと私も、社会の荒波にもまれているうちに絶望し、願ったり、引き寄せたり、ツイてると唱えたり、読みまくったりしましたが、まぁ好転せず…。マジでUTU入り5秒前でうっすら光が見えたのは、類型論に出会い、自分を動かすOSがなんとなく分かり、人を動かしている違うOSとの差異を、理解できた時。
昔から同じようなことで悩んでいる
仕事で同じようなパターンで失敗する
コミュニケーションでイラッとするパターンがだいたい同じ
…と、私たち人間の中にはPCと同じようにOS(運行システム)がプログラムされていて、そのOSが定めた基本動作に沿って行動している(させられている)こと、同じ風景、同じ言葉、同じ出来事でも、アウトプットされる感情や思考、吐き出される言葉の種類が人によって違うことを理解できた時に、自分のいる場所(座標)が分かり、暗闇から脱することができたのです。
この理解に大きく役立った「カーシー博士」の教えを、皆さんと共有したいと思っております。
このカーシー博士、多くの人がつまづくコミュニケーションのコツについて、こう残しています。
もしも、私の欲求があなたのそれと異なる場合、私の欲求が間違っていると言わないでください。
もしも、私の信念があなたのものと異なる場合、訂正する前に一時停止してください。
もしも、同じ状況でも私の感情があなたのそれよりも強いまたは弱いように見える場合、私に他の感情を感じるように求めないでください。
もしも、私があなたの望むように行動しなかったり、行動しなかった場合、私にそのままにしてください。
今のところ、私はあなたに「私を理解してほしい」とは求めていません。 あなたが私をあなたのコピーに変えようとするのをやめる意思を持つときだけ、理解は得られるでしょう。
もしあなたが私の欲求、感情、信念、行動を少し認めてくれるなら、いつか私のやり方が間違っているようには思えなくなり、最終的には私にとって正しいものだと感じてもらえる可能性が開けてくるでしょう。
私を受け入れることは、私を理解するための第一歩なのです。
そうだ!カーシー博士の言うとおりだ!とか、あ?自分やってほしくないことを他人にやってるかも、など色々な感想があるかもしれませんが、人間を理解するため、まずは一番近くにいる他人こと「私」さがしを一緒にしていきましょう!
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